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人間について

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記事一覧

自分に何かを禁止する時にはコレをすると楽になる。

自分に何かを禁止する時にはコレをすると楽になる。

何かを始めるようとするよりも、
何かをやめようとすることの方が多い現代。

例えば、
間食をやめよう。
無駄使いをやめよう。
夜更かしをやめよう。
スマホを見るのをやめよう。

あなたも何かをやめようと意識する時が
あるのではないでしょうか。

ただ、
人間がなにかをやめようとするのは、
かなり難しいものになっています。

そこで、ちょっとしたことで禁止ルールの実行をしやすくなる方法をお伝えしよう

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悩みと不安の向き合い方。

なんともひどい時代になりました。
こんなご時世ですから、誰もが悩みや不安を感じているのではないでしょうか。

今回は悩みと不安の向き合い方について、私なりの見解を述べたいと思います。

いろいろ試してみたけどうまくいった実感がない、
どれも正論すぎて、行動にうつす気力がわかない、
って方々に読んでいただければと思います。

順序だてて話していくので、すこしの間お付き合いいただければ幸いです。

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多数派は存在するのか?

少数派になりがちな私は、

小学校の時から多数決でたくさんの負けを味わってきた。

多数決で勝った同級生からよくこう言われた。

「ほら!オレの言った通りだったろ!」
「ほら!おまえは間違ってる!」

子供だった私は自分が間違ってると思い込んでしまった。

多数派が正解だと思ってる人はいないだろうか。

『多数決は方向を決めるだけであって、正解を決めるものではない。』

思考実験のこんな話がある。

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個性と価値のルーレット。

個性が重要視される時代になると同時に、価値のあるなしも声高に言われるようになった。

私は価値があるのか。
私の個性は価値があるのか。
個性に価値をどうやってつけるのか。

そんな悩みを持つ人も少なくない。
私も自分の価値がどう役に立つかは気になるし、どうやったら役立てられるかと考えている。

そんな相談を知人にすると、こんな話が返ってきた。

生存のルーレット彼は言いました。
ちょっと考えてみて

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真面目と言われてモヤついている人へ

真面目と言われてモヤついている人へ

学生の頃は真面目はいいことだと習います。

しかし、社会に出てるとどうも真面目のメリットが薄れているような感じを受けました。

真面目すぎるなんて言われて、不真面目の方が良いのかなぁと自己改革を考えるかもしれません。

今回は真面目のネガティブ要素を考えてみました。



なぜ社会に出ると真面目が良くない方向に働くのか。

たぶん私が思うに、真面目にやらなければいけないことが増えすぎるからだと思

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最後のおっさん

最後のおっさん

ヘルメットのつばで前がみえなくなって空振りした。

好きな女の子にたった一言が言えなかった。

3年間一度もレギュラーになれなかった。

大人になったのに面接官から鼻でわらわれた。

せっかく入った会社で成果をだせなかった。

どんどん世界の隅へと追いやられていく感覚。

いつしかそんな暗くて陽の当たらない場所に
慣れてしまっていた。

情けなくなった。
他人を妬んだりもした。

そんなどうしよう

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人間はこのどちらかと一緒に生きなければならない。

人間はこのどちらかと一緒に生きなければならない。

大人になるにつれて、生きるって大変だなと感じることが多くなった。

この大変さとはなんなのか。
考えてみました。

私と同じように生きるって大変だなって感じている人に読んでいただければ幸いです。

それではいってみましょう。

不〇の種生きることを大変にしているのは何だろう。

はじめに結論を言いますと、原因は不安と不満です。

人間はこのどちらかと一緒に生きなければいけません。

仕事に例えると

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世界の樹。

世界の樹。

まったく知らない土地へ出かけた。

そこに住んでいる人たちは、
見知らぬ私にとても親切にしてくれた。

そんな彼らをとてもステキな人たちだと思った。

だけど、どうやら私の国と彼らの国とは仲が悪いみたいだ。

そう、こんなことがこの世界ではよくある。

上に立つ者同士がなんやかんやで仲が悪いのだ。
だけど、下の人同士はうまく手を組んだりしている。

それはまるで一本の大樹のように見える。

上に伸

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10億回目の鼓動。

10億回目の鼓動。

冬の朝は静かで好きだ。

雪のクッションが
いろんな物音を消してくれる。

そういえば、

小さい頃はよくしていたのに、

大人になってからしてなかったことがあった。

心臓の音を聞くこと。

胸に手をあてると、
ドクンドクンと少しだけ押し返してくる力。

耳をふさげば、
ドクンドクンとわずかに聞こえる音。

そうやって自分の命の鼓動を聞くことが、
大人になってからしなくなりました。

そういえば

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目的に高さはいらニャい。

目的に高さはいらニャい。

3人のレンガ職人のお話はご存知でしょうか。

ドラッカーの本で見た記憶があります。

こちらの話の解釈もだんだんと変わってきたように感じます。

1人目のレンガ職人は、目的はありません。

2人目のレンガ職人は、お金をかせぐため。

3人目のレンガ職人は、世の中に貢献するため。

以前の私は、同じ仕事であっても、高い目的意識を持つことが重要だと学びました。

だからといって、、、しかし、3人目のレ

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こぼれた人生に火が通るとき。

こぼれた人生に火が通るとき。

私は人生で大きな間違いを犯したことがある—

こだわりが強く仕事一筋だった私は、
よく上司のことを批判していた。

『彼は何にもわかってない。』

優柔不断な上司。
判断できない上司。
自己保身の上司。
無責任な上司。

そんな名ばかり上司に心底腹が立っていた。

当時の私は自分の評価が欲しかったわけでない。
結果を出して、上司が昇格してくれればいいのにとさえ思っていた。

私は自分の能力をトコト

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「めんどくさい」の誤解。

「めんどくさい」の誤解。

「めんどくさい。
「あー、めんどくさい。

職場でそんなことを言いながら仕事をしている人を見たら、あなたはどう思いますか?

(つべこべ言わずやってくれ。
(あーうるさなぁ。

そんな言葉を言い返したくなりますよね。

実はこの言動、
なんと宮崎駿さんなんです。

ジブリで有名なあの宮崎駿監督です。

「めんどくさい」に込められた思い。多くの人は、
めんどくさい。と聞くと、
やりたくない。と解釈し

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なぜ優劣は存在するのか?

なぜ優劣は存在するのか?

仕事ができる人、できない人。
頭がいい人、よくない人。
運動ができる人、できない人。

いろいろ比べられる社会です。

あの人の方がよかった。
私ではダメだった。
自己責任で考えてしまいがちな人に向けて書きました。

今回は、
私やあなた、という個人としての問題ではなく、
人間という生物的な観点から、なぜ優劣が存在するのか?をお話しします。

はじめに断っておくと、
できるようになれ、とか
できる

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うつ病から学んだ人間関係の本質。

バーンアウト、燃え尽き症候群、適応障害、うつ病。

自分を曲げるくらいなら死んだ方がマシ。

そのくらい曲げることが嫌だった。

そんな人一倍こだわりの強い私は、
他者と衝突することも多く、
だけど争いは避けたいという矛盾に陥り、
幾度となく精神を壊してきた。

何度自分の頑固さを呪っただろうか。

だけど、それと同じくらい何度自分の信念に従っていけただろうか。

生きづらさを努力で克服しようとし

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