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仕事・キャリア

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誰かに学んだり、考えたりした社会人としての歩み方を整理します!
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成長社員に対する会社の反応は、3つに集約される

成長社員に対する会社の反応は、3つに集約される

組織に所属する良さって何だろうって考えたとき、一つは会社にすでにある仕事に対して自らを適合させる中で、スキルアップを図ることができる点じゃないかと思っている。

逆に言うと、会社の成長速度よりも自身の成長速度が速くて、会社の枠に収まらなくなってくることもある。普段から転職アプリのマーケティング担当をしていると、こうした人の事例にもよく出くわす。

その時、会社の反応は大きく3つに分かれるような気が

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若手社員が陥りがちな2つの間違った努力

若手社員が陥りがちな2つの間違った努力

社会人になって3年たったくらいからでしょうか。努力の方向性や方法を間違えている人が、意外と多いということに気づき始めました。そしてその感覚は社会人の後輩を見る中で、徐々に強くなっていきました。

自分のことは棚に上げつつ、自戒を込めて感じたことを整理してみようと思います。

努力の方向を間違えた「学生時代の苦い経験」そのように感じるのは、私自身がかなり不器用で、努力の方向を度々間違えてきたからかも

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社会のルールもラベルも同じ人間が作ったもの

社会のルールもラベルも同じ人間が作ったもの

スタートアップにおいて、広くとらえると社会人においても、この発想があるとないとでは行動が随分変わってくると思う。

そして当然だが、ラベルは人の創造物だ。サッカー選手もサッカーというスポーツが考案されるまで存在しなかったし、それが商業スポーツになるまでそもそも職業ではなかった。…(中略)…つまり、全ての始まりは自分と同じようなちっぽけな「生身の人間」が作ったに過ぎないということ。(ミレニアル起業家

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リーダーとマネージャーの違いを「ギバー」と「マッチャー」の違いになぞらえて考える

リーダーとマネージャーの違いを「ギバー」と「マッチャー」の違いになぞらえて考える

表題にもある通り、組織のリーダーやマネージャーと呼ばれる人たちに対する考え方は、枚挙にいとまがないと思います。

前職での最後の2年間の肩書は「チームマネージャー」でした。そして今のスマイループスにおける肩書は「leader」です。肩書など本当にどうでもいいのですが、この2つには大きく違いがあると思っています。

今回は、ちょっとした規模の会社でマネージャーをしていた経験と、スタートアップでリーダ

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知らないほうがいいかもしれない「ターニングポイント」の話

知らないほうがいいかもしれない「ターニングポイント」の話

「ターニングポイントとは成果ではない。成果、事象に対する意識の問題である。」という言葉を当時の上長から聞いて3年。仕事は基本的に無機質なもので、他者への貢献、すなわち成果がすべてだとしばしばいわれる。

僕も1年目に聞いたそんな仕事の本質を信じていて、だけど漠然と充実した社会人生活を送りたいと思っていた。

成果は基本だけど、「果たして本当にそうだろうか」と当時感じていて。上長から聞いたこの言葉は

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スタートアップというキャリア選択

スタートアップというキャリア選択

スタートアップで働き始めて2か月ですが、感じたことを書き留めてみようと思います。今回はリスク観点で書いてみようと思います。

私はネット専業では比較的大手な広告代理店のオプトから、HRtechのスタートアップであるスマイループスに転職しました。同時に転職アプリのマーケティング担当者として、転職市場についても思考を巡らせてきました。

なので大手からスタートアップへ転職することで感じることと、転職市

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自分の役割に徹する

自分の役割に徹する

理想的な人物像について書いてみます。今回は自分の役割に徹することができる人について。

働いていると出てほしくないところで自分のエゴが出てしまうことがある。たかだか40数年しかない社会人生活の中で、こういう瞬間は本当にもったいない。それでも忘れたころにエゴはやってきて、判断を狂わせたり、意思決定をよからぬ方向に傾けたりする。

仕事をするからには、自分の損得にとらわれるような小さな人間にならず、社

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経営者になるために専門性を伸ばしたい

経営者になるために専門性を伸ばしたい

広告代理店から事業会社に転職するにあたり、改めて整理したステップを書き留めておきたいと思います。拙い内容なのですが、今後キャリアチェンジを考えている若手の方へ。何か参考になれば幸いです。

私が32歳までになりたい状態社会人になった2015年。私は今後10年で(32歳まで)に上場できるくらいの規模の会社の経営者として、そこで働く人の物心両面の幸福と、新しい価値創造を再現性高くできる状態になりたいと

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仕事において"頑張る"こと

仕事において"頑張る"こと

※会社で書いている週報から、反響のあったコンテンツを外部向けにリライトします。

新卒のメンバーが配属されて久しいのですが、彼ら彼女らの日報を見ていると自分の新卒時代を思い出します。

僕はある日の日報で、「〇〇を頑張ります」という言葉を使ったことがあります。翌日OJTから指摘を受けました。「仕事はやるものであって、頑張るものじゃないぞ」と。だから頑張るという言葉は今後使うなというのです。

当時

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周囲との信頼関係こそが財産

4月末をもって、一緒にチームを推進してきた同期がオプトを卒業した。卒業に向かう過程で、様々に感じたことを書き留めておきたい。

彼と初めに仕事をしたのは、3年前にさかのぼる。とある広告商材の拡販を行うためにプロジェクトが発足し、仕入れ業務側から取りまとめていたのが彼だった。バランス感覚に優れ、コミュニケーションもうまく、当時2年目ながら見事に部門横断のチームをまとめ上げ、売上目標を達成。突出した能

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自らの成長設計

4月に入り新しい組織やチームで仕事を始める人も多いのではないだろうか。僕自身も環境が変わる中で、振り返りの方法を再設計している。

変化の激しい社会でキャリア形成をする上で、またやる気を高く保つ上で、振り返りをどう設計するかは重要だと捉えている。少し僕が普段心がけていることを書き留めておきたい。

振り返りには、下記ポイントをどう振り返るかを設計するのが肝要だと思っている。

①自社向けの業務上の

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人に感謝される閾値の話

最近社内でリクルートスーツを身につけた社員を見かける。4月1日に入社してきた新卒社員たち。

1年目でよく言われたことの1つだが、「仕事とは相手の期待を超えることだ」とよく言われていた。そりゃそうだろうなーなんて思いつつ、なかなか難しい。

相手が自分に価値を感じてくれる時。そこには合格点とか閾値みたいなものがある。

自チームのメンバーでも、クライアントでもそうだが、自分の中では先に一歩踏み込ん

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マネージャー2年目

2018年4月にマネージャーに昇進してから、丸1年が経過した。明日から2年目。

この1年間はだんだんその動きを身につけつつも、下記の記事にあるように無力感を感じることが非常に多かった。

【コラム】「無力感」は成長するきっかけ。ただ、未熟さをふりかざすのは間違っている

そもそも課題の難易度が全然違う。社内外問わず矢面に立つ機会が増え、隠れ蓑に逃げ込める割合が減った。現場の最終責任者として向き合

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形の先の機能を知る

1月末からテニススクールに通い始めて、仕事でも通じる面白い話を聞いた。

テニスにおいてレベルの高い発展を求める時に、形ではなく機能の理解が不可欠だと言う。

例えばボールを打つ前にラケットを引くテークバック。形としてはラケットを後ろに引いているように見えるが、本質的機能は体をひねること(ターン)だと言う。目で見える行動や形の裏には機能がある。抑えるべきは機能である。

広告運用についても近いこと

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