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真夜中シリーズ

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眠れなくなったら、無理に寝ようとはしないで、映画やドラマや本や音楽を楽しむシリーズ。
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記事一覧

真夜中に クロノスタシス

──あーあ、ヤられた。 と思った。夜の底でイントロを聴いた瞬間に、熱い鼓動がじわーっと肌…

真夜中に 乳と卵

産むんじゃなかった。 母は、私を見下ろしながら、あっけらかんと言い放った。私が何歳のとき…

真夜中に 一本の電話 The Phone Call

夜の狭間に腰かけると、いのちのことを考えてしまう。すると、靄のような漠然とした、いのちの…

真夜中に 常識のない喫茶店

夜が脈打つ。ドクドクドクと耳に響く粘っこい脈動を感じ、それ以外の音はなく、ただ静寂が佇ん…

真夜中に かもめ食堂𓅮

冬の夜の底、冷たい空気で深呼吸を繰り返すと、肺の輪郭がはっきりとする。素直な体の循環を感…

真夜中にsilent

夜のしじまの中でゆっくりと瞬きをした。夜の底は雪が降っているときのようにどこまでも静かで…

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真夜中に 高山なおみの神戸だより

暗い空気の狭間を縫うように、ゆっくりと大きく肺を膨らませては小さく萎ませるを繰り返した。そうすると全身へ酸素の供給が澱みなく行われそうな気がする。これは私の勝手な思い込みで医学的根拠があるのかは解らないけれど、深呼吸を繰り返すと、いつの間にか冷え切った手足の末端がジンジンと音を鳴らせて温かくなるから、不思議だ。人体は丁寧に大切に扱うと必ず返答してくれるんだなと思う。ぽかぽかした身体は、どうやら覚醒したらしく、いつまで経っても睡眠がやってこないので、一層のこと起きてしまおうと、

真夜中に みさおとふくまる

空咳をひとつして照明を落とした。ポツンと音が聞こえそうな程の暗闇に身を委ねると、はじめは…

真夜中にスワロウテイル

真夜中に目を瞑っても、なかなか眠れなかったので、カラダの声に従って寝るという行為を諦めた…

真夜中に大豆田とわ子と三人の元夫

真夜中に目をつぶっても、なかなか眠れなかったので、カラダに従って寝るという行為をあきらめ…

真夜中に海街diary

真夜中に目をつぶっても、なかなか眠れなかったので、カラダに従って寝るという行為をあきらめ…

真夜中にパーマネント野ばら

真夜中に目をつぶっても、なかなか眠れなかったので、カラダに従って寝るという行為をあきらめ…

真夜中にイン・ハー・シューズ

真夜中に目をつぶっても、なかなか眠れなかったので、カラダに従って寝るという行為をあきらめ…

真夜中にケイゾク

あくびは出るけれど、なかなか眠れなかったので、カラダに従って寝るという行為をあきらめた。 静まりかえった夜の底は、もう午前一時をすぎているし、先ほど小説を読み終わったので、映画かドラマを観ようと思って。 レコーダーの中を彷徨っていたら、なかなか決められなかくて、それで、目をつむってみる。 リモコンの↓ボタンを押しながら、ひとりで安定のドラムロールを口にする。 「ドゥルルルルルルル。(結構リアル)」 そして「ジャンッ」と言いながら、リモコンの決定ボタンを押すと、『ケイゾク』だっ