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具体的に言語化できない=そこまで深く考えていない【言語化】【具体化】【夢実現】

「この部分はどういう解決策を考えているの?」

「えーっと、その、なんていうんですかね、イメージはあるんですけど…。
言葉にできないですね…。」

相手に、「思考の浅さ」を見透かされる瞬間である。


言語化で知れる【思考の深さ】

事業の推進において、他者からの協力というものは不可欠である場合が多い。

そういった中で、相手に
「ここまでしか考えられていないのね…」
と見透かされるのは大きな痛手だ。

その思考の浅さによって、人の力量や信頼性が推し量られることも少なくない。

というか、できる。推し量れる。
その人がどれだけその物事に熱意があって、好きで、どの程度の重要性を持っているかを。


皆さん好きなことはあるだろうか?

僕は料理が好きだ。
ある程度の料理なら作れるし、他の人と比べても、
美味しくするコツを知っていると思っている。

んで、料理の事を聞かれたら、
「ここはこうした方が味が出る。」
「こう切ると、熱の通りが均一になる」
というふうに答えることもできる。


誰しも、好きなことならどれだけでも話せるでしょ?

アニメが好きな人は「そんなに!?」って程詳しいし、
ギターやってる人にコツとか聞けば絶対に一つは持っている。

興味があることなら、自発的に調べて考えて、
【言語化できる程度】には知っている。


つまり、
「言語化をできない」
ということは、
「その程度の浅さでしか考えられていない」
ということだ。


皆さん経験はあるのではないだろうか?

「なんとなくイメージはあるんだけど、うまく言葉にできない」
「わかっているつもりだったけど、いざ聞かれると適切な言葉が出てこない」


それはつまり、理解できていないのと同義。


質問からわかる理解度

上記の理論を使用すると、
「質問することで、思考の深さを推し量る」
ということが可能になってくる。

企業の採用面接で
「当社に入ってやりたいことは何ですか?」
と聞かれたとき


A「○○という業務です。御社の○○という理念に共感し、○○という観点からこの業務が非常に重要だと感じており、○○を通して社会に貢献したいと思いました。」

B「○○という部署に入って、○○ということをしてみたいです。」

C「任されたことは何でもやります!(どんな事業してるのか詳しく知らねえ!)」


と答えた3者がいるとする。

どうだろう。
ぱっと聞いただけで、どの人がどのくらい会社の事を知っていて、どのくらい深く考えているかが読み取れるのではないだろうか。

たった一回の質問で。


もっと質問の質を高めていけば、
「相手の思考の深さ」を、
「まるで物差しを使って測る」
かのように、知ることができるだろう。



ただ一つ注意が必要である。

それは、
「質問者も、質問の質によって思考の深さが判断されうる」
という点である。

もし浅い質問をしてしまった場合、相手からも
「この人、浅いな」
って思われかねない。

逆に、質問の質によっては
「この人、めちゃくちゃ考えてるな」
「博識だ。知識豊富だ。」
と思われる場合もある。


質問する側も、ある程度頭の回転や知識量をみられているということだ。


「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」 byニーチェ


これらの理由からも、就活時に企業側から求められる「逆質問」というものは非常に重要なのだろう。



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