まつり

明日もまた行きたくなるカフェをめぐる、コーヒートラベラー。世界中のカフェをめぐっていま…

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明日もまた行きたくなるカフェをめぐる、コーヒートラベラー。世界中のカフェをめぐっています。 自分と人と地球に優しくありたい。ゆるヴィーガン。 2019年カナダ生活を経て、2023年春マレーシアに移住。 ライフスタイルやマインドセット、ジャーナリングについて。

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またいつか、としか今は言えないけれど、その日が必ず来ると信じて

そういえば、と思い立ち、カレンダーの日にちのマスを数える。 日付が変わり4月23日になったから、35日目。外出自粛が始まり、もう1ヶ月が過ぎたようだ。 美しい春がやってきて、買い物の道すがらに見つけた色づく花々を写真におさめる。毎日の自炊に疲れたら、大好きなローカルレストランのデリバリーを頼む。 最近の、日々の楽しみだ。 私の住むカナダ・バンクーバーでは3月18日に緊急事態宣言が出された。街の小さな商店はもちろん、ダウンタウンの大きなデパートや土産物屋は瞬く間に営業停

    • 儚く静かな雪の世界

      バンクーバーでは先週からちらりちらりと雪が降り、つい4日前には仕事が休みになるほどの大降りになった。 危ないから家にいなさいということなのに、いてもたってもいられなくなりカメラと一冊の本を持ち、お気に入りのカフェまで出かけた。 向かったのは家の近所にあるLe marche St. Georgeというカフェ。(近所と言ってもバスを二本乗り継ぐのだけれど。)バス停から5分ほど歩いているうちに、自分の頭の上にもしっかり雪が積もっていた。 ほっとするあたたかさと、雪に包まれた静

      • 「心地よい」を探す。まつりのバンクーバー暮らし

        北米では新年を盛大に、そして日本のように何日かかけてゆっくりと祝う習慣はあまりなく、2日から仕事が始まりました。 本日は4日の土曜日。昨日の土砂降りとはうってかわり冬のバンクーバーにしてはめずらしくきれいに晴れ、家の窓からは雪をかぶった山々が見えます。 ようやく週末になったのでコーヒーも淹れたし、2019年を振り返り今年の抱負を考えようと思います。 昨年書いた抱負から、少し違うベクトルに進んだ気がする2019年でした。5月からバンクーバーに住み始めたことの影響はとても大

        • 恋以外を知って、恋に落ちたハナシ

          ほんの3日ほど前、私は恋に落ちてしまった。 一日中、頭から離れないのだ。星野源さんのことが。 大ヒットした「恋」をあれほど毎日耳にしていたのに、きっとあの時から恋に落ちた人はごまんといるはずなのに。 今、なんでもないこのタイミングで、仲の良い友達が星野源さんを好きだと言っていたからという簡単な理由で、ふと聴き始めてしまったら最後、いとも簡単に、すとんと落ちた。 もしかしたら彼よりも星野源さんの方に強く想いを寄せているかも知れない、なんて冗談を言えるほどには、好きになって

        またいつか、としか今は言えないけれど、その日が必ず来ると信じて

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          何処へ帰ろう

          このまま明けないのではないかと怖くなる。 とっぷり暗い、未だ夜のような空に加えて、冷たい雨の降る午前7時前、仕事へ出かけるバスに乗り込んだ。 昨日まで、外を歩くだけでまだたっぷりと汗をかいてしまう残暑厳しい東京にいたはずなのに、たった10時間ほど飛行機に運ばれれば、秋なんてとっくに終わりもう冬が始まろうかという、カナダはバンクーバーにいる。 仕事が始まる前日の夕方に戻ってくるなんて時差ボケも辛いだろし、疲れも残るだろうから少し迷ったけど、半ば強制的に仕事に戻ること

          何処へ帰ろう

          何かを選ぶことは何かを選ばないこと

          noteの更新をする以外にも、毎日やりたいことは山のようにある。残念ながら私は集中力がそう長くは続かないし、物事に取り組むスピードも速くないので、毎日できることは自分が思っているよりもうんと少しだ。 だけれども、もう少しうまく時間を使えるようにも思う。 私はSNSが好きなので自分でも頻繁に投稿するのだが、その前後でだらっと見すぎてついつい時間が経っていることも多々ある。 バスにぼうっと乗っている時間に英単語の二つや三つは覚えられるだろう。 それに、毎日やりたいと思っている

          何かを選ぶことは何かを選ばないこと

          コーヒーブログをはじめました

          満を持してというより、重い腰をあげてと言った方が正しいだろうか。 ライフワークとなっているコーヒーめぐりで訪れたカフェを綴るブログを、ようやく始めた。毎日いそいそと、楽しく書いている。 文章を書くよりも、写真を整える方が大変で、何度も訪れているカフェだといつ頃だったかと以前のものまで掘り起こして素材を集め、写真加工アプリにインポートし、レタッチする。 まぁ、レタッチと言っても大したことはしてない(正しくいうとできない)のだが、昔と今のカメラは違うものを使っているし、とき

          コーヒーブログをはじめました

          シアトルで好きな場所はたくさんあるけれど

          もしかしたら写真日記にしてもいいのでは、と思っているここ数日。 でもそれはシアトルにいたからなんだよね。たくさん写真を撮りました。 🚩パイクプレイスマーケット シアトルでは外せない観光地。シアトルを訪れる度についつい足を運んでしまいます。 入り口にある有名な魚屋さん。歌いながら、魚を投げるパフォーマンスが有名。 なぜかお花やさんがたくさんある。 ミュージシャンもそこら中に。 ここから見る観覧車、私も大好き。 特に何かがあるわけじゃないんだけど(スターバックスの一

