見出し画像

【最新】米国株の今後の見通し:S&P500は遂に5000ポイントを突破も、Fear & Greed Indexは1年前の7%下落時直前と同様の水準にあることに警戒

みなさん、こんにちは!インベストリンゴです!

こちらの✉️ニュースレターでは、🚀ローンチに先立ち、日々、当社米国株アナリスト、並びに、彼らの最新のコンテンツを紹介していきます。

本日のアナリストは、🇺🇸アメリカを拠点に活動しているローレンス・フラー氏です。

自己紹介

フラー氏は、Investlingoにて、米国マクロ経済・大型株に関する執筆を担当しています。

フラー氏は、1993年に、メリルリンチ証券でファイナンシャル・コンサルタントとしてキャリアをスタートしました。

その後、ファースト・ユニオン・ブローカレッジ、モルガン・スタンレー証券、INGグループで同職を務め、30年以上にわたり個人投資家顧客の投資ポートフォリオを管理しております。

2005年には、Fuller Asset Management LLCを設立。

更に、2013年より、米国金融ニュースサイト「Seeking Alpha」にて、米国投資家に対して、マクロ経済・投資リサーチの提供を開始し、現在では、14,000人以上のフォロワーがおります。
また、フラー氏は、ノースカロライナ大学チャペルヒル校を卒業し、政治学の学士号を取得しております。

【先行アクセス(+特典付き)とニュースレターへの登録】

インベストリンゴは、🇯🇵日本初、🇺🇸米国株式投資に特化した金融のプロフェッショナルが集まる📱メディアプラットフォームです。

🚀ローンチに先立ち、✉️ニュースレター経由で、彼らの最新のコンテンツを日々紹介しております。

インベストリンゴ公式ホームページはこちら

米国株投資家の皆様は、是非、上記リンクより、メールアドレスをご登録頂き、完全版の弊社レポートを、日々、無料でご覧頂ければと思います。

ご登録頂けますと、過去のレポートも全て無料でご覧頂けます。

また、X(旧Twitter)上でも、日々、米国株式市場に関する情報を配信しておりますので、是非、フォロー頂ければと思います。

X(旧Twitter):インベストリンゴ公式アカウントはこちら

最新のレポート紹介

【最新】米国株の今後の見通し:S&P500は遂に5000ポイントを突破も、Fear & Greed Indexは1年前の7%下落時直前と同様の水準にあることに警戒

Ticker: SPY / 1483文字 / 所要時間3分程度 / 強気

サマリー

  • 遂にS&P500は5,000の大台を超えたが、水面下では幅広い銘柄で株価の調整が続いている。

  • そして、これらの調整は、今後、更なる下落が迫っていることを示唆していると見ている。

S&P500がついに5,000というマイルストーンを突破した。

経済と市場のファンダメンタルズがこの水準を正当化するとしても、2024年の比較的早い時期に、指数水準で多くの好材料を織り込んだように感じられるのは確かであり、さらに、長年の強気派も同様の意見を持っているようである。

金利上昇の環境はほぼ過去のものとなり、私たちは素晴らしい経済成長を目の当たりにしており、実際に、第4四半期の業績は市場予想を上回っている。

そして、インフレ率は今年後半にはFRBの目標である2%まで低下する見込みで、ソフトランディングは目前に迫っているように見える。

ただし、上記の要因を踏まえても、この2024年の年初でS&P500で5,000という水準は、少し出来過ぎているように思える。

そして、現在のS&P500の水準は、今年の予想PERで20倍強ということになっており、つまり、今後、すべてが予想通りに進まなければならないということを意味している。

ただし、現実としては、そのようなことはめったにないのが現状である。

それでも、「投資家が一斉に追い求めるマグニフィセント・セブンの影響を取り除けば、市場は宣伝されているほど割高ではない」、という事実を慰めにしたいというのも本音である。

実際に、イコールウェイト型のS&P500は16倍近くで取引されており、これがこの市場における真のバリュエーションであるとも言える。

私は、市場の幅が広がる(上昇する銘柄数が増える)につれて、マグニフィセント・セブンからそれ以外の銘柄へとよりローテーションが進んでいくと考えている。

しかし、実際にそれらのローテーションが本格化するのは、おそらく3月のFRB理事会で政策がより明確になってからと見ている。

昨年、S&P500が2度にわたって大きく下げたのは、いずれも金融政策に対する不透明感が根底にあったからであり、私は、今後1ヶ月の間に、もう1度調整局面が来る可能性が高いと見ている。

そして、その流れは、主要株価指数の水面下ですでに起こっている。

しかし、個別銘柄を幅広く分散したポートフォリオを保有していない限り、そのことに気づくことはないだろう。

実際に、長期移動平均線より上で取引されている銘柄の割合は、年初の50%強をピークに、昨年2月と8月のように減少してきているのである。

S&P500でも、現段階では同じ程度ではないが、同じような動きが見られてきている。

但し、次の下落で押し目を買おうとしている資金が多すぎるため、10%程度の全面的な調整はないと私は見ている。

しかし、S&P500が5,000と到達後の一端の利益確定は論理的であるように思える。

是非、下記リンクより、メールアドレスをご登録いただき、弊社レポートを日々無料でご覧いただければと思います。

インベストリンゴ公式ホームページはこちら

また、X(旧Twitter)上でも、日々、米国株式市場に関する情報を配信しておりますので、是非、フォロー頂ければと思います。

X(旧Twitter):インベストリンゴ公式アカウントはこちら

関連記事:米国株式市場見通し①

【最新】米国株の今後の見通し:S&P500の下落の可能性をテクニカル指標で探る

【米国株式市場見通し】S&P500種指数が史上最高値を更新も、当面はレンジ相場を想定

【2024年の米国株式市場相場見通し】- Part 1

そして、私たちは通常、こうした大きな節目を迎えると、人間の貪欲さが表面化するのを目の当たりにする。

CNNの恐怖と貪欲指数がその領域に達しているのは、今日も同じである。

実際に、1年前、S&P500が7%引き下げられる直前に、Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)がこの水準にあったことがまさにそれを表している。

