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暮らしの練習帖

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見た目も中身も素敵な人になりたい平々凡々な独身OLが、日々トライしてみたことの記録です。
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レッスン14.「変わりたい」の原石が詰まっているから、嫉妬を肯定して生きていたい

レッスン14.「変わりたい」の原石が詰まっているから、嫉妬を肯定して生きていたい

自分の中に生まれる嫉妬という感情に、この頃、落ち着いて対処出来るようになってきた。20代前半まではコンプレックスを刺激する相手に出会ったときなど、内心、それはもうごうごうと炎を燃やしていた。

例えば、絵本に出てくるお姫様のような、ふわふわの天然パーマに憧れ続けていた私は、そんな女の子に会う度、心がきりきりしていた。人目も気にせず自分がやりたいことに夢中になれる人たちを見ると、やりたいことが定まっ

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レッスン13.人間と、人間と似たものと。

知人に誘われ、TOKYOハンバーグさんの公演「人間と、人間と似たものと。」を観てきました。感想文をネットの海に投げ込むのってすごく怖いのですが、やってみます。

お話は、人間の生殖機能を奪うウイルスが蔓延する、未来の世界が舞台です。この世界では、クローン人間の製造は倫理的に禁止されていますが、実際には、臓器移植を待つ富裕層などをターゲットにしたビジネスとして、ひっそり行われています。

クローン人

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レッスン12.秋の日の、外と、家と、内と。

レッスン12.秋の日の、外と、家と、内と。

数週間前、知人が金木犀のアロマオイルをプレゼントしてくれた。贈ってくれた理由は「あげたかったから」という素直すぎるもので、私は反応に困ってしまった。

自分でアロマオイルを選ぶときは、寝つきをよくしたいからラベンダー、ホルモンバランスを整えるためにバラ、頭をしゃっきりさせたいからレモンなど、実用的な効能を重視していた。金木犀の香りは、そういう観点からすると選択肢に入ってさえいなかったから、そういう

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レッスン11.大学への寄付で救われる者の話

レッスン11.大学への寄付で救われる者の話

「卒業した大学に、年に一度、1万円を寄付している」と言うと、驚かれることが多い。若い世代で出身大学に寄付する人は少ないから珍しいのだろう。けれど、寄付を「偉いね」と褒められることには慣れない。私にとって大学への寄付は、貴重な4年間を不完全燃焼で終わらせてしまった自分を慰め、救うための営みだからだ。

ミッション系の母校には聖歌隊があった。歌が好きだった私は入学直後、入部しようと思っていたが、活動費

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レッスン10.「やりたいことリスト」の効能

レッスン10.「やりたいことリスト」の効能

去年の4月から1年ほったらかしにしたnote、今月からまた、ちょこちょこ更新していこうと思います。

さて、最後の更新では、2018年度末までにやりたいこと100個を書き出したリストを載せていました。

達成したのは2割程度でした。

私はリストを作った当初、「できるだけたくさん達成してやるぞー」と意気込んでいたのですが、途中から考えを改めました。リスト作成時には思っても見なかったやりたいことや好

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レッスン9.2018年度末までにやりたいことリスト100

前回書き出したものを指標に、年度末までにやりたいことを100個整理しました。たくさん叶えたいです。

【おでかけ】
1.江ノ島で生しらす丼を食べる
2.鎌倉のゲストハウスに泊まる
3.山梨に旅行に行く
4.バラ園に行く(2018.04達成)
5.スケート体験に行く
6.くるみわり人形をクリスマスの時期に観に行く
7.星野源のライブに行く
8.水着を買って海に行く
9.NEXTWEEKENDの編集部

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レッスン8.2020年末までにやりたいことリスト100

やりたいことは口に出したり、公にすると良いらしいですね。

2017年から2018年にかけての年末年始、私も例にならって、「死ぬまでにやりたいことリスト100」を作ってみました。けれど、80くらいで寿命を迎えるとして考えると、死ぬまでって時間が膨大過ぎて、地に足ついた努力が出来なさそうだなとも感じて。

期間を短縮し、2020年末までで設定したらなんとか100個出せたので、せっかくなので恥をしのん

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レッスン7.自分の輪郭を知りたいと思った日の話

レッスン7.自分の輪郭を知りたいと思った日の話

3月20日、「ネットニュース第1回モヤモヤ王決定戦」なるイベントに行ってきました。このイベント、中川淳一郎さんと山本一郎さんが昨年末まで行っていたイベントを、2人の若手編集者が引き継ぎ、若干の変化を加えてリスタートしたものです。

