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箕浦 自然 福岡市在住 1968年、医療用医薬品卸売を創業、後に薬の効く身体づくりを目…

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箕浦 自然 福岡市在住 1968年、医療用医薬品卸売を創業、後に薬の効く身体づくりを目的とした食養サプリメントの製品開発に取り組みました。世の中は自立、自己防衛を強く求められる風潮です。私自身の病から学んだことも含め生活体験からお役に立てる情報発信に努めます。

最近の記事

腸内細菌と私 あとがき 及び参考文献

あとがき 1968(昭和43)年から医薬品卸売業を営んできた私は、ある時期から健康に対する考え方が随分変わったことを実感しています。発足当時は事業を軌道に乗せることで一生懸命でした。省みれば33年間の事業活動の中にはよくまああんな恥ずかしいことを、と思うこともたくさんあります。やっと事業も軌道に乗ったころ、自分の能力も省みず随分無理な計画を部下に与え、うまく行かないのは部下のせいにし、会社を窮地に追い込んだこともあります。私生活においても家族の心配と苦労などに思いいたる余

    • 腸内細菌と私 サラサラ血液で元気満々

      サラサラ血液になるためには、まず血液がどうしたらドロドロになるかを知らなければなりません。そこで、ドロドロ血液(血液の汚れ)の原因をまとめると 1.タンパク質や脂肪などの過剰栄養が赤血球をくっつきやすくしてしまう。 2.糖の過剰が血液中の菌などを繁殖させてしまう。 3.ビタミンやミネラル、水分の不足が赤血球を歪めてしまう。 4.食物や空気と一緒に入ってきた有害物質が血液に混じる。 5.体内で発生した毒素で血液が変形する。 6.活性酸素が赤血球を破壊してしまう。 7.元気のな

      • 腸内細菌と私 特別寄稿 サラサラ血液で元気満々

        特別寄稿2001年 鈴木重光歯科医師より投稿いただきました。 特別寄稿サラサラ血液で元気満々  内なる宇宙・眼に見えない世界への探求   特別寄稿 鈴木歯科 医院 院長 鈴木重光 あなたは大丈夫ですか? 「毎日を健康に生きる」とはどういうことでしょうか。病院にかかっていなければ健康なのでしょうか。冷え性、肩こり、頭痛、イライラなどの不定愁訴といわれるもので困っていませんか。生活習慣病(

        • 腸内細菌と私 第6章 4つの健康より良く生きるためにです。

          4つの健康 ◎より良く生きるために 最後に、私の考える「4つの健康」をご紹介したいと思います。生き生きとして自立した生活を営むために、もう一度健康とは何か、それを考えてみたいと思います。 体の健康 現代人の食生活は急速に欧米化が進み、タンパク質や脂肪を多く摂取しながら、一方で食物せんいやビタミン、ミネラルを多く含む野菜の摂取が不足しています。つまり大地の構成要素であるミネラル・微量元素が不足しているのです。腸内には約100兆個もの微生物がすんでおり、食物せんいやミネラル

        腸内細菌と私 あとがき 及び参考文献

          腸内細菌と私 第6章 いかされている自分とは

          いかされている自分とは 大切なのはまず自己を知ることです。そして現在の意識の位置からポジティブゾーンに自分の意識を高めていくこと。そのためには主体的な努力と謙虚さが必要になります。一方ネガティブゾーンに入ると、人はなんの努力をしなくとも簡単に滑り落ちてしまいます。すなわちネガティブな想念は気を付けていないとどんどん意識に染み込んでくるのです。つねにポジティブゾーンに意識をとどめるのはなかなか難しいことなのです。 自己を知ることが大切だといいましたが、それは究極的には「生か

