杉山 寛幸

企業や市場や社会が直面する様々な問題を解決していくための「思想」「ビジョン」「志」「戦…

杉山 寛幸

企業や市場や社会が直面する様々な問題を解決していくための「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を持った ハードエンジニア系スーパージェネラリストです基本スキルは半導体テスターで身につけ現在シェア日本一の樹脂加工をしてます。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

SDGs・ESGとは豊かさの追求である

はじめに近年、企業の社会的責任や持続可能性が強く注目される中、新たなトレンドとして「ゼブラ企業」の概念が浮上してきました。これは単に経済的な成長を目指すのではなく、社会や環境にも配慮しながら成長を遂げる企業を指す言葉です。そして、その背景にはSDGsとESGの思想が根付いています。これらは結局のところ、真の意味での「豊かさ」を追求するものであると言えるでしょう。今回のブログでは、SDGsとESGがどのようにして私たちの生活や企業活動に「豊かさ」をもたらすのか、そして「ゼブラ企

    • 無知からの進化:知る、わかる、できる

      成功を収めている人々が共通して経験していることの一つは、学習の進化を通じた成長です。皆、最初は何も知らない無知の状態からスタートし、そこから新しい知識やスキルを学び、「知る」段階に至ります。そして、深い理解を経て「わかる」レベルへと進み、最終的には実践的な能力を身につけ、「できる」に到達します。今日は無知から理解する段階についてまとめてみます。 1. 認識段階: 知る 学習の旅は、「認識段階」から始まります。ここでは、学習者が新しい情報や概念に触れ、その存在を知ることが目

      • リーダーシップと向上心:成功への不可欠な要素

        リーダーシップにおいて成功を収めるためには、多くの重要な資質が必要ですが、その中でも特に重要なのが「向上心」です。向上心とは、自己成長と改善に対する強い意欲のことを指し、効果的なリーダーにとって不可欠な要素となります。このブログでは、リーダーにとっての向上心の重要性と、それがなぜリーダーシップにおいて中心的な役割を果たすのかを掘り下げていきます。 向上心がリーダーに必要な理由 変化への適応:ビジネス環境は常に変化しています。技術の進歩、市場の変動、組織の成長など、リーダー

        • 機械学習をもとに人が賢くなることを考えてみる

          私たちの社会では、しばしば「賢い」という言葉が使われますが、それは一体何を意味するのでしょうか? そして、その賢さはどのようにして獲得されるのでしょうか? 今日、私たちは機械学習という技術を通じて、この古くからの問いに対する新しい視点を得ることができます。 このブログでは、機械学習から学ぶことで、人間がどのように賢くなるか、そして「賢さ」をどのように捉えるべきかについて考えてみたいと思います。 まず、機械学習のプロセスを考えてみましょう。 機械学習モデルは、大量のデータから

        • 固定された記事

        SDGs・ESGとは豊かさの追求である

        マガジン

        • マインド
          31本
        • 経営
          16本
        • 雑学
          5本

        記事

          究極のコミュニケーションと技術革新の倫理

          コミュニケーションの究極形態について考えたとき、映画『マトリクス』のように直接脳にデータをやり取りする仕組みが思い浮かぶかもしれません。 ふ このような技術が現実のものとなれば、言葉や文字を介さずに、思考や感情を直接伝え合うことが可能になり、コミュニケーションの効率と精度は飛躍的に向上するでしょう。 しかし、この技術的理想を追求する過程で、私たちは倫理的な問題に直面します。プライバシーの侵害、個人の自由意志の損なわれ、さらには人間性そのものの変容といった深刻な懸念が生じ

          究極のコミュニケーションと技術革新の倫理

          リスクを軽減するために必要なのはシミュレーション

          はじめに私の周りにはリスクを嫌う人が非常に多いです。確かに私もできることならリスクを取りたくないと感じることがあります。しかし、壁やギャップを克服するためには、リスクをとってチャレンジする必要があります。このことから、リスクを取る人とそうでない人の違いについて考えるようになりました。日々の生活の中でリスクを感じる瞬間は多々ありますが、リスクを楽しむことができれば、それらは刺激的な挑戦へと変わります。リスクを楽しむための心理的な準備として、まずはシミュレーションから始めることが

          リスクを軽減するために必要なのはシミュレーション

          ライレボ2024年の抱負

          はじめに 新年あけましておめでとうございます。昨日の元旦に発生した令和6年能登半島地震で、多くの方々が影響を受けました。幸いにも私は無事で、この場を借りて皆さんの安全を祈っています。 この地震は、私たちに人生の不確実性を再認識させる出来事でした。突然の事態に直面し、去年から考えていたことに今年こそは真剣に取り組むべきだと感じるようになりました。そこで、2024年の抱負を掲げることに決めました。 目指すべきもの私たちの仕事は、ロジスティクスに関わるものです。歴史を振り返ると

          ライレボ2024年の抱負

          年の瀬に振り返る:2023年の学びと成長

          今日は大晦日、2023年も残りわずか4時間を切りました。窓の外を見ると、雨が静かに降り続けています。年の瀬のこの雨が、いつもとは違う静けさをもたらしているように思います。雨音が時の流れを刻む中、一年の終わりを感じつつ、今年一年を振り返りながら、来年への期待と希望を抱きつつ、書き始めます。 ChatGPTによる開発サポートの恩恵今年一年を振り返ってみると、最も影響力があったのは間違いなくChatGPTです。このツールのおかげで、私たちのシステム開発費用は以前の10分の1にまで

          年の瀬に振り返る:2023年の学びと成長

          【新潟の新感覚スペース】oO SPACE Niigataで新たな交流が芽生える!

