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わかるようでわからないハラスメント

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ハラスメント関連の研修を開発する際の徒花たちを書き綴っています。
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記事一覧

仲間と集団-ハラスメント(5)

ハラスメントやダイバーシティなどの仕事の依頼が多い。ついにDEIのお話もきた。 それらはい…

誕生日など不変のものを"祝う"のはハラスメントか?-ハラスメント(6)-

以前、ハラスメント研修で、「本人の努力で変えられないものにとやかくいうのはハラスメント」…

倫理と論理-倫理観をどう育むか(5)-

これまで、倫理観をどう育むかということで、4回にわたって書いた。 前回の話はこちら。 た…

倫理観は学習できる-倫理観をどう育むか(1)

数年前、大手外資系企業の仕事をしていたときに、「目を通しておいてください」とエシックス(…

業務命令が窃盗だった話-倫理観をどう育むか(4)-

僕は、今まで勤めた会社でそれぞれ重ための倫理問題に出逢ったことがある。 一社目は倫理問題…

経験と省察から学ぶ-倫理観をどう育むか(3)

大学教員の友人から「非認知能力」という本が面白いよと紹介を受けた。 読んでみたところ、最…

マイクロマネジメントへ至る道

人の育成はマネジメントの一丁目一番地(最近知った新語)。 ただ、マネジメントは、相手から一緒に仕事をする相手とみなされていないと大変だ。今は現役選手しか認めない若者も多いらしい。 まず、お話できる関係作りから始める必要があるが、これまで立場等の権威に頼っていた場合はあまりうまくいかない。反応が得られない。壁に話しかけているようなことがおきるようなのだ。 そうすると、ある種の諦めが生まれて、エスカレーションの仕組みが働き始める。こうなったら、危険水域だ。 掣肘するような

叱るの効果は薄い-叱る(1)-

「叱る依存が止まらない」を読んだ。 読んだ理由このところ、Z世代周りの研修企画や、ハラス…

公平と平等-ダイバーシティ(5)-

人事における公平主義か平等主義かという議論を読んで、この議論は公平と平等という言葉を読み…

セクハラ研修をするほどセクハラが増える?-わかるようでわからないハラスメント(3)…

今回のエントリはハーバード・ビジネス・レビューの最新号である3月号の記事「職場のセクハラ…

ピンクビラ配りは暴力的なのか?-わかるようでわからないハラスメント(2)

ハラスメントは"迷惑行為"のことだが、迷惑行為防止条例について調べたら"暴力的不良行為"と書…

ワークプレイスハラスメント-わかるようでわからないハラスメント(1)-

そういえば、ハラスメントというのはあまり聞き慣れない英単語だ。ハラスメントの最後のメント…

ハラスメントかは相手の捉え方で決まる?決まらない?-わかるようでわからないハラス…

ハラスメントには明確な定義がない厚労省は、パワハラやセクハラの防止に熱心だが、「ハラスメ…