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無農薬野菜は本当に安全なのか?

無農薬野菜といえば「体に良い」「安全・安心」というイメージを抱く人も多いかもしれません。

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しかし、無農薬野菜を食べ続けると、農薬が使われている野菜を食べるよりも人体に悪い影響が出てくる可能性があります。

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植物は自身で様々な防虫成分(天然農薬)を生成することで虫から食べられないようにして身を守っています。

人工的な農薬を与えられた野菜は徐々に天然農薬を生成しなくなりますが、農薬を与えられずに育った無農薬野菜は天然農薬を大量に生成します。

カリフォルニア大学バークレー校のブルース・エイムス教授が1990年に発表した論文によると、天然農薬の多くは発ガン性物質であることが明らかになっています。

例えば、セロリは天然農薬として「メトキシソラレン」という発ガン性物質を生成しますが、人から農薬を与えられて育ったセロリはその濃度が0.8ppmなのに対し、無農薬で育ったセロリは25ppm。すなわち、約31倍も急増します。

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このような結果はセロリに限った話ではなく、リンゴ・パセリ・レタス・ピーマン・キャベツ・ゴマ・ジャガイモなど、私たちが普段から口にするほとんどの野菜・果物に言えることでしょう。

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また、無農薬野菜は細菌に汚染される割合も高くなるので、カビ毒や食中毒のリスクも高くなります。

医師・研究者の間では、食品添加物のリスクよりも食中毒のリスクの方が危険であるという意見もあります。

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とはいえ、人工的に作られる農薬は100%安全なのかと言うと、そう言い切れるわけではありません。

食品添加物や人工的な農薬が人体にどのような影響を及ぼすのかはまだハッキリと分かっていないのが現状です。

食品の安全性試験ではラット・マウス・ウサギなどの動物に試料を与えて安全性を評価しています。

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しかし、動物はいくら人間に近い性質を持っていても、腸管壁のpHなど、体の構造や環境は多少異なります。

動物実験で得られた結果が必然的に人間にも当てはまるとは限らないので、安全性・危険性を完全に立証できているわけではありません。

現代の医学研究において人体実験は禁止されているので、食品添加物や農薬による人体への影響を検証することは困難でしょう。

本や雑誌などで「危険な添加物」として紹介されている保存料や甘味料などは、実際に計算してみると、理論上、普通に生活していれば1日の許容量には遠く及ばないため、人体への影響は無に等しいとする声も出ています。

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ここまでの内容をまとめると、農薬や添加物を使っていようと、無農薬野菜であろうと、毒性学的にはどんな食品でも「100%安全」とは言えないということですね。

そのため、「これは安全、あれは危険」と二分化するよりも、幅広くいろんな物を摂取した方が良いという意見もあります。

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本当に危険なのは、農薬や添加物うんぬんよりも、テレビやネットで聞いた情報を何でも鵜呑みにして信じ込んでしまうような心持ちにあるのかもしれませんね。

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