小倉 功

齢60をとうにすぎ、人生は真昼をとっくに越えて夕暮れからもはや日没を迎え、あとは夜を待…

小倉 功

齢60をとうにすぎ、人生は真昼をとっくに越えて夕暮れからもはや日没を迎え、あとは夜を待つばかりである。しかし、夜の方が楽しかったりする。何よりオレは夜更かしが大好きだ。

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  • さて、なに食おう

    酒のあて、夜食、遅い朝飯、昼飯飲み助の食いもンの覚え書き、です。

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前日に家の人が蛸を買ってきた。その日は他に食うモノがあったのでこの晩に食った。半分は薄く切って刺身で、後の半分を小さいぶつ切りにした。ぶつ切りのほうにネギと枝豆とごま油、おろしニンニク、昆布茶を入れてよく和えた。ナムルみたいなもんだな。芋焼酎をぐびり、蛸と枝豆をパクリ。言う事無し

    • その晩はカニかまを買って帰った。いつもよりちょっと高い、ほんの30円だが。そいつをオーブントースターで炙って残っていたかに味噌を添えた。そのままでも旨いカニかまだが温められてふんわりとして芳ばしくなっている。芋焼酎の水割りをぐびり、カニかまに味噌をつけパクリ。旨いじゃん。

      • その晩は、寒かったので暖かいモノが食いたかった。鶏ガラスープに豆腐と竹輪、たっぷりのおろし生姜を入れて醤油をひと回し、ぐつぐつ煮込んだ。芋焼酎の水割りをグビリと吞んでいるうちに煮えたようだ。スープをごくり。しみるなあ。生姜をこれでもかと入れたが大正解だ。汁だけで吞める。グビグビ。

        • 判りにくい写真で申し訳ない。その晩は大根を焼いて食った。厚めのイチョウ切りにした大根をフライパンに並べて中火でチリチリ焼いた。焦げ目がついてしんなりしたところをそのままパクリ。滋味というのか、じんわり旨い。缶詰のかに味噌を付けて、パクリ。芋焼酎の水割りをぐびり。パクリ、グビグビ。

        前日に家の人が蛸を買ってきた。その日は他に食うモノがあったのでこの晩に食った。半分は薄く切って刺身で、後の半分を小さいぶつ切りにした。ぶつ切りのほうにネギと枝豆とごま油、おろしニンニク、昆布茶を入れてよく和えた。ナムルみたいなもんだな。芋焼酎をぐびり、蛸と枝豆をパクリ。言う事無し

        • その晩はカニかまを買って帰った。いつもよりちょっと高い、ほんの30円だが。そいつをオーブントースターで炙って残っていたかに味噌を添えた。そのままでも旨いカニかまだが温められてふんわりとして芳ばしくなっている。芋焼酎の水割りをぐびり、カニかまに味噌をつけパクリ。旨いじゃん。

        • その晩は、寒かったので暖かいモノが食いたかった。鶏ガラスープに豆腐と竹輪、たっぷりのおろし生姜を入れて醤油をひと回し、ぐつぐつ煮込んだ。芋焼酎の水割りをグビリと吞んでいるうちに煮えたようだ。スープをごくり。しみるなあ。生姜をこれでもかと入れたが大正解だ。汁だけで吞める。グビグビ。

        • 判りにくい写真で申し訳ない。その晩は大根を焼いて食った。厚めのイチョウ切りにした大根をフライパンに並べて中火でチリチリ焼いた。焦げ目がついてしんなりしたところをそのままパクリ。滋味というのか、じんわり旨い。缶詰のかに味噌を付けて、パクリ。芋焼酎の水割りをぐびり。パクリ、グビグビ。

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        • さて、なに食おう
          18本

        記事

          野菜を食った。

          白菜がちょっとだけ残っていたのでザクザク切ったがあまりにもちょっとだったのでキャベツも二、三枚切った。思い付いて人参を少し厚めにスライスした。フライパンに多めの油、人参をゆっくり焼いていく。炒めじゃなくて焼く。焦げ目がつくくらい。それから、白菜とキャベツを入れてこれも焼く。焦げ目がつくくらい。塩胡椒して卵を1個割り入れてかき混ぜながら炒めて皿に盛った。余分な油は卵が吸ってしまった。匂いが甘い。 芋焼酎を水で割って、ぐびり。 人参と白菜を、パクリ。 コイツらこんなに甘かったか?