          腸内細菌と私 第6章 いかされている自分とは

          腸内細菌と私 第6章自然治癒力をとり戻すために

          自分を変える 多くの現代人が訴える体の不調。その背景にミネラル不足や腸の機能不全があることは今まで述べたとおりです。腸がしっかり本来の働きをしていないとき、大腸菌に代表される悪玉菌が繁殖して、その毒性が体内に悪影響を及ぼしていることも体の不調の原因でした。 このように弱ってしまった現代人の腸の中で、善玉菌が働きやすいように腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。 まず考えられるのは、食生活を改善して、不足したミネラルを補給するだけでなく、悪玉菌が繁殖するような体

          腸内細菌と私 第6章自然治癒力をとり戻すために

          腸内細菌と私 第5章 納豆菌はなぜ便秘や下痢に良いのか

          納豆菌はなぜ便秘や下痢に良いのか 納豆菌には便秘や下痢の原因になる、腸の腐敗菌の働きを抑制する効果があります。その理由の一つは、納豆菌のしぶとさです。専門的にいえば、納豆菌は芽胞菌という種類の単細胞生物ですが、飲めば腸の中で腸内細菌の善玉菌として働き、ビフィズス菌のような善玉菌の増殖を助ける働きがあるのです。とはいってもビフィズス菌や乳酸菌とは種類がちょっと異なります。ビフィズス菌や乳酸菌は、その名前の通り菌の形をしていますので、熱や酸などに弱い性質があります。つまりちょっ

          腸内細菌と私 第5章 納豆菌はなぜ便秘や下痢に良いのか

          腸内細菌と私 第5章 微量元素と善玉菌で元気なおなか

          微量元素と善玉菌で元気なおなかをつくろう おなかづくりのサポーター 人はおなかの中に適度な微量元素と多くの善玉菌の存在で、元気なおなかをつくることができます。ここではそのいくつかを紹介してみましょう。 「偉大なヒーラー」アルファルファ ◎長い根が特長 アルファルファは多年生のマメ科の植物で、最近の研究によって多くのミネラルやビタミンを含んでいることがわかってきました。 ミネラル 鉄、マンガン、マグネシウム、銅、カルシウム、カリウムなど ビタミン  ビタミンA、B、E

          腸内細菌と私 第5章 微量元素と善玉菌で元気なおなか

          腸内細菌と私 第4章 微量元素と生命活動

          微量元素と生命活動 鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン、セレンなどは、人体のわずか0・02%を構成しているにすぎない微量元素ですが、人間の生命活動においてきわめて重要な働きをしています。亜鉛も鉄もカロリーでは表されないけれども、食べ物が分解、吸収されてさまざまなエネルギーに変わっていくためには、これらの微量元素が必要です。 鉄はすべての生物にとって必要なミネラルで、微量元素の中で人の体内に最も多く含まれているものです。酸素と結合しやすい鉄は赤血球のヘモグロビンの中核にあり

          腸内細菌と私 第4章 微量元素と生命活動

          腸内細菌と私 第4章 元気を支える腸内善玉菌

          善玉菌と悪玉菌 私たちの腸の中にはさまざまな細菌がすんでいます。その数は約100種類100兆個といわれる膨大なもので、この細菌が私たちの健康面で非常に重要な役割を果たしているのです。私たちの体にとって大切な良い働きをするのが善玉菌、悪い働きをするのが悪玉菌です。 ◎善玉菌とは 善玉菌とは、有害物質をつくらず、タンパク質をアミノ酸や脂肪酸など、小さな分子になるまで分解し、私たちの体に良い働きをしてくれる腸内細菌です。 これらの菌はPH5~6の弱酸性の環境で活発に活動すると同

          腸内細菌と私 第4章 元気を支える腸内善玉菌

          腸内細菌と私 第3章 微量元素と腸内細菌 

          腸の吸収のしくみ 前項で土と作物の生命の連鎖を見てきました。では作物と人間との生命の連鎖あるいは受け継ぎはどのように展開されているのでしょうか。次にそれを見ていきましょう。 食べ物を食べるとそれは食道・胃を通り小腸の中に入ります。小腸では食べ物の成分のうち約9割が吸収され血液の中に入ります。植物の根毛にあたるものが人間の小腸にもあります。それは「絨毛」と呼ばれるもので、一つ一つがきわめて小さな指のようなカタチをしていて、小腸の内壁にひだのようにして無数に寄り集まっています