当日は、ゲストに3人の編集者・記者さんらを迎え、「ウェブ編集者の年収って高いの?」とか、「ウェブ編集者のキャリア設計ってどうなの?」とか、そういうモヤモヤを計6つ(アフ

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レッスン6.【一人暮らしを始める人向け】一か月食費2万円を叶える「わたしがかんがえたさいきょうの自炊じゅつ」~後編~

レッスン6.【一人暮らしを始める人向け】一か月食費2万円を叶える「わたしがかんがえたさいきょうの自炊じゅつ」~後編~

前回に続き、今回は後編、みんな大好き【お金やりくり編】です。

とは言え、激安食材を使った格安レシピとかは載っていません。代わりに、一ヶ月のリアル買い出し記録を載せたのでご参考までにどうぞ。

1. 一週間あたりの予算を厳しく設定しなくても平気

一月あたりの食費2万円は、ならすと1週間4000円です。でも、だからと言って週の予算を4000円と決めるのは、縛りがきつくて挫折しました。

普段使わな

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レッスン5.【一人暮らしを始める人向け】一か月食費2万円を叶える「わたしがかんがえたさいきょうの自炊じゅつ」~前編~

レッスン5.【一人暮らしを始める人向け】一か月食費2万円を叶える「わたしがかんがえたさいきょうの自炊じゅつ」~前編~

注)ヘッダー画像はイメージです

今年始まってから2か月間、毎週の作り置きに成功し、一か月の食費が2万円になりました。これを記念して、自炊をはかどらせるために心がけた、環境の工夫とお金やりくりの工夫を書き記そうと思います。

一人暮らしも7年目になって、ようやっと自炊の習慣が付いた訳ですよ。これはとってもめでたいことなんですけれど、電子レンジから煙を出したことも冷蔵庫で茄子を液体にしたこともあるし

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レッスン4.付け焼刃のアイデンティティが本物になる日まで

レッスン4.付け焼刃のアイデンティティが本物になる日まで

あけましておめでとうございます。松の内も明けたというのに、のっけから昨年の話でごめんなさい。

去年の暮れ、ライター・編集者向けの「パラレル親方」というイベントに参加してきました。ざっくり言うと、複数の先輩ライター・編集者たちが、後輩を育成するために弟子を募るべく、弟子候補者たちと顔を合わせてフランクに話し合うマッチングイベント、といったところです。

イベント開催のきっかけや当日の様子は既に多く

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レッスン3.ユニクロの服で「丁寧な生活」は掴めると、私は信じることにした

前回の更新から一ヶ月以上開きましたが、めげずに書き込みに来ました。一ヶ月もあったのに、どういうキャラでnoteを書いていこうか方向性がこれっぽっちも決まっていません。ごきげんよう。

さて、今日は素敵な人を目指す上では避けて通れなさそうな「丁寧な生活」について、だらだら書き連ねようと思います。

「丁寧な生活」。一度はそのフレーズを耳にし、憧れ、日々努力してる人も多いでしょう。部屋には植物を欠かさ

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レッスン2.私のスペック、公開します

よくよく考えたら、「素敵な人になりたい!」って最終目標のざっくりしたことは書いたのに、今自分がどんな状況なのか書いていないことに気がつきました。

というわけで、私のスペックを紹介していこうと思います。

【性格】
・自分のこと大好き(になりたい)
・いい人(って思われたい)
・人にも自分にも誠実(な人になりたい)
・努力が嫌い
・嫉妬深い
・落ち込むときはとことん落ち込むけれど、また性懲りも無く

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レッスン1.先延ばし女との決別

「これあんただわ」

中学の頃、道徳の教科書に載っていた『ぱなしの女王』という話を読んで、
母はそう言った。
話の詳細は思い出せないけれど、確か、出したものを元の場所に戻さないとか、脱いだ制服をハンガーにかけないとか、そういう「やりっぱなし」常習犯の女の子の話だった。

「へへ~そうかもしれな~い」

特に「始めっぱなし」が酷かった。勢いに乗ってやり始めたものが長続きしない、三日坊主とはまさにわた

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