          野菜を食った。

          モヤシを食った。6

          2月半ば、つい昨日、ちょいと出かけたオレは気が付くと日陰を選んで歩いていた。暑い。どうした、地球! 人間の力でどうにかなるとも思わないけれど、やれることをやって行くしかないんだろうなあ。 そんなこんなで、その晩モヤシを食った。飽きない。モヤシ、えらい。 まずサッと湯がいた。 突然、ある店のバーニャカウダーを思い出した。うーん、面倒臭い。 取り敢えず小皿にオリーブ油と残っていたアンチョビ一切れを入れて箸でアンチョビをほぐしてチューブのおろしニンニクを加えレンジにかけた。パチパチ

          モヤシを食った。6

          その晩は、2月とは思えない陽気だった。アボカドに刻みネギ、そこにごま油と昆布茶であえてみた。なかなか旨い。マグロかイカでも有ればもっとよかったがこれでも充分焼酎が吞めた。海苔とかかけてもよかったなあ。

          その晩は、2月とは思えない陽気だった。アボカドに刻みネギ、そこにごま油と昆布茶であえてみた。なかなか旨い。マグロかイカでも有ればもっとよかったがこれでも充分焼酎が吞めた。海苔とかかけてもよかったなあ。

          久し振りに鰹節を削った。近所に鰹節が売っていなかったのでずっとパックのもので誤魔化していたが、やっぱり本枯れ節の削りたては抜群に旨い。香りと味に脳味噌の芯がジーンとする。半端なほうれん草と小松菜に出汁醤油をかけて、その上からたっぷり乗せた。

          久し振りに鰹節を削った。近所に鰹節が売っていなかったのでずっとパックのもので誤魔化していたが、やっぱり本枯れ節の削りたては抜群に旨い。香りと味に脳味噌の芯がジーンとする。半端なほうれん草と小松菜に出汁醤油をかけて、その上からたっぷり乗せた。

          モヤシを食った。5

          関東では去年より二週間早く「春一番」が吹いたそうだ。 暖かいのは有り難いが、なんだかおそろしいような気がする。 その晩もやっぱりモヤシを炒めた。 毎日食っても飽きない。オレの躰はモヤシと芋焼酎で出来ている。 塩胡椒してちょっとおろしニンニクも入れて、それから竹輪のスライスを入れた。なんとなく油が回った頃に、水、粉末の鶏ガラスープ、醤油を入れてよく火を入れた。もしかしたら思い付きでなにかしら少し入れたかも知れないが気分的なもので味や香りに違いは無い。 頃合いで水溶き片栗粉でとろ

          モヤシを食った。5

          モヤシを食った。4

          いつの間にか年が明けて、もうバレンタインデーだそうだ。 恐ろしい程の速さで時が経つ。 それでも毎日何かしらちゃんと食っておる。酒も呑む。 さて、その晩は、又モヤシを食った。 取り敢えずモヤシを洗って、フライパンを火にかけた。 うーん、すぐに火を止めて魚肉ソーセージをスライスして、それから又火をつけた。 油をひいてモヤシと魚肉ソーセージを炒めて軽く塩コショウ、それからケチャップをたっぷり入れてしっかり炒めた。皿に盛って、粉チーズとタバスコをこれまたたっぷり。 蕎麦猪口に芋焼酎を