ただし、読者の皆様に誤解して欲しくないことは、私は本稿で弱気な見方を示している訳ではないということである。

しかし、市場には時として休憩が必要であり、株価が一方向に永遠に進み続けることはないというのが現実である。

そのため、このような時こそ、今後押し目買いをするための大きな調整を待つべきである。

そして、実際に市場が下落し、市場の参加者が恐怖を感じ始めた際に、その恐怖を利用し押し目買いをするためにも、余剰資金を準備しておくことが大切であると見ている。

関連記事:米国株式市場見通し

【2024年の米国株式市場相場見通し】- Part 2

【米国株式市場見通し】SPY:足元の過熱感より、少し警戒が必要

【米国株式市場見通し】SPY:短期的には警戒が必要か

【米国株式市場見通し】SPY:インフレとの戦いは終了

【米国株式市場見通し】TLT:債券市場のラリーは一旦終了

【米国株投資】米国株式市場見通し / SPY:タカ派はハト派に転じる

【米国株式市場見通し】SPY:2024年の景気後退指標に注目

【米国株式市場見通し】SPY:足元の経済指標はソフトランディングを示唆
【米国株式市場見通し】インフレ戦争への勝利

【米国株式市場:最新の今後の見通し】S&P500種指数にテクニカル面で大きな買いシグナル

【最新】米国株の今後の見通し:FRBの利下げ時期にかかわらず、堅調な経済指標は引き続き株価をサポート

免責事項:ローレンス・フラーは、アメリカ合衆国で登録された投資顧問会社、Fuller Asset Management(FAM)のマネージング・プリンシパルです。本情報は、幅広い読者を対象とした教育目的にのみ提供されることを意図しております。その為、本情報は、特定の証券、投資、または、投資戦略を勧誘するものではございません。更に、FAMは、税務、法律、会計に関するアドバイスを一切行っておりません。投資には常にリスクが伴い、リターン、あるいは、元本が保証されているものではない点にご留意ください。FAMは、公正でバランスの取れた方法で情報を提供しております。その為、FAMは、本レポート上の情報が、虚偽、または、重大な誤解を招く記述、または、事実の省略を含んでいないと合理的に認識しております。また、特定の投資助言による過去のパフォーマンスは、特定の状況や市場の出来事、投資の性質やタイミング、投資に関連する制約についての知識がない限り、依拠すべきではありません。FAMは、チャート、グラフ、計算式、推奨銘柄について、説明・提示をすることがありますが、それ自体が、どの証券を売買すべきか、あるいは、いつ売買すべきかを決定するために使用されることを意図したものではございません。このようなチャートやグラフは、限られた情報しか提供しないため、それだけで投資判断をすべきではありません。その為、実際に投資をされる際には、資格を有する金融の専門家にご相談されることを強くお勧めします。ここに記載された意見はあくまでも当社のものであり、予告なしに変更されることがあります。また、言及された意見は、発表日時点のものであり、市場や経済状況の変化により変更される可能性があり、更に、必ずしもその通りになるとは限らない点にもご留意ください。

アナリストによる開示:私は、この記事で言及されている企業の株式に関するポジションを現時点で保有しておらず、また、今後5日以内にそのようなポジションを持つ予定もありません。また、本記事は、私個人の見解に基づき、独自に執筆したものです。私は、インベストリンゴからの報酬を除き、この記事に対して、いかなる報酬も受け取っておりません。また、本文書で言及している企業とは、いかなる商業的関係も有しておりません。

インベストリンゴによる開示:インベストリンゴは、当社コンテンツ・クリエイターが、自身の専門・得意領域に関する情報・知識を、当社のユーザーと共有する事を目的とする米国株特化型のコミュニティです。本サイトのコンテンツは、投資教育、並びに、投資情報の提供のみを目的としており、特定の投資家に対して、投資、税務、法律等のアドバイスを提供することを意図しておりません。加えて、Investlingo Japan合同会社は、日本においてライセンスを保有する証券会社、投資顧問業者、または、投資銀行ではございません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも、各コンテンツ・クリエーター個人の見解であり、Investlingo Japan合同会社の立場を反映しているものではございません。当社のコンテンツ・クリエーターは、個人投資家を含む独立したブロガー・アナリストから構成されており、公的機関等からの金融関連のライセンスを取得していない場合もございます。その為、本サイト上のいかなる情報も、インベストリンゴ、または、弊社プラットフォーム上の第三者による、金融商品の推奨、或いは、投資助言として解釈されるべきではありません。インベストリンゴは、弊社プラットフォーム上の情報に基づいて行われるいかなる投資決定に対して、一切責任を負わず、各ユーザーが単独で責任を負う点にご留意ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?