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私的KAN論(仮)第5章 I`m songwriter welcome you to my song 〜変化するJ-POP黄金時代
1990年代も半ばを過ぎるとジャパニーズ・ポップシーンにも変化が訪れます。ミスチルは変わらず王座に君臨していますが、国民的バンド的立ち位置へ急激にシフトしていくことでの葛藤とダークな心情を余すことなく表現したAL「深海」をリリース、勝ち続けることへの苦しさを吐露しながらも、初期のポップでコンパクトな路線からは想像もつかないヘヴィネスを内包させたバラード「Everything」、佐野元春、浜田省吾、尾崎豊といったストリート・ロッカーたちの影響を包み隠さない「名もなき詩」とヒット