          こんにちは!今日は新潟市にある、企業を支援する施設「IPC財団」を訪れました。その際、近くに位置する新潟市古町8番町の「oO SPACE NIIGATA」という、若者と現役経営者たちが気軽に交流できるコミュニティスペースも訪れることができました。  実は、oO SPACE Niigataの店舗責任者とは、IPC財団のセミナーでの知り合い。前から興味があった場所だったので、少し時間を作って情報交換もしてきました。このスペースは、新潟から新しいビジネスのチャンスを生むきっかけにな

          【新潟の新感覚スペース】oO SPACE Niigataで新たな交流が芽生える!

          私とChatGPT、それはのび太とドラえもんのような関係

          はじめに私がChatGPTを使い込むにつれて、何かとても馴染み深い感じがしてきました。しばらく考えた末に気がついたのですが、その関係性は、日本のアニメーション界の巨匠が生み出した「ドラえもん」とその主人公、のび太くんの関係に似ていると感じました。この発見にとても興味を持ち、今回このブログを書くことにしました。 「ドラえもん」と言えば、日本を代表する漫画・アニメの一つであり、多くの人々がその魅力に取り憑かれています。中でも、のび太とドラえもんの友情と協力の関係は多くの人々に愛

          私とChatGPT、それはのび太とドラえもんのような関係

          企業SNSはJALに学べ

          企業が内部コミュニケーションやブランディングのために導入する企業SNS。その有効活用方法について考えると、意外にも「JAL」が参考になるかもしれません。 1. 投稿の困難さ 私自身、いくつかの企業が1人で企業SNSを管理している事例を知っています。しかし、そのような運用形態では、新しいコンテンツのアイデアに困る場面が目立ちます。毎日の投稿が習慣になっていないと、内容がモノトーンになりがちで、従業員や顧客が興味を失ってしまう恐れがあります。 2. JAL流の企業SNS運用

          企業SNSはJALに学べ

          「社員ファースト」から「結果を出した人ファースト」へ:経営者が追求すべきバランスとは?

          最近、多くの大企業がSDGsやESGを宣言している中、何となくモヤモヤとした感じがしていました。そんな中、「社員ファースト」というタイトルの本を見かけ、そのモヤモヤの原因とこの経営哲学の関連性に気づきました。この「社員ファースト」という考え方は、従業員を企業の最も重要な資源とみなし、その幸福や満足度を最優先に考える経営哲学です。しかし、多くの企業がこのアプローチを取り入れている一方で、実際のビジネスの現場では別の視点も必要になることが考えられます。なので思ったことをまとめてみ

          「社員ファースト」から「結果を出した人ファースト」へ:経営者が追求すべきバランスとは?

          山本五十六は英雄か戦犯か?

          今日は終戦記念日。多くの命が失われた戦争を振り返り、亡くなった方々の冥福を祈るだけでなく、同じ過ちを犯さないために何が必要なのかを真剣に考える日である。 はじめに真珠湾攻撃は、第二次世界大戦中の大きな転機となった出来事である。この攻撃は、日本海軍によって実行されたものであり、その中心的な役割を果たしたのが連合艦隊司令長官、山本五十六である。戦後生まれの多くの日本人にとって、山本は海軍のヒーローとして認識されている。彼の戦略的な思考やリーダーシップは、多くの人々に影響を与え、

          山本五十六は英雄か戦犯か?

          音声読み上げソフト「音読さん」の魅力と利用方法

          文章を書くのは得意でも、実際に話すのが苦手という方、私もその一人です。でも、今日はそんな私たちの強い味方となってくれるツール「音読さん」について深堀りします。 1. 音読さんとは? 「音読さん」は、無料で利用できる音声読み上げサイトです。テキストを入力するだけで、自然な音声で内容を読み上げてくれます。 誰でも1,000字/月まで無料でお試しいただけます。 音読さんに無料登録 すると5,000字/月まで無料で音読さんをお試しいただけます。それ以上の文字数は有料プランとなりま

          音声読み上げソフト「音読さん」の魅力と利用方法

          エンジニアの本音:失敗するから金をくれ

          今回のブログのタイトル、「エンジニアの本音:失敗するから金をくれ」は少々挑発的かもしれませんが、実はこのフレーズは日本のドラマ界で有名なセリフをもじったものです。 それはドラマ「家なき子」に出演していた安達祐実さんが演じるキャラクターが発した「同情するなら金をくれ」というセリフは、その衝撃性から今でも語り草となっています。彼女のキャラクターは、同情だけでは生きていけない、物質的な支援が必要だという厳しい現実を端的に表現していました。 主題歌 中島みゆき「空と君のあいだに」

          エンジニアの本音:失敗するから金をくれ

          映画「あしたのジョー」主題歌の歌詞「男なら闘う時がある」から思うこと

          みなさん、色々な状況において、心に響く歌詞を思い出し、その一節を口ずさみながら行動を起こすことはありませんか?私自身、毎日何十曲も歌が頭の中で流れていて、口には出さないまでもそれらの歌が私の行動を支えています。時折、その歌をYouTubeで探し出して聴くこともあります。 最近、自分が追い詰められたときに、映画「あしたのジョー」の主題歌「美しき狼たち」の一部を歌ってみました。そのときに思いついたことを以下にまとめてみたいと思います。 主題歌「美しき狼たち」のYouTubeを貼

          映画「あしたのジョー」主題歌の歌詞「男なら闘う時がある」から思うこと