「人間の本能ってなんだろう?」 ちょうど1年ほど前、この問いについて考えていた時期がありました。 アートユニットukiとして作品を展示する時がそれにあたります。 理由は分からないのですが、僕が今まで投稿してきたnoteの中でこの記事が圧倒的に多くの人に見ていただいています。何故だか分かる人がいたら是非教えて欲しいです。 今回、その展示のvol.2が開催され、それへの出展を機にもう一度「本能」について考える機会ができました。 とは言っても、「本能」ってみんなのどこかに必
2020年4月2日。 毎日色んなところで色んなことが起こっていると思うが、今年に関して言えば、この日は僕にとって社会人としての生活が始まった日である。 僕はこの春から愛知県にある建築事務所で働いている。 そして、もうすでに働き始めてから1ヶ月が経っていた。 多くの人は先週あたりからゴールデンウィークの休暇を過ごしていると思うが(というかもうそろそろ終わってしまうか)、僕はとりあえずこの1ヶ月について振り返ろうと思っている。 1ヶ月率直な感覚として、あれからもう1ヶ月も経
今日で大学生としての生活が終わる。明日から大学生じゃなくなる。 長かったようで短かった6年間は、世の中の喧騒とは対照的に、ひっそりと静かに終わろうとしている。 小豆島で生まれ育ち、高校卒業を機に沖縄に移住した私は、大学生・大学院生として6年間沖縄で過ごした。 6年間と言われると、いつも小学校の期間と同じだなと思ってしまうのだが、沖縄での6年間は、小学生の頃の6年間とは全く違う、ただ密度が濃いとも薄いとも言えない、簡単に片付けることができないような複雑で、曖昧で、私にとって特
「人間の本能ってなんだろう?」 ここ最近、この問いについてずっと考えていました。 でも実際僕は、この問いに対してどこか距離感を感じていました。 現代においてこの問いはなかなか生まれないような気がしていて、 そもそも考える必要がないように思ったからです。 しかし、僕らは多くの場面で「本能」というものを元に行動していることも事実です。 「これ美味しそうだから食べたい!」 「寒いから暖房入れよう。」 「今日は疲れたから早く寝たい。」 これらは全て人間の本能に沿った行動
どうもKiyotoです。 このnoteは「Monster Exhibition 2019」について書く第4回目です。 このコンペについて書くnoteは今回を最後にします。 時間は早いもので、初めての東京での展示が終わってもう1ヶ月くらいが 経とうとしています。もうすでに遠い昔の出来事のようです。 今回は、実際に会場で僕らの作品を展示した時からその後どんなことを 思ったのかなどについてです。 これまでのnoteについてみていくと、第1回目は主になぜこのアートコンペに挑戦
どうもKiyotoです。 このnoteは「Monster Exhibition 2019」について書く第3回目です。 今回は、提出した企画書が通って、僕らの作品を展示していただくことになってからのお話です。 第1回目は、主になぜこのアートコンペに挑戦したのかについて、 第2回目のnoteは、作品を制作していくプロセスについて書きました。 下記にそれぞれリンクをつけますので、皆さん是非ご一読ください。 それでは、始めていきましょう。 展示することが決まって5月31
どうもKiyotoです。 このnoteは「Monster Exhibition 2019」について書く第2回目となっています。 今回は、作品を制作していく中で考えていたことや思考のプロセス、またuと議論したことなどについて書きます。 ちなみに第1回目のnoteは、なぜこのアートコンペに挑戦したのか、またどのような考えを持って取り組んだのかなどについて書きました。 下記にリンクをつけますので、このnoteを読む前に是非ご一読ください。 今回の作品のタイトルは「怪獣の一欠片
どうもKiyotoです。沖縄は梅雨明けしたみたいですが、蒸し暑い日々が続いています。カラッと晴れてほしいな〜って思うような天気です。 さて、実はこの度、僕は「Monster Exhibition 2019」というアートコンペに挑戦し、ありがたいことに東京にてアート作品を出展させていただくことになりました。そのことについて、これから何回かに分けて書いていきます。 まず今回は、なぜこのアートコンペに挑戦したのか、またどのような考えを持って取り組んだのかなどについて書きます
どうもKiyotoです。最近の沖縄は、お昼は初夏のように結構暑くなりますが、夜は思った以上に冷え込むような季節になっております。 今回は、僕が初めて演劇に関わったことについて書きます。 演劇に関わるキッカケをくれた人ある日、大学生になって長い付き合いになる友達の卯月(うづき)に会いました。とはいってもここ数年は直接会ってなくて、SNSで何となくやっていることを見るくらいの関係でした。彼は最近、大学で学んでいることに加えて、演劇や映像などの活動を行なっているそうで、正直これま
どうもお久しぶりです。 今回は、先日観に行った映画「洗骨」のことについて書きます。 映画「洗骨」について映画「洗骨」は、照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督が、過去に手がけた短編映画『born、bone、墓音。』を原案に新たに制作した長編映画です。 「洗骨」とは、遺体を土葬や風葬などの方法で埋葬した後、骨だけになった頃に家族や親戚などの手によって棺桶から骨を取り出しきれいに洗うことで、死者が「この世」や遺族との別れを告げる風習のことです。 現在では、実際に行う家庭はごく
先日、ミラノと東京を中心にご活躍されている沖縄出身のプロダクトデザイナー「大城健作」さんの講演会に行きました。 今回の講演会は沖縄の建築家協会の方々が企画したもので、建築関係の方が多くみられました。 講演会のタイトルは「Intuition(直感)」です。 普段は家具の世界にあまり関わりがなかったので、どんなお話が聞けるのだろうかと楽しみでした。 講演会は、大城さんに加えて、インテリア&ライフスタイル誌「ELLE DECOR」編集長の濱口重乃さんのお二人が会話をしながら進め
どうも。初めまして。 香川県の小豆島という小さな島で生まれた「Kiyoto」です。 生まれも育ちも小豆島、小中高全て小豆島、高校を卒業するまでずっと小豆島に住んでいたという、正真正銘の島っ子です。 今は、小豆島を離れて沖縄に住んでいます。もう、かれこれ5年目です。 沖縄では、建築を学んでいる大学生をやってます。 正確に言えば、今年から大学院生です。 特に建築の中でも、建築設計や計画、デザインを専門としています。 とはいっても旅や写真、音楽もそうだし、映画やらアニメや