          モヤシを食った。4

          モヤシを食った。3

          その晩は月がきれいだった。 それは兎も角、又モヤシを食った。 生で食いたかったが、前回書いたようにオススメされていないので止めておいた。そのうち生で食うかもしれないが、取り敢えず茹でてみた。沸騰したお湯にモヤシを入れて、もう一度沸いたところでザルにあけて水気をきった。熱いのでお玉を使ってギュッと抑えて水気を出した。 ボウルにオイスターソースと豆板醤、ごま油を入れ、モヤシを入れてよく和えた。 器に盛ったらタレがだいぶ残ったので素焼きしたピーマンを絡めてモヤシにのせた。 湯呑みに

          モヤシを食った。3

          モヤシを食った。2

          いつも仕事帰りに寄るスーパーではモヤシが一袋30円しない。なのでどうやって食うか考えも無く買ってしまう。 それで、帰って冷蔵庫に仕舞おうとすると野菜室には既にモヤシがあったりする。前日買ってまだ食っていないのだ。なのでとにかく昨日のモヤシを食わねばならない。 元々食うあてがあって買っていないので何の料理も浮かばない。 生で食ってみるか、な。 オレは前日のモヤシを丼にあけた。 こう書くと丼を「ドン」と読む人がいる。ドンブリだろう。丼ものをドンモノと読む人がいる。これがオレには

          モヤシを食った。2

          モヤシを食った。その1

          少しだけ涼しくなってきた。 たまには変わったモノやちょっと贅沢なモノを食いたいと思うが、いざその時になるとなんだか面倒で結局いつも食っている大した事の無いモノばかりになってしまう。 その晩は、モヤシを食った。 取り敢えず炒めようということになった。モヤシだけでは寂しい気がしたので魚肉ソーセージも入れることにした。モヤシと魚肉ソーセージ、なんということも無い組合せ、どちらかと言えばしょぼい。オレはどちらも好きだ。 さて、ソース味にしようか、中華風にしようか、ケチャップも良いかも

          モヤシを食った。その1

          夕べはなんだか疲れていたようだ。若芽と酢味噌を頂いたので、ほうれん草と胡瓜と蟹蒲を足してヌタにして食った。出来合いの酢味噌はちょっと甘めでオレには刺激が足りなかったので酢と辛子を足したら丁度よい具合になって、芋焼酎がグビグビ吞めた。 久し振りに味噌汁も作って飲んだ。

          夕べはなんだか疲れていたようだ。若芽と酢味噌を頂いたので、ほうれん草と胡瓜と蟹蒲を足してヌタにして食った。出来合いの酢味噌はちょっと甘めでオレには刺激が足りなかったので酢と辛子を足したら丁度よい具合になって、芋焼酎がグビグビ吞めた。 久し振りに味噌汁も作って飲んだ。

          イカの炒め

          色んなモノが値上がりしているが、まだ何とか生きている。 この国もそうだがよその国も災害に見舞われて大変だ。戦争も終わらない。 イカだ。 スルメイカのなんと高いことか。 種類なんぞこだわっていられない。冷凍のカットイカというのを買ってみた。中華のうま煮なんかに入っている身の厚いやつだ。 どうしたものか、まず塩水で解凍してみた。その間に野菜室でしょんぼりしている胡瓜を見つけたので半割にして厚めにザクザク切った。ピーマンを細長くしたような辛く無い唐辛子もしょんぼりしていたのでザクザ

          イカの炒め

          狐豆腐

          そう言うわけで、この晩は狐バージョンだ。 油揚げの煮たのが食いたかったのだ。 例によって豆腐は軽く水切りして、めんつゆで煮た油揚げやら茗荷の千切り、塩もみしたキュウリ、千切り生姜、千切り大葉などのせて、めんつゆをかけた。 狸豆腐と大して変わらない。 とにかく、芋焼酎に炭酸を注ぎぐびりとやって、油揚げと豆腐をパクリ。 油揚げの味が上品過ぎた。もっとこってり下世話な方がよかった。 ぐびり、グビグビ。 文句を言いながら、不味い訳ではなく、ほぼサラダのようなものだから健康的に酔っ払っ