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「何も言われない=OK」なわけでは決してないっていう世界がある。
今回は、自律し、主体性を発揮するために必要な考え方の1つについて、反面教師の意味もこめて、まとめてみたい。
「言われてるうちが華」とか「叱られるうちが華」とか、聞いたことありますよね。この根底には、言ってくれる人や叱ってくれる人に感謝しなさいよっていう意味が込められていると思う。
裏を返すと、社会にでたら、それは当たり前じゃなくなるんだよっていうこと。とくに年齢があがればあがるほど、もしくは、年
地域創生学群12期生のみなさん、卒業おめでとうございます!
今日は僕の勤務先である北九州市立大学の学位授与式。
大学全体での式典を終えたあとは学部ごとに分かれ、大教室にて学位記の手交式が実施された。
そこで、うちの学部では毎年全教員から卒業生に向けてひとことずつお話しをすることになっている。
今回は僕から卒業生たちに伝えた内容に少し脚色しつつ、文章化しておこうと思う。
みなさん、卒業おめでとうございます。
そして、みなさん、ありがとうございます。
この地
【地創の話】1年生向け自己の探求プログラムを終えて
今回は僕が仕事をしている北九州市立大学地域創生学群のお話を。
一昨日から2日間、ラーニングバリューさんによる1年生向け「自己の探求プログラム」を実施した。
このプログラムは、地域創生学群が開設した2009年度から毎年のように1年生全員を対象として年度末に実施していた。毎回、学生の皆さんにとって凄くインパクトのある研修で、大きな学びが得られることから、大変好評だったものの、学部の事情で5-6年前から
モチベーションに頼らなくても継続による成長は可能
今年に入り、note記事年間300本(月間25本)という新たな目標を掲げ、記事を書き続けて今日で3ヶ月。
この記事で今月も月間25本達成。
リスペクトしている友人知人のススメもあり、成長のための自己投資という意味で再開させたこのnoteだけど、定期的な執筆という意味では半年間続いたことにもなる。
で、今朝ふと思ったことを書くことに。
新しく何かを始める際、人によっては、ハードルが高いと感じてなか
ちょっとしたことの積み重ねが数年後に大きな差となってあらわれる
僕が仕事をしている北九州市立大学の地域創生学群では、地域の再生と創造を担う人材の育成を目的として、実践と理論の両立を図ることをコンセプトとした教育プログラムを展開している。
2009年4月に開設されたこの学部も今年度で16年目のスタートを迎えることができた。
これまでの間、約1,200名の卒業生を送り出しており、学生たちの成長をそばで見てきたこともあり、感覚的ではあるけれども伸びるタイプの共通点
やる側を経験しないと分からないことだけど、やらなくても想像力は働かせたいこと
今回は反面教師にしたい話を。
実際、自分自身もできていない時があるので、自戒の念も込めて。
大学教員の仕事をしていると、〆切を設定して学生たちからの提出物を受け取ったり、何かしらの出欠確認をしたりする機会は多く、それをもとに各種調整をしたり、作業したりする機会も多い。
一般的な話だと飲み会の幹事をして、出欠をとり、人数にあわせて店を選んで予約するようなケースとかも同じ。
そんな時、できるだけ
矢印を自分に向けるか他者に向けるか
他人は変えられない。
変えられるのは自分の考え方と行動だけ。
僕が仕事をしている地域創生学群では、地域での実践活動を必修科目の1つとしているので、学生たちはチーム単位で活動を行うことが多い。そんななかで、よく出てくる代表的な悩みとして、メンバーのモチベーションに差があって活動がスムーズに進められない、どうすればやる気を出してもらえるか?みたいな話がある。
これは、どうすれば他者を変えられるかって
ポジティブな発言のススメ
今回は、先日のcausaで話題になった内容を踏まえて自分なりの考え方をまとめてみることに。
ポジティブ、ネガティブ、それぞれの言葉には意味があるし、それぞれの言葉に対するイメージもある。
そして、後者は人それぞれ。
ぼくのイメージだと、前向きとか楽観的とかそういった感じだし、その方がいいと思っている。
一方で、ネガティブに対しては、捉え方によっては大切なスタンスになることもあるので否定するつもり
みなさんは一人一人が自分自身の人生の経営者です
このフレーズは、僕が高校生向けの出張講義や模擬授業を依頼された時に、必ず伝えること。
つい先日は、愛媛県内の某高等学校から出張講義のご依頼を受け、1年生約150名向けにお話をさせていただいた。
オーダーとして、いくつかのキーワードが挙げられていたんだけど、当然その全てに関係するだろうということで、このフレーズも最初に伝えた。
「みなさんは、一人一人が、自分自身の人生の経営者です。」
とにかく、
努力を重ねる才能を持っている君に幸あれ
さきほど、長男くんより家族LINEに入電。
昨日今日の2日間おこなわれた志望校の大学入試が終わった。
彼が努力する才能に目覚めたのはおそらく小学校の頃。
お世辞にも運動神経が良いとはいえない系だった彼だけど、ある日、学校での縄跳びチャレンジに向けて、自らの意思で毎晩練習するようになった。
マンションのベランダでwww
そして、見事に目標としていた回数飛べるようになった。
きっとこれが、彼の中での
みんなのためは、誰のためでもない
この言葉をはじめて目にしたのは15年くらい前のこと。
僕が学生時代から抱いていた違和感を払拭してくれた考え方の提唱者である木下斉さんの著書「まちづくりの”経営力”養成講座」に書かれていたから。
詳しい経緯は↓の記事にて。
異なる分野であれば、もしかしたら当然かもしれないターゲットを絞るという発想が、まちづくりの分野では表立って強調されることは少なかったと思う。まちづくり→公共的→行政→公平性みた
過保護の先にあるものは?失敗を奪い続けることの弊害について
先日職場の同僚との間で話題になったことがある。最近、学生たちの質に変化がみられるっていう話。多分悪気はないのだろうけど、ちょっと調べればわかることをはじめとして、なんでもかんでもすぐに聞いてくるケースが多いらしい。設立時から見てきたメンバーたちからすると、その言動に対する見立ては、自分で考えることがあまりできていないのではないか?っていうことらしい。そこで僕が思ったのは、おそらくこれまでの間、過保
もっとみる学生との面談ってやっぱり大切
今日は久しぶりに対面でとある学生との面談をおこない、1時間弱じっくり話をした。
日頃は講義やゼミなど1対1ではない状況でのコミュニケーションになるから、なかなか踏み込んだことまで話すことはできないし、ある特定の相手をイメージして伝えたことも、ちゃんと伝わっているかどうかは分からない部分がある。
だけど、同じ空間で1対1で相手の表情などの反応を感じながらじっくりやりとりすることで、今まで見えなか