          シアトルで好きな場所はたくさんあるけれど

          何度でも撮りたくなる

          今までに何度も訪れて、何枚も何枚も写真を撮ったはずなのに、それでも足りなくて。 好きな気持ちを数で測るしかないなんて、ばかみたいね。 シアトルにしてはめずらしく、この3日間、快晴です。雨の写真も撮りたかったな。今なら少しはうまく撮れそうな気がするから。

          何度でも撮りたくなる

          スイスが好きすぎて➁

          昨日の続き。 1週間ほど滞在したスイス。ジュネーブを拠点に、日帰りでグリュイエール、チューリッヒ、フランスのアヌシーまで足を伸ばした。 昨日はジュネーブとフランスのアヌシーを紹介したので、今日はグリュイエールとチューリッヒの写真を中心に、旅行記を残しておきたいと思う。 🚩グリュイエール その名が付くように、チーズが有名な山岳地方。 全く飽きもせず山の写真ばかり撮っていた。 チーズ工場の見学。 あれだけ見てたら買いたくなるよね。 その場でカットして真空パックにしてく

          スイスが好きすぎて➁

          スイスが好きすぎて

          3月末から4月にかけて訪れたスイス。 あれほど、かたっぱしからカメラを向けてはシャッターを切った旅はそうそうない気がする。 どこを撮っても美しくて、まるで写真が上手になったかのように錯覚してしまうほど。そうでないと気付いても、うっとりと何度も写真を見返してしまうのだ。 そういえば旅行記みたいなものは書いていなかったから、写真を中心に残しておきたいと思う。 🚩ジュネーブ 国連があることで有名なジュネーブ。 滞在したホテルからの景色。レマン湖が覗いている。 日本に少し

          スイスが好きすぎて

          君は君の色で、ぼくはぼくの色で、太陽を描こう

          近ごろハマって見ているNetflixのドラマがある。 「Little things(邦題:しあわせのモーメント)」という、インドのムンバイに同棲しているインド人男女のカップルの話だ。 一話ごとに完結する30分ほどの短いドラマ。特別なドラマティックな展開があるわけではないが、自然体な(と思われる)カップルの日常の姿を描いている。 私はインド人が好きだ。 と言っても実は現地に行ったことはないのだけれど、日本で出会ったインド人、シアトルで友達になったインド人、友達の友達のイ

          君は君の色で、ぼくはぼくの色で、太陽を描こう

          東京でも、慣れ親しんだ場所でもないどこかで

          わざわざ、いくつかの仕事を辞めて、わざわざ、大切な人たちのいる心地よい場所を離れて、わざわざ、何も見えない明日を追いかける日々を選ぼうとしている。 みんなはすごいね、楽しそうだね、と言うけれど、こんなにこわい気持ちは生まれてはじめてで、もうやめてしまおうか、なんて考えが頭をよぎったりもした。 この1週間ほど、詰め込んだ最後の仕事の合間をぬって、友人と食事をしたりお酒を楽しんだりしたのだが、すごくすごく楽しくて、こんな日々を新しい場所で過ごせるのか、こう書いている間にもどう

          東京でも、慣れ親しんだ場所でもないどこかで

          確かな一歩だと信じたい、それがたとえおそるおそる踏み出したものだったとしても。

          陽が落ちれば冬の名残を感じるけれど、もう春だ、と胸をはって言ってもいいだろうか。 まだ見ぬ出会いに心浮き立つ季節。だけれども、私はさみしい気持ちの方がまさってしまう。なんて子どもじみているのだろう。もう30歳の1年を終えようとしているのに。 そう、30歳になった瞬間から大きな砂時計をひっくり返した。 心に留まっていた、とあること。この1年間よく考えて、それでも留まったままならば30歳のうちにやろうと決めたのだ。 タイムリミットまであと2ヶ月のところで、ようやく決断した。

          確かな一歩だと信じたい、それがたとえおそるおそる踏み出したものだったとしても。

          きっかけは、タリーズコーヒーあざみ野店でした。

          人生初めてのアルバイト 志望していた音楽大学の受験に落ち浪人することにした、高校を卒業した3月のこと。 一日中楽器を吹いているわけにもいかないし、リードやら海外から取り寄せる楽譜やらでお金がかかる。 練習は午後からにして、朝にできるアルバイトをしようと応募したのが、最寄り駅近くにあるタリーズコーヒーだった。 当時、特にコーヒーが好きだったわけでもなく、カフェバイトってなんかおしゃれだし、のような憧れはきっとみんな分かるでしょう? それでも思い出してみると、甘く、け

          きっかけは、タリーズコーヒーあざみ野店でした。

          #本日のまつり珈琲【2019年1月編】

          コーヒートラベラーまつりの、毎月のコーヒーの記録です。 行ったカフェやコーヒーショップ、買っておうちで飲んだ豆…など。 コーヒー一杯分のお値段のnoteです。購入していただけましたら、全ての記録が見られます。購入していただいた分でさらに美味しいコーヒーを飲みに行きます…♪ さて、2019年1月のコーヒー記録です。 年始は北海道にいました。 ▶1月2日(水) ・アンクルハウス(北海道北見市) 北見は生まれ故郷なのですが、まさか北見にこんなすてきな喫茶店があったとは…!

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