Kay Ogata - 旅する元スクーバインストラクター、飲食店経営中

18歳の7月に初めての海外へ。旅をする中でスクーバダイビングを知り、30歳を前にしてイ…

Kay Ogata - 旅する元スクーバインストラクター、飲食店経営中

18歳の7月に初めての海外へ。旅をする中でスクーバダイビングを知り、30歳を前にしてインストラクターに。とある島国等々で働いた後、2018年に地元大阪にて旅とダイビングをコンセプトとした『ScuBar』を開店。年々忘れていく旅の記憶を備忘録として...

マガジン

  • きょうに続く写真

    いつもモニターに流れる数千枚のスライドショー。 懐かしいものから、記憶に無いものまで。 40代となり、薄れゆく記憶をなんとなく残してみようと思い、 誰に見られたい訳でもなく、ここに書いていこうかと。 20年近く前のCM、とあるスポーツ選手が1枚の写真を見ながらする昔話。 覚えている人はいないだろうが、好きだったそのCMのコンセプトを拝借して。

最近の記事

きょうに続く写真 #48

02.Sep.2013 (Mon) - Sanur, Indnasia 何をするにも、人との繋がりが先を大きく左右する。 そんな風に思うこの頃。 振り返ってみても、我武者羅に動いたときにはなかなか上手くいかない。 反面、誰かに助けを求めると大きく事が動いてきたように思う。 『いずれは日本で生活をしていかないといけない』 そういう思いがあり30を目前に帰国。 ただ、仕事を見つけたものの整理がつけられなかったんやろね。 自身の20代を大きく後悔していた。 もうこの先上手く

    • きょうに続く写真 #47

      09.Aug.2011 (Thu) - Unknown, India 自分はものすごく運が良かったのだと思う。 旅中に大きな事故や事件、また怪我や病気になることはほとんど無かった。 もちろん、そうなる可能性はできる限り排除して行動していたのだが。 ただ一回、そのときだけを除いて。 そう、呼ばれていなかった国、インド。 (#16) デザート類の甘いものが苦手という以外、何でも食し、飲む。 そんな自分が、唯一と言っていいほど手が伸びなかったもの。 何があったのか、何を思っ

      • きょうに続く写真 #46

        20.Oct.2006 (Fri) - Hanoi, Viet Nam ハノイ中心地より歩いて西に30分ほど、食堂というか屋台というか。 誰かと一緒やったはずやけど、どの人やったんかな。 キンキンに冷えたアンカーと、香ばしく焼かれた鶏肉。 ベトナム滞在の中でも、上位を争う晩飯やったね。 ベトナムで食べた食事は、総じて優しい味付けの印象。 タイやラオスほど、辛味や濃さ、香草類の香りは強くなかったかなと。 ただ汁麺、いわゆるフォーはあれ以来食べてない。 パッタイと同じく、一

        • きょうに続く写真 #45

          09.Mar.2007 (Fri) - Koh Tao, Thailand 滞在していた場所からすぐ近く。 日暮れ頃から出るパンケーキの屋台。 絶妙なステップから、パンケーキが焼かれていく。 そう、絶妙なステップで。 リズミカルに切られるバナナは不均等。 キメ姿で投げ捨てた皮は、ゴミ箱に入らず散らばって。 焼けて折り畳まれる生地は、たまにクシャっと。 そんなコミカルで愛らしい、年配の男性が店主。 うちらはパンケーキおじさんって呼んでた。 おそらく自国語しか話すことが

        マガジン

        • きょうに続く写真
          48本

        記事

          きょうに続く写真 #44

          17.Oct.2013 (Thu) - Huvahendhoo, Maldives 昨日、久しぶりに顔を出した店のスタッフが、 「今日がバイト最終日、明日から会社勤めです!」と。 学生から社会人に変わる瞬間を経験したことがない自分にとって、 どんな気持ちで前夜を過ごすんやろなと。 そんなこんなで、本日は久々海の中。 仕事に就いてすぐの頃。 ハウスリーフで見つけたと、スタッフみんなで探しにいったこいつ。 モルディブでの仕事を紹介され、あれよあれよと言う間に決まって。 過去

          きょうに続く写真 #43

          26.Oct.2010 (Tue) - Margaret River, Australia 14年前、10月。 綺麗に剪定された葡萄の木が芽吹き始めた、南半球の春。 そして今、大阪の桜も少しずつ。 今日はせっかくやから、選んだ画像から。 気温も上がり、歩いていると辺りは春の匂いが。 「日本の良いところは?」と良く聞かれていたが、間違いなく四季であると思う。 「いつがベストシーズン?」とも聞かれたが、これは難しい。 始まりに合わせて桜が咲き、緑が茂る夏を迎える。 終わり

          きょうに続く写真 #42

          23.Aug.2010 (Mon) - Margaret River, Australia " PLEASE… Give more if u have it. Give less if u don't AND Give a smile if you have nothing" Soup Kitchenと呼ばれるその場所は、毎週月曜の夕方に開催。 いわゆるドネーション、基本5ドルでヴィーガンフードが振舞われていた。 まだまだ日本では、ヴィーガンという言葉が浸透して

