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ジュラシックワールドを見ました!

はじめに述べておくが,全シリーズを見てはいるが,子供の頃以来見ていなかったりしており,ふんわりとしか覚えていない部分が多い.ご容赦頂きたい.

感想

ジュラシックワールド 新たなる支配者を見た.
率直な感想として,いろいろ考えさせられて,面白かった.そして,自分の青春時代に知った作品が終わるという事で名残惜しい気持ちになった.

テーマ

今作は人と恐竜が共存できるのかというテーマである.過去の時代で圧倒的な力で地球の支配者となっていた恐竜と底知れない知識によって進化した現代の支配者である人間が同じ環境に生きており,どちらかが一方を滅ぼすのか,それとも共存する道を歩むのかという事が描かれていた.終盤では良い落としどころで幕を閉じれたのではないかと思った.

環境の変化

人の出現・進化によってこれまでにないスピードで,良くも悪くも地球環境は変化してきた.そこに恐竜が出現したため,人間が順応する前に(生活)環境が大きく変化してしまった.これらはわかっていたが,思い知らされたことがある.それは,

恐竜や人だけでなく,地球自身やこれまで気にも留めていなかった生命体が環境を変え得る可能性を秘めている

という事である.
事実私達も新型コロナウイルスによって生活や働き方は激変した.悪い事も勿論多くあるが,働き方改革などにより人々が,家族や自分自身に目を向ける時間が増え,健康や趣味,リフレッシュなどの重要性を再認識しただろう.

共存(空間(種族間)という横軸)

今回のテーマは上に記したが,度々人と恐竜が関わり合うという場面があった.それだけでなく他の動物と恐竜が同じ環境で生きているような描写もあった.過去の支配者(恐竜)が登場しても現存する生物との共存の可能性が見られ,生命,地球の美しさ?のようなものを感じて,感慨深くなった.(語彙力なくて申し訳ありません)

共存(時間(親子)という縦軸)

今作も恐竜の親子が度々見られ,愛おしさを感じた.そして人に関しても同様の描写が見られた.過去作で登場したメイジーはオーウェン・クレアと共に暮らしている.物語が進むにつれ,メイジーを育て,愛した者たちがメイジーに託した思いを描写していた.同時にオーウェン・クレアの愛情も徐々に理解していった.例え血のつながりが無くても親の愛情は湧き出るものだし,例え血縁でなくても自分(メイジー)を大事に思ってくれる存在がいるという事を感じ,しんみりした.

まとめ

たまたま時間があって見に行ったが,考えさせられることばかりでしばらく物思いにふけっていた.自分的には,(ほかにも指標はあるが)物思いにふければ良い映画だと思っている.
地球視点で見れば,私達人間は地球に住む無限に等しい生物種の一種にすぎない.ヒトという一種族の中でも異なる人間が生きており,全く同じ人間はいない.私達は一人では生きていけない.常に他者と関わりを持ち,他者をリスペクトし困っていれば助ける,そんな強い人間になりたいと思った.同時に異なる生物や地球にリスペクトをしなければいけないと思いました.どの存在も環境を変える可能性を抱き,そして常に環境が変化する中,自分も常にアップグレードとまではいかなくても変化し続けねばと思いました.(そして旅行しようと思いました(笑).作中の舞台が綺麗でした!)



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