伊藤浅

片瀬江ノ島在住。 都内で家庭教師をしています。 絵や小説をかいたり、コーヒーやお酒を飲…

伊藤浅

片瀬江ノ島在住。 都内で家庭教師をしています。 絵や小説をかいたり、コーヒーやお酒を飲んだり、いろいろ。

最近の記事

岩手の日本酒 紫宙

こんにちは。 今日の都内は一日霧雨で、とにかく、さむい! そこで一日が終わったので一杯。 代々木上原の俊樹。 ビルの4階にある、気持ちのくつろぐお店。カウンターはいつも常連さんでいっぱい。 そこで今日の日本酒メニューを見ると、 新入荷で 岩手の 紫宙 という文字。僕は青森生まれだし、お隣、しかも南部のお酒ということで注文。 おつまみは青唐辛子醤油の栃尾揚げ。 これがめっちゃうまい。 紫宙は 口に含むとじゅわっと 日本酒のうまーい甘味が溢れる、 ちょっと昔懐かし

    • 下北沢の駅ナカ韓国料理🇰🇷

      シモキタのエキウエ、おいしいごはんやさん沢山あります。 さいきん、京都冷麺アジョシというお店ができました。 ネットでしらべたら、アジョシはおじさんという意味の韓国語らしいです。 なんだか素敵な響きです。 まずは気になった坦々冷麺。 ねりごまの風味がまったりして、さっぱりの冷麺にとっても合う! タレも全部食べてしまいました。 それから僕はテラビール、彼女は美酢サワー。 おつまみは、ニンニクが効いた大盛りのもやしナムルと、おすすめらしい蒸し肉、それからヤンニョムマグロ。

      • 今週の週刊少年ジャンプ。2023年6・7合併号※ネタバレ含みます。

        僕的今週のベストスリー ☆1位 サカモトデイズ ☆2位 ラックラック ☆3位 ワンピース サカモトデイズ サカモトデイズはとにかくめちゃくちゃバトルのコマがカッコいい! 個人的には坂本vs京より、京都の四ツ村さんvsシシバ戦の方がムードがあって好きだったんだけど、今週の京戦の決着はまじでかっこよかった。 「4DXだ」っていうセリフの後の、ホールを劇場に見立てて戦う2人の影が壁に映る大ゴマは見ててアガった。  サカモトデイズのバトルは派手なアクションと大ゴマに注目がいくけ

        • 下北沢の喫茶店めぐり。(1) 喫茶ネグラ。

          下北にはいい喫茶店がいろいろあります。 この街、いろんな人いるので、その分いろんな喫茶店があります。。   用途や気分によって使い分けたり、一緒にいる友達にぴったりな喫茶店に案内したりするのも、下北喫茶店巡りの楽しみです。 さて、今回のお店はぼくのお気に入りの喫茶ネグラです。 西口から歩いて3分くらい。 建物の陰になった細い路地の先にある、隠れ家的喫茶です。ちなみに男子は秘密基地が何歳になっても好きです。僕もです。 ネグラって名前がまずかわいいです。冬眠動物になった気分

        岩手の日本酒 紫宙

          鎌倉歴史散歩。雪ノ下、小町、二階堂。

          2023年1月1日に鎌倉に出かけた。 鶴岡八幡宮は初詣客でごった返している。とてもじゃないけどゆっくり周れそうな感じではない。僕らは若宮大路を渡り、切妻屋根の美しい白亜のカトリック雪ノ下教会を横目に、小町の方へ入って行った。 雪ノ下教会は二次大戦後の1948年にカナダから横浜へやってきた3人のレデンプトール会神父によって始まったようだ。 教会正面上部には『絶えざる御助けの聖母』のモザイク画の写しが描かれている。このイコンの原画は15世紀にクレタ島で描かれて、後にローマに移

          鎌倉歴史散歩。雪ノ下、小町、二階堂。

          人形町 谷崎潤一郎の生誕地。

          兜町の菊寿司でバラちらし。 限定20食。 マグロ、ハマチ、たまご、いくら、ザクザク入ってておいしーい。 人形町へ。 蛎殻町という地名の頃、谷崎潤一郎は生まれた。1886年生まれ。 同じ年、アメリカのアトランタで、コカコーラの販売が始まったんだって。 人形町今半のいい匂いに誘われて行列に並ぶ。 せっかくだからすき焼きコロッケにしようと思ったけど、海老が好きだから、ついエビカツにしちゃった。プリプリのエビが生地の中にたっぷり入ってて、めっちゃおいしいよ。 あと10個くらいた

