しだみえ

1977年/札幌出身/品川区在住。IT&モバイル系編集者→サルサにはまって、方向転換。…

しだみえ

1977年/札幌出身/品川区在住。IT&モバイル系編集者→サルサにはまって、方向転換。スペイン&メキシコ留学を経てメキシコで旅情報誌編集長を務める。帰国後旅行ガイド本編集者を経て、再びフリーランスに。世界の料理本(メキシコ→バスク)の編集のほか、子育て系コラムも執筆中。

最近の記事

おこもりと在宅ワークを豊かにする実践7つ:2020年を幸福度UPのターニングポイントに

SNSとWEBニュースに張り付いて病みかけているこの頃。休園になってほぼ4週間。子どもと2人家に篭りつつ、在宅ワークをこなす日々が続いています。世界中から届く悲鳴に怯え、重なるリスケに調整や不安で疲労困憊。 しかし、どうやらこれは短期スパンの決戦ではないようです。いっとき乗り越えればいいわけではなく、長期にわたって受け入れるべき状態なんですね。 ならば、世界中のありとあらゆる一流コンテンツをオンラインで視聴できる状況で、あらゆるツールでスムーズに練絡も取りあえ、少なくとも

    • 42歳なの

      私と同じ1977年生まれのシャキーラは43歳の誕生日に、50歳のジェニファー・ロペスとスーパーボウルのショーで最高のパフォーマンスを披露し、絶賛された。 2人ともラテン系で、高齢出産をした母でもあり、パワフルでセクシーなエンターテイナーとして進化し続ける憧れの女性。中年であることも、子育て中であることもルーツも何ひとつハンデにはしない。全てをひたすら明るく、ポジティブに、エネルギーの塊にして表現している。 今までのヒット曲とメッセージを集大成のように15分のショーで表現し

      • 躓きながらも歩く歩く

        躓かない人生なんてない。すべての道に、大なり小なりの石や凹みがある。 派手にひっくり返って転ぶときもあれば、よろめく程度のこともある。 平らに見える舗装された綺麗な道でも、誰も歩いたことのない道なき道でも、躓く時は躓く。 はじめて一歩を踏み出したその日から、毎日躓いて転び、ぶつけて痛さと驚きに泣き、でも歩くことを辞めず、走れる喜びに笑う。 躓かないようにすることに囚われすぎたり、躓いた思い出を人生の大きなポイントにするのは勿体無い。躓いて泣いた顔よりも、再び走り出せる

        • 30代最後の1年をどう過ごすか

          今日は39歳の誕生日。人生の後半を見据えるには早いけれど、どういう40代を過ごしたいのかを意識しながら、今の自分を見つめる日にした。 昨夜の夕食の残り物と常備菜、ささっと茹でたり焼いたりしたものを詰めたお弁当をもたせて娘をインターナショナルスクールに連れていく。そこでは、私がいなくとも、いやいないからこそ、生き生きとして自信に満ち溢れている彼女を、全身で会いたかったよー!といなくて寂しかった!と言ってくれる先生方に預けて、私は私をちょっとだけ取り戻しに行く。 午前中に仕事

        おこもりと在宅ワークを豊かにする実践7つ:2020年を幸福度UPのターニングポイントに

          夫の友人たちから下の名前で呼ばれたいか

          先日、お台場を歩いていたら20代後半と思しき女性3人組が歩きながら山田優について話していた。 「山田優のポジションっておいしすぎるよね」 「美人だし、モデルだし」 「旦那が小栗旬で!」 「子どもも可愛いし、完璧すぎる」 「しかも!旦那の友人たちから下の名前で呼ばれるんだよ!」 「マジで最強!」 ……旦那の友人たちから下の名前で呼ばれたい、という心理状況がわからない。 単純にそこだけ抜き出して、その願望を叶えたいなら… 欧米人、しかもスペイン語圏の人と結婚すれ

