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DeepなIT時事(2022)

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ググってもでてこない雑誌を中心に集めたちょっとディープなIT時事ニュースを書いていきます。
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デジタルツインについて

デジタルツインについて

デジタルツインと呼ばれる技術が製造業、建設業、流通業を中心に適用され始めています。

デジタルツインって何?

という方向けにご紹介しますと、
デジタルツインとは「リアル世界の情報をIoTセンサで収集し、仮想空間で再現する技術」です。

業界によって利用用途は様々ですが、製造業では工場の遠隔管理やトラブル対応の効率化に利用が進められています。

また、センサから収集したデータをAI分析し、設備等の

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ロードマップを作ろう。

ロードマップを作ろう。

ITの進歩が早い今日。

既存のビジネスモデルが数年先に残っている保証はどこにもありません。

AIによって、士業の大半の業務も不用になるといわれます。

そこで、数年先を見据えた事業戦略•転換が必要です。

今後、10年間の市場の変化をリスト化してみましょう。

新たな法律、技術革新、環境変化、人口等、、探せばいくらでも出てきます。

今後10年分の市場変化をリスト化してみると、必要な技術や新た

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富士通が部課長をFIRE??

富士通が部課長をFIRE??

富士通は、50歳以上/課長職以上の社員の早期退職実施を発表しました。

某筋によると、なんと約3000人が対象になるよう。

この早期退職募集の背景には、「会社全体の売上目標が未達のため」「DX人材へ転換」の2つが公な理由です。

近年、AIやローコード/ノーコード開発をはじめとした最先端技術がじわじわと普及しています。

そんな中、新たな社員教育や事業転換が必須となります。

事務職に関しては、

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XRについて

XRについて

XRと言うと、AR、VR、MRを指しますね😀

FaceBook(Meta)がVRを活用した仮想空間の実現に注力していますが、まさにアレです。

日本においては、2015年-16年あたりからARやVRを業務で利用するベンダーが誕生してきました。

主には遠隔地のサポートやVR教育研修がありましたね。

通常、企業は5年先の未来を見据えて経営戦略を立案します。

そして5年後の今、ARやVRは少し

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最近のAI人材の価値

最近のAI人材の価値

AI人材と言えば、世界中で獲得競争が起きていますね。

今から9年前、
日本のIT大手がデータ分析人材の獲得を開始しました。その数、数十人規模(笑)

それが2013年には数百人の獲得に変わっていき、データ分析人材からAI人材が注目されはじめました。

2015年、
トヨタ自動車が世界のAIトップ人材を獲得したことは非常に大きなニュースになりましたね😁流石です。

そしてその後はAI人材に「年収

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ヘルステックについて

ヘルステックについて

Covid-19の影響もあり、「ヘルステック」が世界中で増加しました。

感染有無をチェックできるサービスから、ストレス度の把握、メンタルチェックもあります。

この機会にヘルステックに参入しよう!と検討する企業もまだまだ数多く存在します。

と言いつつも、
実はヘルステックは既にかなりレッドオーシャン。

2015年、
従業員50人以上を雇用する企業には従業員のストレスチェックが義務化されました

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オープンイノベーションについて

オープンイノベーションについて

オープンイノベーションと言うと、一般的に大企業とスタートアップの連携が想像されます。

大企業は①自分たちが持っていない技術を利用したい、②他の業界へ参入したい、が主な目的です。

一方のベンチャーは資金獲得が一つの大きな目的でもあります。

多額の資金を提供してもらい、それで食い繋いでいきます。

このオープンイノベーションですが、実は2014年くらいから頻繁に聞かれるようになった言葉です。

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海外でのデータ保管について

海外でのデータ保管について

近年、日本人の個人情報が海外に保管されていることに焦点が当たってきています。

事の発端は、LINEの会話履歴が中国で無造作に保管されていた事です。

ただ、実は昔から海外での保管については問題視されています。

それは、今から8年前の2013年。

米国政府が違法に暗号を解読して(米国に保管されている)他国のデータを閲覧していた、という事件がありましたね😀

つまり、2013年から海外でのデー

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