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Vol55 移住を成功させる「5つのSTEP!」


「田舎移住をしたいが何から始めればいいのか?」「田舎移住をしたいが中々進まない」といった方に向けて、書籍『移住を成功させる「5つのSTEP」』を発売しましたので、その中身を少しだけご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 執筆の理由


移住専門FP(ファイナンシャル・プランナー)として、これまで18年間の活動から、2500組以上の移住相談に応じ、200組以上の移住者をサポートしました。
しかし、移住希望者の多くは、「移住」という夢の実現に辿り着けません。
移住を断念する人には、いくつかの共通点があります。
私は出来るだけ多くの人に、「移住」という夢を実現していただきたく、2012年に論文「田舎暮らしを探求する人への移住プランニング」を発表しましました。

FP(ファイナンシャル・プランナー)の視点から、「移住資金」の準備方法等に着目し、「移住に成功する5つのSTEP」を提案しました。

移住がブームになるにつれて、同様のタイトルの書籍を散見することかできます。
しかし、お金の専門家FPとして「移住資金」に焦点を当てて、金銭面および移住後の経済的自立を目的とした「5つのSTEP」を提唱する書籍はこれだけであると自負しています。

移住資金に焦点を当てた理由は、「移住を途中で断念する人」の一番の理由が「移住資金の不足」だからです。

2012年に発表した論文は「移住の指南書」として高い評価をいただき、日本FP(ファイナンシャル・プランナー)協会主催の論文大賞において、2012年全国最優秀論文賞を受賞しました。
今回は、2012年に発表をした論文「田舎暮らしを探求する人への移住プランニング」で提案をしました、「移住に成功する5つのSTEP」をわかりやすく加筆し、再度書き下ろしたものです。


2⃣ 内容について

私の唱える「5つのSTEP」は次の通りです。
大きな特徴として、すべて家族単位で書いています。
もちろん、単身で移住される方もお読みいただけます。
家族単位にしている理由は、「移住」は人生の大きな転機となるもので、とても前向きな行動であるからです。
例えば、夫婦でご主人だけが移住をするのではなく、「できるだけ家族で移住をしてもらいたい」と、強い思いがあるからです。
もしも、ご主人だけで移住をするのであっても、移住は家族を巻き込んだものとなります。
また、「移住資金」を考えたとき、家族で対策をした方が、移住資金を準備しやすい点もあるからです。

1.STEP1 家族のコンセンサス
2.STEP2 家族のビジョン
3.STEP3 家族でソリューション
4.STEP4 家族で体験
5.STEP5 家族のTo・Do・List

STEP1 

家族、会社、友人、両親など周囲の了解を取ることとしています。
このことを最初のステップとしている理由は、移住を途中であきらめる理由に、「奥様や周囲の了解を得られない」があるからです。

STEP2、およびSTEP3

キャッシュフロー表を作成し、移住資金の解決をする手段ををお伝えします。
ここを疎かにすることで、最終的に移住を実現できない人が多くいるからです。

STEP4

移住地探しの方法をお教えします。
移住地探しは一番楽しい反面、一番大変です。
移住を希望している人ではなく、実際に移住した人の決め手となったPOINTをお伝えします。

STEP5 

移住時の準備をお伝えします。
また、ここでは移住後の地域に溶け込むときの注意POINTなどを
お伝えします。


3⃣ 最後に・・・


2019年末からの新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちの暮らしは大きく変化を致しました。
テレワーク等が定着し、居住地を選ばないビジネスマンが増えました。
また、都市から地方への人の流れを作ろうとする国の施策もあり、地方に目を向ける人が増加をしましました。
とくに、近年では、若い世代の移住希望者の増加が顕著にみられます。
若い世代は、情報に強く田舎移住に抵抗が少ない一方で、移住を安易に考える面もあります。
また、若い世代は資金面に弱いことから、移住を実行できないでいます。

こうした社会背景をとらえて、資金面のクリアに重点をおいて加筆し、再度、書き下ろしました。

今回の「移住に成功する5つのSTEP」は、移住を希望する皆さんに、ぜひ移住を実現していただきたく書きました。
私の提案する5つのSTEPが、すべての皆さまにマッチするものではありませんが、少しでも夢の実現にお役に立てれば幸いです。

4⃣ TOPの画像

最後に私のおススメ地域をご紹介します。


北海道紋別市

オホーツク海が目の前に広がる紋別市のトレードマークが、大きな蟹の爪のモニュメント。

流氷が去った後に水揚げされる身のしまった毛ガニと、流氷がシベリアから運んできた栄養ミネラル豊富なプランクトンがもたらすホタテが有名です。

その紋別市は「オホーツク紋別空港」もあり、東京からのアクセスも悪くありません。
厳しい気候だからこそ、美味しい海産物にあふれた町で、毎年遠くからやってくる流氷を楽しみにする暮らしも良いかもしれません。


最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。