kureseki

猫好き。孤独死確実な未来を前に、それをお気楽に楽しんで生きていくことを誓う。 ☆no…

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猫好き。孤独死確実な未来を前に、それをお気楽に楽しんで生きていくことを誓う。 ☆noteの内容 「SNSで拾った与太話を、まじめに一回だけ考察し、遺しておくだけのところ」 「『大草原の小さな家』の、雑多な感想保管所」

最近の記事

食糧自給率百パーセント、という「夢」

某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、私が言ってもなんにもならないことについて、それでも現状分かっていることを「単なる現実」として書いていきたいと思います。 食料自給率百パーセントを目指すことは可能。 だが日本は燃料と肥料が自給できない。 なら結局、それらは輸入に頼らざるを得ず、シーレーンが閉ざされれば日本は簡単に干上がる。 そんなポストを拝見しました。 その通りです。そして、他の観点からも、この「食料自給率百パーセント」という夢

    • 正義について

      某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、私が社会に対して、全く語る資格を持たないことについて書こうとしております。 大上段から世間へ知ろしめす! とならぬよう、できるだけ卑近なところから話を始め、いつものように無駄に攻撃的にならず、できるだけ穏当な結論を出せるよう、頑張ってみたいと思います。 75歳の九州男児が、女児に、 「公園のゴミを捨てろ、君が捨てたものじゃなくても片付けろ」 と言ったところ、 「あなたが捨てればいいじゃない」 と言

      • 映画「ザリガニの鳴くところ」感想・雑感についての稿

        今回はいつもと趣向を変えて、アマプラで観た映画の感想記事です。 なお、本編のあらすじは↓こちら。 物語は……いやそもそも、物語というものは、一体何を形作るために紡がれるのか。 本作、「ザリガニの鳴くところ」では、弱者と強者が対比のように置かれ、その狭間に「無関心の分厚い層」が立ちはだかっている。 ほぼ、現実と同じ構図だ。 弱者は強者には逆らえず、強者は弱者を意のままに操り、屈服させようとする。 無関心の分厚い「層」をなす人間たちは、その光景を見ては見ぬふりをし、それで

        • 追悼

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、例の学歴詐称の話にかこつけて、「いい大学に入って高給取りになる」という人生設計は時代劇のような昭和の産物、という話をする……予定でしたが。 急遽、本の紹介とします。 こちらの、とくに冒頭に、自分の言いたいことが全てつまっていたので、私の書くことは正直なくなりました。 私の先生、山崎元先生の、遺稿。我が子に向けた、最後の言葉を我々にもそっと手を開き、見せてくださいました。感謝申し上げます。 先生

        食糧自給率百パーセント、という「夢」

          学歴とは価値なのか。ブルーカラーは負けなのか。

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、 「アメリカで学費が高騰し大学のコスパが低下。ブルーカラーを選ぶ若者が増えている。人手不足・需要過多のためか」 というポストがあり、調べてみると、 (記事及びグラフは読売新聞オンライン様から拝借しました) 一時、Twitterが某SNSに変わるあたりで、多数の人員をイーロン仮面さんが解雇した、というニュースがあり、その影響もこの統計に反映されていたりすると思います。また、FacebookがMet

          学歴とは価値なのか。ブルーカラーは負けなのか。

          民主主義×資本主義 のいいところを二つだけあげる話

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、「日本の制度分かりにくすぎ。一度、日本の法律を一回リセットして俺に作らせろ」という内容のポストについて、思うところを語ります。 感情論です。しかも、BUBKAでももう少しましな記事書くだろっていう、知性のない、汚泥のような稿ですので、皆さんは読まない方がいいです。 さて。 日本の制度が分かりにくい、というお話ですが、制度なり法律なりってのは、どこもかしこも分かりにくいものです。 なぜかというと、わ

          民主主義×資本主義 のいいところを二つだけあげる話

          信託報酬の高い安いは、スマホの通常契約とpovo・ahamoの違いのようなもの

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、本当に某SNSからの話題です。 昨今イヤな話が続いたので、今回は趣向をまた変えまして、カネの話です。(イヤな話には変わりねぇ) 少し前に、作者さんからのポストで、面白い漫画が流れてきました。 渡波郁さんという方の作で、 「マンガでわかる株のキホン お嬢様投資をはじめる」 です。 作者さんご自身、アベノミクス以前からの投資家で、リーマンショックもリアルタイムで経験した猛者であるとのこと。 実際、

          信託報酬の高い安いは、スマホの通常契約とpovo・ahamoの違いのようなもの

          Orz

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、以前私が勝手に産みだした「性利己説」という人間の資質。これを元に政治形態を眺めると、社会主義のまずさが分かるよ、という、単なる軽い読み物の続きです。 きちんと論にするには、経済学、社会学などの肉付けがもっともっと必要なのですが、長くなっちゃうしぃ。 ってんで、面白そうなとこだけつまみ食い。結果週刊誌よりも怪しい読み物となりました。まる。 なお、性利己説ってのは、私の造語です。 詳しくはこちら。 社

