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平野啓一郎|旅・食・日常

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気楽な旅の記録、美味しいものの話題、日々のよしなしごと、等々。
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2015年10月の記事一覧

再びブダペストへ【2】(2015/10/15)

再びブダペストへ【2】(2015/10/15)

(つづき)

これまた美しいアール・ヌーボー建築のフォー・シーズンズ・ホテル。

ハンガリー名物のフォアグラ。

向こうに鎖橋が見えるの、わかります?

地下鉄。

おもしろい建物がたくさん建っている由緒ある動物園。

アレクサンドラという書店の内部。

元々、舞踏会場付きのカジノだったとか。

ブック・カフェという非常に美しいカフェ。

……といったところです。

ブダペストは物価が安く、高級ホ

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再びブダペストへ (2015/10/14)

再びブダペストへ (2015/10/14)

こんにちは。

ハンガリーから帰国して、もう、二週間ほど経っているのですが、
もう少し写真があるので、アップしておきます。

ペーチという街から、再びブダペストへ。

夜景。

王宮の丘と鎖橋。

夜のドナウ川の闇というのも、『透明な迷宮』に出てきました。

西駅隣の通称「世界一美しいマクドナルド」。

味は世界共通。。。

自転車道が整備されてます。東京も、これくらいやってほしい。

大変立派な

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ヴィラニという村へ (2015/9/27)

ヴィラニという村へ (2015/9/27)

ヴィラニというワインの醸造所がずらーっと立ち並んでいる村まで遠征。

そのうちの一つで、試飲させてもらいました。

ここのワインは、一切卸していなくて、全部、併設されているレストランで飲まれているんだとか。

記念に、壁にコインを埋めていくそうで、僕も五十円玉をピタッ。

こんな風景です。

レストランで食べたシュークルートみたいな料理。キャベツの酢漬けですが、流石ハンガリー、パプリカが入ってます

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ペーチに来ています【2】(2015/9/26)

ペーチに来ています【2】(2015/9/26)



ネオロマネスク様式の大聖堂。内部の装飾は非常に美しいです。

この日はいい天気でした。これ、青空です。

司教館のベランダにリスト発見!

この地にコンサートに来た彼が、今夜の客の入りを心配して、様子を窺っているところだとか。僕は、ベランダにちょっと姿を見せて、ご婦人方にキャーッ!と言われたかったのではないかと思うのですが(笑)

街中にもリスト、ありました。

キラーイ通り。1846年に滞在

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ハンガリー南部の第五の都市、ペーチに来ています (2015/9/26)

ハンガリー南部の第五の都市、ペーチに来ています (2015/9/26)

ペーチに来ています。

クロアチアとの国境に近い、ハンガリー南部の第五の都市。
古い美しい町ですが、学生が多く、活気があります。

ミシナ山のテレビ塔から町を見下ろすとこんな感じ。

その後、街中を散策。

国立劇場

19世紀末の建物で、決して大きくはないですが、美しいです。

トルコ風呂の遺跡。テルマエ・ロマエ的な。

…… 丁度、ペーチの日というお祭りの日で、なぜか、サンバ・カーニヴァルに遭

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『透明な迷宮』の舞台 ブタベストへ (2015/9/22)

『透明な迷宮』の舞台 ブタベストへ (2015/9/22)

翌日はブダペスト観光。鎖橋から王宮の丘まで。
短編小説「透明な迷宮」の舞台です。

ブダペストには、以前に一度、
冬に来たことがあるのですが、

その時の記憶と、
自分が書いた小説の世界とが、
目の前の風景と重なって、
ふしぎな体験でした。

岡田というあの小説の主人公が、
独りでふらふらその辺を歩いていそうな感じがしました。

王宮の丘に上るためのケーブルカー。

ケーブルカーの駅。洒落てます

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ハンガリーに来ています(2015/9/22)

ハンガリーに来ています(2015/9/22)

『透明な迷宮』の舞台、ハンガリーに来ています。

ペーチという古い町のライター・イン・レジデンスに招待されていて、
今月末までの滞在予定です。

最初にブダペストに2泊する予定だったのですが、幾つかの誤算が。

まず、乗り継ぎのフランクフルト空港で、2時間以上の飛行機の遅れ。

で、深夜に疲労困憊して空港に着くも、
迎えに来ているはずのドライヴァーと連絡が取れず。

幸い、待っててくれたんだけど、

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「平和の夕べ」コンサートに朗読者として参加しました!(2015/8/14)

「平和の夕べ」コンサートに朗読者として参加しました!(2015/8/14)

8/5の広島に続き、

8/11に東京のサントリー・ホールで催された
「平和の夕べ」コンサートに、アニー・デュトワさんと朗読者として参加しました。

先日コンサートの動画がNHKニュースで流れていました。こちらです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150812/k10010186941000.html

読んだのは、広島市出身の作家で、
自らも被爆者だった原民

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東川国際写真フェスティバル(2015/8/11)

東川国際写真フェスティバル(2015/8/11)

東川国際写真フェスティバルに出席してました。

僕は東川写真賞の審査員をやってまして、毎年この時期は、
その授賞式のために北海道の東川町に行きます。旭川空港から車で30分。

受賞者の皆さん。国内作家賞、海外作家賞、新人賞など、幾つかの部門があります。

レセプションでは毎年恒例の鹿肉解体ショー。

さばいてるのは、元町議会議長のディアーハンター氏。
美味!

最後はお皿の上でこうなりました。

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マルタ・アルゲリッチと広島交響楽団との共演(2015/8/6)

マルタ・アルゲリッチと広島交響楽団との共演(2015/8/6)

マルタ・アルゲリッチと広島交響楽団との共演「平和の夕べ」コンサートで、原民喜の「鎮魂歌」とチャールズ・レズニーコフの「ホロコースト」の一部を、アニー・デュトワさんと朗読してきました。

朗読は、アニーさんに助けられつつ、なんとか無事に終えられたのですが、ベートーベンのピアノ協奏曲第1番がとにかく素晴らしく、忘れられない一夜となりました。

ホテルから見下ろした広島城。

ポスター。

楽屋。

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瀬戸内寂聴さんにインタヴュー。その後、祇園「ゆたか」へ (2015/7/30)

瀬戸内寂聴さんにインタヴュー。その後、祇園「ゆたか」へ (2015/7/30)

京都造形芸術大学で、
飯田橋文学会による「現代作家アーカイヴ」企画第三回目として、
瀬戸内寂聴さんにインタヴューしてきました。

『夏の終り』、『美は乱調にあり/諧調は偽りなり』、『源氏物語 現代語訳』と、代表作を三作選んでいただき、それらを柱としつつ、キャリアの全般にわたってお話を伺いました。

いずれ、飯田橋文学会のHPにも動画をアップしますので、どうぞ、お楽しみに!

そのあと、祇園の「ゆた

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長崎に取材にいってきた (2015/07/23)

長崎に取材にいってきた (2015/07/23)

毎日新聞に連載している
『マチネの終わりに』の取材で、
長崎に行ってました。

何度か来たことがあるのですか、
いい町ですね。

サイズ感も、
海があって山があって、という風景も。

ちゃんぽんのオススメをSNSで訊ねたところ

圧倒的多数の人が名前を挙げた中華街の江山楼。

1500円。確かにおいしかった!

グラバー園の坂道エスカレーター。長い。。。

旧オルト邸。

雨の日の名所旧跡巡りはい

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