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全治1年のケガを経験、直面した現実③ 術後編

※術後の画像を載せてます。
苦手はな方は、読むことを辞めることを
おすすめします※

手術は、4時間かかりました。
2ヶ所の骨折、側副靭帯の修復、膝周囲の軟骨や
十字靭帯、半月板も傷んでいたそうです。
手術が終わり、母と弟に
一目会うことができました。
麻酔でぼんやりしてるため、はっきりとは覚えて
いません…

5類移行前のコロナ禍。
入院患者は、外部との面会ができません。
数日ぶりに見た、母と弟の顔。
不安そうな母の顔を、初めて見ました。
母と弟は、4時間ずっと待ってくれたそうです。
その後、担当医から術後の説明を受け
夜10時に帰宅。
夕方からの手術だったため、母の気疲れは
相当なものだったと思います。

術後10日経ち、抜糸後の左膝です。膝と太ももが一体化したように、腫れ上がってます。血栓予防のため、両足に包帯を巻いてます。左足の親指も骨折してました。爪は変色し、3ヶ月位経って、剥がれました。

術後4日は、38度の熱と、麻酔薬による下半身の痺れがつらかったです。
痺れを例えるなら、正座した時に現れる
いやーな、痺れです。
正座した後なら、一時的だし笑って流せるけど
4日間も続くのは、笑えません。
汗もよくかいたため
ボディシートが活躍しました(笑)

母とは毎日、LINEでメッセージ交換やビデオ通話を
してました。
コロナ感染防止のため、面会は一切できません
服や差し入れは、病棟看護師を通して受け取ります

新型コロナ流行兆候、面会ができない入院患者や、入所施設の高齢者を、テレビで観ていた時には
「寂しいだろうなあ」
「大変だろうなあ」と、どこか他人事のように
思っていたけど、その経験を

私も経験するとは、思いませんでした。


外部の人達と会えないのは、すごくつらいです。
一人での移動も、リハビリ室と病室の移動以外
原則禁止でした。
※リハビリが終わった後、病室に向かう途中に
売店に行ったくらいです。

入院当初は、動くことが禁止されていました。
病室の天井を、ずっと見ていました
テレビやスマホを、観る気力はありません。
そして、病室の窓からは、入院している病院の
別棟しか、見ることができません。
空や雲、草花を見ることができません。

動作制限が、少しずつ緩和されるようになってから
車椅子に乗り、短時間だけ病院の敷地内を移動し
中庭の草花を見た時

言葉では言い表せないくらい

胸がいっぱいになりました。


自分自身で移動ができること
中庭に咲く、名前も知らない花を観ただけで
言葉では言い表せないくらい、胸がいっぱいになり
涙が出たのは、初めての経験でした。

④に続きます。




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