          夫の友人たちから下の名前で呼ばれたいか

          迷いつつ悩みつつ少しづつ歩む

          今日で2016年の半分が過ぎた。少しはWEBでも収入を得ようと、子育てジャンル中心にママライターとしても活動することを決めてからも半年だ。 結局、ママライターとしては5媒体に78本の記事が公開され、未公開分が10本ほどあるので、平均して1か月に14本は書いていることになる。編集にも関わっていて、単発の仕事もほかにも結構あった。AsMamaのママサポーターや、アルバムカフェ大使としての活動も細々。 収入は想定、目標していた額は大きく越えることができた。ただ、保育時間やその間

          迷いつつ悩みつつ少しづつ歩む

          大好きな場所で大好きな思いと人をつなぐ

          好きなものはたくさんある。 でも何よりも好きなもの、欠かせないものといえば本。 本を読めない生活は考えられない。あればあるほどいい。 多くの本に囲まれた空間は、いろんな可能性を秘めているようで、とてもわくわくする。 幼いころから本が大好きで、同じく本好きの両親の元に育って文字通り本に埋もれて暮らし、 活字を読まない日は1日もない、という環境で育った。 一番好きな休日の過ごし方は朝から晩まで本を10冊くらい読む、という生活をしていた時もある。 さらに、大学を卒業してからは

          大好きな場所で大好きな思いと人をつなぐ

          ママのすごいねが聞きたくて私は今日もがんばるの

          ママが「すごいね」って喜ぶのが嬉しいから、出かける時間になると、私は今日もひとりで大好きなピンクの靴を履く。 ママが「すごいね」って言ってくれるのを聞きたいから、私は今日もひとりでお気に入りの帽子をかぶる。 ママが「すごいね」って驚く顔を見たいから、私は今日もひとりで着替えとオムツとオヤツの入ったクリスマスプレゼントのリュックを背負う。 ママが「すごいね」って駆けつけてくれるから、私は今日もひとりでベビーカーに乗ってベルトを締める。 ママが「すごいね」って叫ぶのが待ち

          ママのすごいねが聞きたくて私は今日もがんばるの

          子育てに専念しない

          子どもを産んで1歳8ヶ月。ひよっこママである。 幸いにして子どもはよく育っている。 とにかく健康。38℃以上の熱を出したことは3回ほどで、いずれも1日で下がった。手足口病になったり、吐いたりしたこともあるけれど、鼻水くらいはいつも出ているけれど、基本的に健やかに生きている。 よく食べる。あまり好き嫌いもなくて、バランス良く、比較的行儀良く食べる。中肉中背。 先日、一時保育で利用している保育施設で「よく躾ができているお嬢さんですね。どこへ行っても可愛がられるでしょう。将

          子育てに専念しない

          「子育てをした後に大学で学べばよい」

          大阪市立中の校長が、全校集会で「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上産むことで、仕事でキャリアを積む以上に価値がある。子育てをした後に大学で学べばよい」と発言したとのこと。 極端な部分もあり、多感で影響を受けやすい中学生に伝える発言として適切かどうかは疑問だが、この子育てをした後に大学、という道はあながち悪くもないのでは、と思う。 私が2007年にスペインに留学していた際、グラナダ大学付属校のスペイン語クラスで仲良くなったブラジル人の友人Roseは当時42歳だった

          「子育てをした後に大学で学べばよい」

          38歳、1歳児のママ。その肩書きだけの専業主婦では幸せになれないのだろうか

          35歳。4年半海外で過ごしてから旅行ガイドブックの編集・ライターとしての仕事を得て帰国した私は、3年後には起業し、日本と様々な国々を行き来しながら、さらに自由に羽ばたいて仕事をしたいと意気込んでいた。しかし、やりたいことリストをノートに書き連ねながら、ふと頭をよぎったのは「出産」のリミット。 こんな生活を続けていたらいつ産めるのだろう。3年かけて起業の基盤を作り、それから3年かけて軌道に乗せようと思ったらもう41歳。タイミング良く産めるかどうかなんてわからない。子どものいる

          38歳、1歳児のママ。その肩書きだけの専業主婦では幸せになれないのだろうか