京都アニメーション大賞

作品に賭ける覚悟・京アニ放火事件を受けて ~エンドビギニングは映画化します~


放火事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、負傷された方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

アマチュア作家の私の作品に賭ける思いは、京都アニメーションのプロのクリエーターの方々には全く及びません。

しかし、今回の悲惨な事件を受けて、気持ちを新たにしました。

どのような覚悟を持って執筆するのか、それを綴ります。
読んでいただけるのなら、幸いです。


【第11回京都アニメーション大賞への思い】

2019.6.3
第11回京都アニメーション大賞の募集受付が開始されました。

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この頃の私は、「受賞」に飢えていたこともあり、

「よし!これに応募しよう!」と決意しました。

私の書く作品は、流行のライトノベル系ではなく、異世界転生しなければ、魅力的なヒロインたちも登場しない。といって、純文学でもない。

多くのジャンルが詰まったリアル路線の青春活劇です。

しかし、京都アニメーションなら、私の原作を最高の仕上がりにしてくれるだろうと思っていました。

日本だけでなく、世界中から絶賛されているアニメ制作会社、京都アニメーション。

現在、世界中から多額の寄付が集まっています。


あの事件について、京都アニメーションのHPでは以下の記事が更新されました。

現在は傷ついた社員のご家族・ご親族、そして亡くなられた社員とご家族・ご親族に対し、出来る限りの取組みに努めているそうです。

第11回京都アニメーション大賞も、中止になる可能性が高いでしょう。


過去の作画や資料なども「一切合切ダメ」と全てが焼失され、もう何もかもがないそうです。海外メディアがこういう見出しをつけて報道していました「人類と芸術における多大なる損失」


ホタルさんが、募金先一覧をまとめてくださっています。


しかし、私にできることは作品を書き続けることなのです。


京都アニメーションの賞に応募するつもりだった「エンドビギニング」を、最高の作品にしたい。


【世界最高の作品を創ることの難しさ】

ここからはエンドビギニングについて記していきます。

第一話を投稿してから、1か月近くが経っております。

コメント欄でも今後の展開を楽しみにしていると、多くの方に温かい言葉をかけていただきました。

1話にコメントをくださった皆様、コメントは残してないけど、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

(インプレッションが900ほどあり、驚いています)


しかし、第二話は一向に投稿されない。

「喜多、あの作品を忘れてるんちゃうか?」と思われる方、あの作品を忘れてしまった方もいるでしょう。


申し訳ございません。まだまだ時間がかかります。


しかし、何もしていないわけではなく、今日も構想を練っておりました。

初めは3万文字で終わる予定だったのですが、あまりに書きたい内容が膨らみすぎて、10万文字を軽く超える作品になりそうなのです。


エンドビギニングには、以下の分野を全て詰め込む予定です。

脳科学、物理学、天文学、
ノーラン・ライアン、野球選手の故障、

仕事、営業
お金と時間の天秤
仕事と家族の天秤

支配層との戦い
父子の絆、恋愛

通貨危機、
肉弾戦闘、
ビル爆破、ド派手なシーン

そして、伏線を全て回収して最後にはカタルシス。

戦力外通告だけにとどまらず、この作品で、この世界の縮図を示したい。
最高の物語にするために、熱くなる要素を混ぜていきたい。

私は、まだ書き始めて3,4か月のアマチュアのくせに、欲張りなのです。


しかし、何が問題かというと、野球のこと以外は殆ど知識がないということです。


今は、参考文献を読んだりネットで情報を仕入れたりしていますが、インプットの段階がまだ終わっていません。

さらに、主要登場人物の設定を作り込み、エクセルの表で時系列をまとめています。

これらの作業が、とてつもなく時間がかかるのです。


私が初めて書き上げた「ヒョーイザムライ」は、プロットも殆ど作らず、流れるように書き上げたので、ところどころに矛盾があります。

しかしエンドビギニングは、念入りに下準備をして、ストーリーを逆算し、矛盾をなくしたいのです。


なぜそこまでするのか。

物語を作り始めて3,4か月の私が、評価される作品、ハリウッド映画を越える原作小説を創るには、とにかく時間をかけて作りこむしかないからです。


「ヒーローズジャーニー 神話の法則」(noteクリエーターのMAXさんが教えてくださいました)
というハリウッド映画の基本構成に当てはめようともしています。

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そして、その法則を踏まえつつ、想像を越える作品にしたいのです。


