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死ぬ前に感じたいことは?

ゴールから逆算する


スポーツの試合や資格試験などで良い成績を取るために重要なのは、
ゴールから逆算して行動を積み重ねることです。

目標を達成するには、

最終地点を明確にして、
それに必要な行動を毎日していくことが重要になります。


これは私たちの人生全体に対しても、
考えるべきことです。

今回は豊かな人生のため、
ゴールから逆算することについて考察していきます。


ゴールのために必要なことをする


スポーツや資格などに関しては、具体的でわかりやすいゴールがあります。

勝つこと。合格することです。

この目標を達成するために、

何が必要かを分析し、
自分の現状と照らし合わせ、
足りないものを補っていく。

という手順を踏むことになります。
これは多くの人が実践していることでしょう


しかし、人生全体においては、
目的が曖昧なまま走ってしまっているかもしれません。

スポーツや資格などに関しても、
闇雲にトレーニングをしたり勉強をしたりしてもうまくいく可能性が低いのと同じで、

人生も目的を決めないと、
こんなはずではなかった。

と後から思う可能性が高まってしまいます。

こういったことを防ぐためには、

自分が何を目指すか。

目的地をまず最初に決める必要があります。

闇雲に何かに取り組むことが、
全く意味がないということではありません。

例えば受験勉強であれば、
試験範囲が決まっていますから、

その範囲で勉強し、
そしてさらに頻出の分野というものがあります。

それを分析し、
より効果の高い部分に労力を割くことが良いでしょう。


片っ端から世界のすべての知識を一つずつ勉強していたのでは時間が足りないです。


目的地にたどり着くには、
しらみつぶしにするのではなく、
目的から考えて必要な行動をとるといった態度が重要になります。


試験範囲外の勉強が無駄になるわけではありませんが、試験を合格するためには役に立たない場合が多く、
役に立たないことをやってばかりいると時間が足りなくなってしまうのです。


どんな自分として死にたいか?


人生全体もこれと同じです。
スケールを広げて人生全体に適用させて考えてみましょう。


では人生のゴールとは何でしょうか?

この答えは人それぞれ考えるべき問題と言えますが、ここでは1つの考えとして、

死ぬ前の瞬間にどんな感情を味わいたいか?

というもので話を進めます。


例えばある人が、
死ぬ前に家族や仲間に囲まれて、安心感と誇りに包まれて死にたいと思うとします。

その人にとっては安心感と誇りがゴールになるわけだなので、
そのゴールに行き着くための行動を日々取る必要があります。

死の間際に家族や仲間に見守られている状況になるには、いつも周りの人たちを大切にし、思いやりを持ち、信頼される自分である必要があります。

信頼されるにはどのような行動、態度で人に接すれば良いのか?


人と関わる時どういった感情や思考を選択すれば良いのか?

といった具合に、目的が明確になるとそのための手段をだんだんと具体的にしていくことができます。


終わりを決めることで、
今するべきことがはっきりするのです。

終わりが決まっていないと今取るべき行動がはっきりしません。


目的地が決まっていない状態で、
右に行って左に行って右に行ってと移動を繰り返しても、最後に着く場所はどこになるか分かりません。


死ぬ直前にタイムリープして過去に戻ったのが今の自分


まず目的地を決めることです。

目的地は自分の最高到達点であり、
現在の自分から最も遠い場所です。

最後の瞬間どのような自分でありたいかということをイメージすると、
最も遠い場所である最後の瞬間に至る道がだんだんと具体的に見えてきます。
あとはそれを行動に残すのみです。

その道筋が今すぐに見えなくても問題ありません。
それは自分にできることを繰り返していけば、
次第に明確になっていくものなので、
まずやるべきことは目的地を決めることです。

その時の感情をできるだけ鮮明に、
未来にタイムリープしてまた現在に戻ってきたということにしましょう。

目的地を決めると、選択の基準が、
最高到達点の自分の基準になるので、
目的地から遠ざかる選択をしないようになります。


まずゴールありきです。
そこから逆算して、今を生きることで、
今が充実し、最高の死へ至れるでしょう。

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