          人形町 谷崎潤一郎の生誕地。

          文豪ミステリー傑作選 読書記録。

          河出文庫。 文豪ミステリー傑作選。昭和60年4月初版。 収録作品は10作家10本。 夏目漱石 趣味の遺伝 森鴎外 魔睡 志賀直哉 范の犯罪 芥川龍之介 開化の殺人 谷崎潤一郎 途上 泉鏡花 眉隠しの霊 川端康成 それを見た人達 太宰治 犯人 内田百閒 サラサーテの盤 三島由紀夫 復讐 解説は近代文学研究者の鈴木貞美さんが書いている。 鈴木さんの文章からは、いつも読書や、作品に対する愛着が染み出しているような気がする。読んでいて勉強になると共に、ほのぼのあったかい気持ちに

          文豪ミステリー傑作選 読書記録。

          東北沢のイタリアンレストラン。

          クッチーナイデヤ。大山の交差点を入ったところ。 6時オープンで、6時に行った。楽しみだから。 アップルミートパイの黒い看板が表に出てる、小さな可愛いお店。 カウンターにいろいろなワインのボトルが並んでるよ。 店長のコイデさんはとってもやさしくてダンディな方。 丸テーブルの席。脚の高い椅子に座ってメニューみた。 僕たちは自家製ジンジャエールとワインを頼んだ。ワインは日本のやつで飲みやすいんだって。ジンジャエール、すごいいい匂いした。喉でぱちぱち炭酸がはじけておいしーい。

          東北沢のイタリアンレストラン。

          京王井の頭線の話。

          井の頭線沿いに、長いこと住んでいる。 初めは三鷹台。それから駒場東大前。池の上。それで今は下北沢。 井の頭線に乗って出かけると、気持ちがいい。線路と家並みの距離が近くて、穏やかな街の息遣いが聞こえてきそうな、のんびり感。 とくに秋から冬の、乾いた冷ややかな日差しの下で見る街の景色はいつも新鮮で、うつらうつら電車に揺られながら車窓を眺めていると、うっとりした気分になる。 下北沢を出た電車は明大前に向かうまで、間近に迫った家並みを縫うように進む。落書きのされた白い板塀、蔦の

          京王井の頭線の話。

          ご飯食べ放題の話。

          ご飯食べ放題のお店すき。 いくらでも食べられると思うとわくわくする。結局そんなおかわり出来なかったとしても、食べてもいいんだという可能性そのものがうれしい。トランプの大富豪で、良い手札持っててもうすぐ上がれる時の気分。 僕は、3杯くらいたべる。そっからもっと積みたくなる。でも大抵3杯でお腹いっぱいになっちゃう。 あと、ご飯食べ放題のお店で、初めから大盛り頼むかどうか迷う。 大盛りにしなくても、おかわりもらえば同じなんだけど、やっぱり茶碗から溢れるくらいのお米がうれしい。 そ

          ご飯食べ放題の話。

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.3 かつ丼セット

          世界で一番美しい言葉は、かつ丼セットだと思う。 だって、かつ丼が食えて、麺がついて来る。 飲み過ぎた朝、飲み足りない夜、なんもない昼、夕方まで寝てた1日、そんな時に、富士そばのかつ丼セットがある。 ちょっと硬めのお米に、お出汁のしみた卵とじのトンカツ。つるつる喉越しのいいおそば。 ぼく、かつ丼セットが好きだ。 今日、下北沢の富士そばでかつ丼セットを食べてたら、後ろの席で、おじさんがおじさんを叱っていた。 僕はかつ丼に一味唐辛子をさらさらかけながら、なんとなく聞く。それ

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.3 かつ丼セット

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.2 高い街、低い街。

          18歳で東京に出てきた時、新幹線で見た丸の内のビル街に感動した。 自分もこの街で生きて行くのだと思った。 結局、丸の内で働いていないのだけど。 高い建物が好きだ。特に東京タワーが好きだ。高くて、叙情的で、いつも少し孤独な感じが、なんかいい。 高い=都会=憧れ の図式が、僕の中にある。 でも住むなら、建物が低い街がいい。 たとえば、渋谷。前は渋谷に歩いて15分くらいのところに住んでた。毎日暇で、蕎麦食べに行ったり、本屋ひやかしにいったり、ロフトに行ったりしてた。 渋谷は建

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.2 高い街、低い街。

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.1 日記のススメ

          Twitterで日記を書いているけれど、日記はこれで意外と難しい。 まず、基本的に日記を書く意味がない。だって書かなくても毎日は過ぎて行くし、iPhoneの写真フォルダを見れば何月何日に何をしたのか、いらないくらい分かる。 次に、書いたとして、人に見せる必要がない。もともと日記なんて備忘録なんだから、最低限の情報だけ書いて、自分で見返すようにすればいい。 そこで僕は、日記の二つの禁忌を破って日記をつけていることになる。 人に見せるために、いらないことを、出来るだけたくさ

          伊藤浅の大東京曼荼羅 vol.1 日記のススメ