しかし、幸野さんとのコラボ小説で痛感したように、私の実力不足は明白です。

ですので、最近、大量の参考文献を購入しました。

言葉遣い、表現力を鍛えるものや、書きたいテーマの参考になるプロ作家の小説です。

ヒョーイザムライには参考文献はありませんでしたが、エンドビギニングには、

私は自由に使える時間の大半を、
「エンドビギニング」を素晴らしいものにするために使っています。

本業に従事しているときでも、個人事業主・喜多漠路の作品を良くすることは思考から消すわけにはいかないのです。

どれだけ時間をかけても、出版できる可能性も低く、それが売れる確証なんてありません。

けど、諦めたくはない。

私は才能に溢れたストーリーテラーではないかもしれませんが、多くの時間と熱意を作品に割く覚悟だけはあります。

多くの同年代が、家庭を持ったり、恋人と充実した時間を過ごす休日に、
家から殆ど出ず、小説の骨格を考え続ける。

そこまでしないと、「世界を変える作品」は創れないと思うのです。


【なぜそこまでエンドビギニングに賭けるのか】

両親やリアル世界の友人は、ここ最近の私の行動を不審がっています。

アウトドア派で、旅行に行きまくっていた頃に比べると、やたらと引きこもってカタカタPCを叩いている。

何をそんな無駄なことを?と思っています。
両親や友人から嘲笑されることも、慣れてしまいました。

そうですよね。
転職がしたいと愚痴っているなら、簿記などの資格取得に励んだほうがいいのです。資格を取得して、スキルアップして、待遇の良い職場に転職する。

しかし、それは一時的な解決でしかありません。

転職をしても、あくまでも労働者だからです。

私が目指すのは、「個人事業主」であり、「作家」であり、「自由で最高のエンターテイナー」です。


今の最優先事項は、執筆活動なのです。

もちろんたまには旅行にも行きたいです。
結婚したいし、素敵な恋人を探したい。

ええなと思う人がいれば、デートにも誘います。
そんな姿勢だから、彼女にも振られたのでしょう。

今からの恋人探しでは、私のこの我がままな考えを理解してくれる人を…(そういえば、デートに誘いたい人がいるのですが、なかなかラインで上手く誘えません。歳をいくら重ねても、恋愛は難しいものです...)


それほど、今作「エンドビギニング」に並々ならぬ思いを込めています。

また、この作品は私だけの物語ではありません。

挿絵を依頼している稲井ハルカさん。

社長さんと従業員の皆さんを登場人物のモデルにしている前川企画印刷。

皆さんの思いを作品にも込めていきます。


【反骨心と雑草魂、結果が全て】

5月末、
某出版社さんが、第一作「ヒョーイザムライ」を評価してくれました。

自費出版での全国流通を勧めてくださったのです。
(もちろん自費出版は出版社側の戦略です。乗せられているだけの可能性も高いです)

しかし私は、資金面の問題で、自費出版を断りました。
(先週も東京研修の際に、その出版社を訪問し、編集者の方とお話させていただきました。
私は、「資金が溜まって、内容を書き換えたら、全国出版したい」、と伝えました)


自費出版を巡って、両親とは大喧嘩し、彼女とも破局しました。

その判断を後悔してはいませんが、悔しかったのです。


リアル世界で私が言われたことは、作品への否定でした。


「お前の作品が売れるはずがない」

それが死ぬほど悔しかった…

近畿財務局のキザ野郎にボロカス言われたときよりも…
カナダで20万円をぼったくられたときよりも…

10年好きだった女の子に、死の宣告をされたときよりも…
国交省を退職するときに、上司から酷い捨て台詞を吐かれたときよりも…

しかし、この世界は結果が全て。
それが資本主義です。


だからこそ、自費出版ではなく、賞を受賞しての企画出版を目指すしかないのです。

私は今まで、周囲の批判や嘲笑をエネルギーにしてきました。

偏差値が低い、お前はアホやと言われたのが悔しかったから、死ぬほど勉強して、国公立大学、国家公務員試験に合格しました。

私は賢かったわけではなく、周りからの嘲笑が悔しくて、見返すために、自分の時間の大半を突っ込んで結果を出すのです。

「ヒョーイザムライ」はなんとなく書きましたが、「エンドビギニング」には、悔しさと覚悟を込めます。

それが良いか悪いかはわかりません。

しかし、25年の結果の出し方は、「反骨心」でした。

*雑草魂・巨人の上原浩治投手が好きでした。

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私は職場について愚痴ったり、日本政府や特権階級、資本家層を批判します。