          人格否定主義=社会主義

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、以前私が勝手に産みだした「性利己説」という人間の資質に基づくと、資本主義が最強になる、という話を肉付けしていきたいと思います。 ……ええいいんです。もとは「性善説に基づいた社会基盤がバイトテロによって壊されている」ことを嘆いた、某SNSの話題から発展してるので。 性利己説ってのは、私の造語です。 詳しくはこちら。 性善説も性悪説もちょっと芯を喰ってないよ、という話です。 まず。 性利己説の概念

          人格否定主義=社会主義

          少子化

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、何を取り上げようかなぁなんておもってたんですが……性利己説から始まった資本主義最強説についても語りたいし、鳥山明・TARAKO両氏の突然の死去についても触れておきたい。……ですが。 今回は時流を捉えた話からは逸れ、もう少し未来的なことを語りたいと思います。 正直、耳障りのいい話ではないです。 ですが、イヤな話だけに、発言力がある方、あるいは大衆への影響力が高い方、政治家、活動家、その他政治への発信

          2012年吹奏楽コンクール課題曲I 「さくらのうた」についての一考察

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、SNSではなく、Youtubeを眺めていての話題です。 自分が中高の6年間、吹奏楽部に在籍していたことは以前ちらっと申しました。 で、その音楽の情熱は吹きすさぶ現実という社会の寒風の前にいつしか潰え、音楽そのものの興味もいつしか、薄れていきました。 ですが、なぜか今年になって、音楽の熱が再燃し(それは、コロナにかかったことで長い暇が出来、つい昔演奏した吹奏楽曲をYoutubeで流して聴いていたこと

          2012年吹奏楽コンクール課題曲I 「さくらのうた」についての一考察

          性善説と性悪説

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、タイトルのとおり、性善説と性悪説について書きたいと思います。 クルド人のあれや、バイトテロのこれなど、日本特有の「性善説」とやらを基本において社会を回していた結果、足をすくわれ、思わぬ被害を被った、というお話が後を絶ちません。 ただ、今回はそんな話がしたいわけじゃなく。 「性善説」か「性悪説」。 いったい人間とは、どちらを本性として所有しているのか? という、人間の根幹に関わることを書きたいのです

          性善説と性悪説

          学びの「価値」

          ♪6, 3, 3 で 12年~ という文字列を見てメロディが浮かぶ人、もしくは一瞬でも 「コイズミ学習机」 という言葉が頭をよぎったひとは、50歳以上です。お疲れ様です。 いつもの、某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、前回の「古文、漢文、三角関数不要論について」の稿で、少し言い足りなかったことがあるなぁと考え、付け加える内容になります。 ……全然「一度だけちょっと」じゃないな。 ここ最近、というかずっと、イヤなことばっかり書いてき

          学びの「価値」

          古文、漢文、三角関数不要論について

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回はこの話題から。 ……はぁ。 車輪の再発明、という言葉がありますが。 人間は同じ話をなんどもなんども、否定されてもゴミ箱に捨てられても無視されても、執念く底の底の汚泥からそれを取り出して、議題にかけて問題提起をするのが好きですね。 男女同権とか動物愛護とかそういう聞き飽きている(なぜ聞き飽きるかというと、完全なる解決が不可能であり、それが分かっていて誰しもいつか興味を失うため。まぁ、新しく生まれてきた

          古文、漢文、三角関数不要論について

          活かしたもの、ころしたもの

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今回は、憂鬱な話です。 いつもです。 日本が貧乏になった、という言説について腹を立てた、という話を書いたのはついこないだのことですが。 今日も、似たような話になります。 ――最近。これからもしかすると、日本は豊かになるかもしれない、というきざしのようなものがちらほらと聞こえては来ます。 そしてそのたびに、それに冷水を浴びせたくてしょうがない人たちが出てきます。 そもそも。 今の自分が豊かなのか、それとも

          活かしたもの、ころしたもの

          なぜ、「年利5%を狙う長期投資」を、「難しい」とあおる奴がいるのか、について

          某SNSでの話題を元に、一度だけちょっと深く考察するだけの文章です。 今日は二本立てです。 今回は、タイトルの通りです。 ずいぶん前にやった話ですが、 上記記事のなかの、 「世界が変わることの想像力と対応力の欠如」 「年利5%という金融商品を持つことの厳しさと難しさ」 この二点について、どういうことなのか、もう少し詳しく語る必要があるのかな、と思っています。 といいますのも、いよいよ日本がインフレ基調となっていくこれからの時代において、今までの投資の状況はおそらく、どん

          なぜ、「年利5%を狙う長期投資」を、「難しい」とあおる奴がいるのか、について