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好奇心の本棚

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崩れる本棚のウサギノヴィッチとPさんによる競作エッセイ。 5の付く日はPさんが更新。10の付く日はウサギノヴィッチが更新します。
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2019年11月の記事一覧

描写のバランス(ウサギノヴィッチ)

描写のバランス(ウサギノヴィッチ)

 コンサドーレ札幌!
 
 どうも、ウサギノヴィッチさんです。
 
 まずは、文学フリマで崩れる本棚に来て本を取っていただいた方、会場でお会いした方、ネットで見守っていただいた方、本当にありがとうございます。
 今回は、崩れる本棚らしい出会いがあったのが収穫なのではないでしょうか。それについては、崩れかけのラジオで読書会という形でやりたいと思っていますので、それまでお待ち下さい。
 ぼくは買った本

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文学フリマの朝(Pさん)

文学フリマの朝(Pさん)

 文学フリマ東京の開催された昨日の朝は、前日から降り続いた雨が止むか止まないか微妙なところで、まだ小雨が降り続いていて傘を持っていくのかどうか迷っていた。大方の予報を覗いてみるとこの後止むことになっていたようだったけれども、少なくとも行きの道のりで本が濡れてしまわないかどうかは不安だった。結果として、出発寸前に雨が切れたので傘は持っていかないことにして、いや、大型の傘は持って行かなかったけれども念

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宣伝のような、まえがきのような、あとがきのようなことを書いてみた(ウサギノヴィッチ)

宣伝のような、まえがきのような、あとがきのようなことを書いてみた(ウサギノヴィッチ)

どーも、ウサギノヴィッチです。

ついに今度の日曜日です。
ラジオを月曜日に前倒しにして宣伝をしましたが、ついについに、文学フリマ東京が二十四日の日曜日に開催されます。

今、iPhoneの週間予報を見たら雨でした。残念!
それでも、会場は屋内ですので是非ともいらっしゃってくださいね。
最寄りの駅が、浜松町から出てるモノレールの流通センター駅という僻地ですが。残念!

自分なりに今回の新刊三冊につ

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コンピュータ・文字の話(Pさん)

 引き続き、しつこいようだけれども、パソコンで何が出来るのか考えている。
 極端な話をすると、パソコンというのは、チューリング完全な言語を備えているはずだから、基本的にはなんでも可能なはずである。
 例えば。あるパソコンで人間のエミュレートが行えたとする。それであれば、データ容量と計算能、現実で言えば時間と量のことを度外視すれば、このパソコンでも、その人間のエミュレートというものが可能になるはずで

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みなさんは、どこで、なにで、どうやって、文章を書いていますか?(ウサギノヴィッチ)

みなさんは、どこで、なにで、どうやって、文章を書いていますか?(ウサギノヴィッチ)

 おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 どうも、ウサギノヴィッチです。

 今回はみなさんにお訊きしたいことがあります。
 まぁタイトルの通りなんですけど、みなさんが私的に文章を書くときはデバイスはなにを使いますか? ということです。

 ぼくは今はパソコンで、メモ帳を使っています。でも、USA・MAPではスマホの縦書き機能のあるテキストエディタで書いているし、小説はパソコンのMacに

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書きかけの小説(Pさん)

 Pさんです。
 もう随分前になりますが、書き出しだけ考えた、小説のつもりの「苦しみから歩き出す」が早くも煮詰まってしまって、頭を抱えています。
 頭を抱えているというのは、この小説が進まないことというより、書き続けることが出来るくらい簡単な題材にしたにもかかわらず、それでも書き続けることが出来ていないということに対してです。
 崩れかけのラジオの課題図書として、ポール・オースターの「幽霊たち」を

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