仕事で叱責されるたびに、「俺は社会不適合者なのか、サラリーマンに向いていないのか」、とがっかりしています。

多くの人がそうだと思うのです。

叱られて、唇を噛み締めて。


しかし、そんな自分を受け入れようと思います。

おかしいとことにはおかしいと言いたいし、理不尽なことには抵抗したい。

邪念を捨てて、自分ができることをするだけです。

インプットとアウトプットを繰り返し、今出せる全ての経験と知識を、作品に詰め込むのです。


【時間がないので、`精神と時の部屋`を買いたい】

ある方が言ってくださいました。
「喜多さんに必要なのは、`時間`です」

私は、無駄な会議や、生産性のない仕事が好きではありません。
それは、時間を資本と考えているからです。

社会人になって、使える時間が圧倒的に少なくなったからこそ、様々なことに取り組む時間を大切にしたいのです。


たまには祖父母に顔を見せにいきたいし、旧友にも会いたい。

ライブにも行きたいし、スポーツも生で観戦したい。
サバイバルゲームもしたいし、世界遺産や城を巡りたい。

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良い出会いも探したいし、SNSで知り合った人にも会いたい。
一人で作品を読むインプットの時間も、執筆するアウトプットの時間も欲しい。

しかし、それらすべてを自由に行う時間がないのです。


最近のnoteの投稿は、呟きか、昔にしたストックが中心です。

新たに書き上げたものは殆どありません。


だから今、「精神と時の部屋」が欲しいのです。

*漫画ドラゴンボールに登場する異空間。時間の流れが外界とは違い、外界での1日が、この部屋の中では1年(365日)に相当する。短期間でパワーアップできる、修行に最適な環境。

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この部屋に入って、あらゆる知識と学問を学びたい。
そして、それらを物語に落とし込みたい…


そんなことは実現できませんが、私はとにかく強欲です。

最近は、皆様のnoteもすべて読みに行くこともできません。

その代わりと言ってはなんですが、私が書く「エンドビギニング」は、メッセージが詰まった素晴らしい作品にします。


いや、敢えて強気に表現するならば、映画化してもおかしくないプロットができあがりつつあります。

先日、MAXさんとMAXさんのご友人さんと、お会いして2人からアドバイスをいただけたおかげで、作品がさらに進化したのです。(ありがとうございました)



今作は最終回や終盤から逆算して物語を作っています。
第2話を書き始めることができるのは、物語の骨組みが完全に固まってからになってしまいます…


【すべての人へ 自分を信じれば願望は叶います】

この記事を投稿しているのは、7月21日です。

この番号の「エンジェルナンバー」を検索してみましたので、引用します。


721。自分に信頼をおき、願望に意識を向けることを、天使が伝えている数字になります。 あなたの幸福や願望は、あなたの中にあり、あなたの意識がそれを実現することになると、天使は伝えに来ています。 天使は、あなたの意識には物事を具現化する力があることを、とてもよく理解しています。 願望に意識を向けることや、強く持つことは重要ですが、そのためにはまず、自分を信頼することが大切だと、天使は言いたいようです。 自分を信頼すること、信じることは、あなたの意識を大きく変えてくれるものです。 その先には輝く、あなたの願望が待っているはずです。

自分を信頼する、信じる。

これは私だけではありません。

今、奮闘している世界の皆様、そして、悲劇があった京都アニメーションの関係者の方々。

どんなに苦しくても、つらくても、自分を信じれば、きっと願いは叶います。

どんな絶望も、終わりも。

命さえあればやり直せる。再び歩き出せる。


希望を持って、生きていきたいですね!


最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。

私の今日までの人生の総決算となるエンドビギニング1話はこちらです。



*今回は、シリアスな記事でした。他には、コメディ作品なども書いておりますが、それらの記事を紹介したものはこちらです。


私の人物像がわかる記事はこちらです。


国家公務員⇒経営者団体⇒民間企業で営業 人生は喜劇を合言葉にブログ毎日投稿 全ての経験をコメディ・ノウハウに昇華! 【野望・展望】 ワクワク・笑顔・本質の捉え方を届ける! 創作=エンタメ映画製作 お仕事改革=教育システム構築 サポートのお金は皆様を笑顔にする事業の資金にします!