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【米国株式投資】メタ・フェイスブック / META:注目のメタバース・AI関連成長株の最新の決算・株価分析と今後の見通し(2024年2月2日 / 米国株式投資 / Meta / Facebook)

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本日のアナリストは、🇬🇧イギリスを拠点に活動しているマイケル・ウィギンズ・デ・オリベイラ氏です。

自己紹介

オリベイラ氏は、エネルギー・セクター、並びに、テクノロジー・セクターの専門家であり、「脱炭素化」、「AIによるデジタル化」、「脱グローバル化」の波が交差する「エネルギー・セクターの大きな転換期」を正確に捉え、より大きな投資リターンを実現することに主眼を置いています。

オリベイラ氏は、9年以上に渡る数々の企業分析を通じて、上記の分野における卓越した専門的経験を蓄積してきました。

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最新のレポート紹介

メタ・フェイスブック / META:注目のメタバース・AI関連成長株の最新の決算・株価分析と今後の見通し(2024年2月2日 / 米国株式投資 / Meta / Facebook)

Ticker: META / 2517文字 / 所要時間5分程度 / 強気

サマリー

  • 今年、メタは売上高で年平均成長率22%を達成できると見ている。

  • そして、現在、同社の株価は予想ベースの将来営業利益の15倍以下で取引されている。

メタへの投資テーマ

メタ(META)はプレミアム成長企業として認知されつつある。

これは、売上高が年平均成長率20%以上で成長する企業を意味する。

下記の私の分析から分かるように、2024年にはメタの売上高は年平均で22%成長すると推定され、さらに、同社のビジネスは非常に収益性が高いことからも、現在の同社株価は2024年の予想営業利益の15倍の水準となる。

さらに、メタは必要以上のキャッシュを持っているため、配当の開始と自社株買いによる株主還元によって投資家に報いることを決定した。

ちなみに、メタが配当支払者になるということは、今後、同社株を購入することになるであろう配当関連のETFが多数存在することを意味し、株価をさらに下支えすることになると予想されるが、それがこの株の真の原動力ではない。

しかし、それがこの銘柄の本当の原動力ではない。

これから、同社の決算を踏まえた私の見解を述べたい。

そして、私の中での同社株式の目標株価は、2025年夏までに630ドルである。

メタの当面の見通し

まず第一に、メタは有望な成長軌道を示している。

同社は効率性を重視しながら2023年をうまく乗り切り、大幅な売上高成長を達成している。

特にAIとメタバースに重点を置き、ユーザー体験に革命を起こす可能性のある先進的なAI製品とサービスの構築を目指していることは注目に値する。

ワールドクラスのコンピュート・インフラ、オープンソースソフトウェア、研究開発への長期的アプローチへの戦略的投資により、メタは進化するハイテク業界において確固たる地位を築いている。

さらに、Threads、Ray-Ban Metaスマートグラス、Quest 3複合現実(MR)関連デバイスのような製品の好調な業績により、メタは革新的な技術に対する需要の高まりを収益化するのに有利な立場にあるように見える。

同社の汎用知能研究への献身は、ユニークなデータからの学習と迅速な実験文化の育成に重点を置くことと相まって、技術進歩の最前線に居続けることへのコミットメントを示唆している。

しかし、こうした有望な展望の一方で、メタは大きな課題にも直面している。

主な課題のひとつは、完全な汎用知能を実現するという野心的な目標にあり、推論、計画、コーディングといった高度な認知能力を持つモデルを必要とする。

これは、同社が次世代AIサービスを提供するというビジョンのために克服することを目指している、手ごわい技術的ハードルを意味する。

また、同社は、将来のAIモデルの訓練と運用のための計算集約的な性質が高まっており、インフラとカスタムシリコン設計への多額の投資が必要であることを認識している。

特に欧州連合(EU)と米国における競争環境と規制の監視は、同社の事業運営に潜在的な障害をもたらしている。

同社は現在、連邦取引委員会(FTC)による既存の同意命令の修正案を争っており、これが不成立となった場合、同社の事業に悪影響を及ぼす可能性がある。

こうした状況を踏まえ、次にメタのファンダメンタルズについて説明しよう。

メタの売上高成長率に関して

メタの第4四半期決算は、前四半期に比べてハードルが低かった。

その結果、売上高が前年同期比25%増となったことは、魅力的ではあったが、ある程度予想されたことではあった。

ただし、本当に予想外であった点は、2024年第1四半期のガイダンスである。

ハイエンド(予想レンジの上限)では、メタの年平均成長率は30%にも達することになるのである。

これは大幅な連続増収であるだけでなく、前年との比較対象が著しく困難であるにもかかわらずの増収である。

さらに、市場のアナリストが以前同社に何を期待していたかを考えてみたい。

予想では、同社は第2四半期と第3四半期に10%台半ばの成長率で成長するとされていた。

そして、2024年に向けてさらにハードルが高くなるため、市場アナリストの期待は、私たちが得ている視界の広がりに比べて、完全に弱くなっている印象を受ける。

基本的には、2024年のメタの年平均成長率は、アナリストが予想していた年平均成長率18%ではなく、22%程度になる可能性が非常に高くなってきたように思える。

このような背景を踏まえて、メタのバリュエーションについて説明しよう。

メタのバリュエーション:予想営業利益の15倍以下

メタの営業利益率41%を2024年全体に適用した場合、同社の2024年の営業利益は690億ドルになる可能性があるということになる。

そして、これはGAAPベースのクリーンな業績である。

その上、赤い矢印を見ると、これにはReality Labsで発生した損失が含まれていることが分かる。

しかし、Reality Labsへの投資で受けた過去の悪い評判にもかかわらず、同社は素晴らしい資本配分を行ってきたという強い実績があることを忘れてはならない。

さらに、上の赤い矢印をたどると、Reality Labsが時間とともに収益基盤を拡大していることがわかる。

実際に、第4四半期にはすでに10億ドル以上の収益をあげているのである。

そして、ある時点で、これらの投資のリターンが減少するポイントに達した際には、メタは同ビジネスへの投資戦略を変更すると私は考えている。

つまり、そのポイントに達した際には、この分野への投資ペースを下げるだろうと見ている。

結論

結論として、予想営業利益15倍という株価バリュエーションは、メタの収益性と将来性を反映している。

また、配当の開始と自社株買いの実施を決定したことは、経営陣が事業に大きな自信を持っていることを示唆しており、より多くの投資家の関心を集めると見ている。

完全な汎用知能の達成という野心的な目標や規制当局の監視といった課題に直面しているものの、メタはAIやメタバース技術への戦略的投資によって、この分野における強力なプレーヤーとしての地位を確立している。

2024年第1四半期の予想外のガイダンスは、年平均成長率30%までの成長を示しており、市場のアナリストの予想を上回り、株価バリュエーションの倍率も上昇する可能性があると見ている。

以上より、私は、2025年夏までの同社株式の目標株価を630ドルと予想し、短期的見通しとして「強気」に見ている。

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アナリストによる開示:私はMETAに関するロング・ポジションを現在保有しております。また、本記事は、私個人の見解に基づき、独自に執筆したものです。私は、インベストリンゴからの報酬を除き、この記事に対して、いかなる報酬も受け取っておりません。また、本文書で言及している企業とは、いかなる商業的関係も有しておりません。

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