          きょうに続く写真 #41

          18.Apr.2016 (Mon) - Tromsø, Norway 人生で初めての、母親との二人旅。 北極圏の街、ノルウェー・トロムセー。 カナダやフィンランド、アイスランドと、 オーロラを見ることができる土地が色々とある中で、 せっかくならフィヨルドも… (#4) ということでノルウェーへ。 4月の中旬。 この町でも、まだまだ雪が残る寒空の下だが、 夜のなると、夏に向かっていると感じる景色がそこに。 北の空が明るい、深夜2時。 白夜まではまだまだ早いが、この4月で

          きょうに続く写真 #40

          24.Aug.2011 (Wed) - Paris, France "いいか?フランス人に声を掛けるときには、最初にフランス語で、 『英語で話してもいいですか?』と聞くんやぞ" 夕方からなら安いとのことで、同部屋のアメリカ人に誘われルーブルへ。 そしてその夜の食事。 ヨーロッパでちゃんとレストランに入ったのは、これが初めてやったかも。 皿もグラスも空ということは、そういうことやったんやね。 「ここのヤツらは、自国語を話すことができない人間を相手にしない。 見てみろこの説

          きょうに続く写真 #39

          19.Dec.2005 (Mon) - Jasper, Canada カナダを旅し一ヶ月半。 カタコトの英語でもなんとかなると、度胸がついた頃。 23時発のバスまでの数時間。 時間を潰すために初めて映画館に入り、そしてこれも初めて一人でパブへ。 日本でも一人で行ったこと、このときでも無かったんちゃうかな。 これまでにも、今に続く縁や習慣がいくつか書いてきたけど。 ビールのボトルキャップを集め出したのもこの頃やったと思う。 最初はラベルを集めるために、宿のトイレで水に浸して

          きょうに続く写真 #38

          19.Oct.2011 (Wed) - Cairo, Egypt "「ピラミッドの内部は暗く、何も無い。入る価値など無い」  そう言って良いのは、入ったことのある人間だけだ" あーやこーやと話をする旅人達に向けて、年配の女性が言った一言。 旅の途中で聞いた中でも、色濃く今でも残っている言葉。 エジプト・カイロの、所謂日本人宿。 普段はあまり利用することは無かったが、このときは珍しく。 Bahariya Oasis 2days 1night - min 4pax, max

          きょうに続く写真 #37

          03.Nov.2006 (Fri) - Ayutthaya, Thailand バンコク・クルンテープ駅発。 アユタヤまでの時間は2時間ほど、料金は3等列車で15バーツ。 ほんまに世界の車窓からやったね。 乾季に入り気候もよく、窓全開の列車がガタゴトと揺れながら北へ向かう。 もちろん到着した頃には、顔も体もベッタベタ。 この時は、またカオサンの宿で仲良くなった人と行動してたんかな。 ちょうどロイクラトンの時期、また違った雰囲気で賑わってたんやろね。 アユタヤではあれやこ

          きょうに続く写真 #36

          14.Sep.2011 (Wed) - Camp Nou, Spain 10歳のとき。 もらったテレフォンカードに書かれた10体のチームマスコット。 同級生は緑のチームのファンばかり。 そんな中、かっこいいからという理由でファンになった青と黒のチーム。 野球少年やった自分、昔からサッカーも大好きやった。 インドが嫌になり、ロンドンに入って西欧の旅の途中。 リバプールでチケットが手に入らず。 ミランでは試合日程と合わず。 この試合だけは、と販売開始をミュンヘンに滞在中、

          きょうに続く写真 #35

          26.Oct.2006 (Thu) - Kuala Lumpur, Malaysia 書き始めて初めてかな? 景色以外の写真が出てきたのは。 大人しく歩き方を買っとけばええものを。 「バックパッカーならこれやろ」精神で。 背伸びしてたというか、イキってたというか。 タイ・カオサン周辺の古本屋で購入したもの。 中学時代から苦手意識の塊やった英語。 もちろん説明の内容などわかるわけもなく、名称と住所だけを頼りに旅してた。 ロンリープラネットを持っているだけで、高く飛べると

          きょうに続く写真 #34

          14.Oct.2006 (Sat) - Nha Trang, Viet Nam ベトナム南部のビーチリゾート、ニャチャン。 その路地にて。 今でこそ店舗で氷塊を手にしているが、 2006年の大阪には氷商や氷塊を、それも街中で見たことはなかなか無かった。 自分が産まれた頃より昔は、こういった景色がもっとあったんかな? この写真の氷も、ホテルや飲食店用に卸すものやったんかな。 もしかしたら家庭でも、水道事情で購入してたのかも。 ということは、2024年の今でもまだまだ氷屋さ

          きょうに続く写真 #33

          22.Nov.2005 (Tue) - Banff, Canada カナディアン・ロッキー山脈山間の町、バンフ。 どこを見ても山、辺り一面山。 11月のこの時期でも、日中の気温がマイナス。 寒かったなー。 バスの到着が、確か早朝4時過ぎ。 なんでそんなバスに乗ったのか… 車中泊でお金を浮かせようとしたんやろけど、ようやったわ… とりあえず夜明けまで待とうとするも、バスターミナルは当然クローズ。 近くのサンドウィッチ屋に入ってコーヒーを頼むも、5時閉店で締め出されて。 流