          腸内細菌と私 第3章 微量元素と腸内細菌 

          腸内細菌と私 納豆菌との出会い

            医薬品の他にも健康食品を手がけ、納豆菌を利用した栄養補助食品を 製造、販売しています私と、納豆菌との出会をご紹介します。。 私の会社は病院に薬を納める医薬品専門商社です。会社を始めて55年になりますが、30数年前よりお薬を飲まれている患者さんのある変化に気が付き始めました。 それは、 以前はよく効いていたお薬が効かなくなった 、昔は副作用など出なかったのに多くの副作用が出るようになるなどの症状です。それ以外にも今でいう生活習慣病の患者さんの年々の増加、あるいは

          腸内細菌と私 納豆菌との出会い

          腸内細菌と私 第2章 腸の異常は万病のもと現代人は排泄の機能不全

          ウンチとオナラは腸からのメッセージ ◎色で判断する 人の体は、消化吸収がスムーズに行われていれば、ウンチもオナラも適当に出てくれます。ですから、もしそれが何かの理由でうまく出ないとしたら、それこそおなかの状態は赤信号。ウンチとオナラは、自分の体の中の、特に腸の状態を正確に伝えてくれる大事なメッセンジャーなのです。 では、ここでだれでもできる腸内からの声、ウンチによる健康診断に耳を傾けてみてください。 ウンチの診断は、色、形、臭いの3拍子。自分の出したウンチは、汚い、くさい

          腸内細菌と私 第2章 腸の異常は万病のもと現代人は排泄の機能不全

          腸内細菌と私。食養を学んで深まった食への関心

          食材へのこだわり 私は昭和43年から医薬品卸売業を営んでいます。長くこの仕事に携わってきた私は、真に私の財産と呼べるのはお客さんとの出会いであるとはっきりいうことができます。ですからメーカーエゴではなく、お客さんの求めるもの、お客さんの安心して使えるもの、お客さんに有利なものという目で商品を選び、お届けしているつもりです。また、医薬品を売るということのみにとどまらず、健康とはなにかを私なりに探究してきたのも、より良いものをお客さんに提供したいという思いからです。 ところで

          腸内細菌と私。食養を学んで深まった食への関心

          腸内細菌と私。第1章体が伝えるメッセージ私たちの体に起こっていること

          胃腸は生命の根幹 私たち人間は、自然界のなかで生活しています。たとえ、市街地に住んでいても少し歩けば街路樹や公園があり、室内には観葉植物が育っていたり、花が生けられていたりします。そう考えると、私たちの体が自然界の中で生かされているほんのちっぽけな一部分であることがわかってきます。 さて、そんな私たちの体はよく考えると木の構造にとても似ているような気がします。いえむしろ、木そのものだといってもいいかもしれません。人を立っている1本の木にたとえると、頭から足までが木でいう幹で

          腸内細菌と私。第1章体が伝えるメッセージ私たちの体に起こっていること

          腸内細菌と私。はじめに

          最近、体の調子が悪い、何だか元気が出ない、どうも疲れやすいような気がする、集中力が続かない……。 こんなふうに感じたことはありませんか? 要因はいろいろ考えられますが、そのうちの一つに、腸内や血液が汚れていることが挙げられます。そこで私は、腸内環境を整備し、きれいな血液をつくる、とっておきの方法を、読者の皆さんに提案しようと思います。 腸内細菌は実は「もう一人の自分」です。100種100兆個といわれる腸内細菌のおかげで、私たちは生かされています。そのことへの気づきと感謝の気持

          腸内細菌と私。はじめに