思い出の中に生きる人々へ。

伝えたいことがあるのに、
伝えるすべはなく
伝わるはずのない言葉を
ただ胸のうちで反芻し反芻し
答えのない応えを探しつづける

あれからどうしてますか？
元気にしてますか？
あの時の私の言葉が
うっかり呑み込んでしまった
魚の骨のように
あなたの胸の何処かに突き刺さって
あなたを困らせてはいませんか？

そもそも友達でも恋人でもない私は
遠く去っていったあなたに
わざわざ連絡する資格もないのだけど

眠れない。義理家族に振り回されて決まった引っ越し。長男とも離れて生活することになったのだが、こんなにも子離れできてなかったのか…サビシイ
隣の部屋に息子がいる安心感。待っていれば帰ってきてくれる。ずっと顔を突き合わせてる訳じゃないけど、同じ屋根の下で一緒に生活していたかったのに。

もしもピアノが弾けたなら。ギター弾きのつぶやき

　私はギター弾きだが、ピアノが弾ける人がとても羨ましい。ピアノのキラキラした優雅な音色が好きだ。どんなにがんばっても、6弦のギターには出せない複雑なコード、右手と左手を器用に踊らせてかき鳴らす、雄大なメロディー。とても憧れる。

　私もほんの少しだけピアノを習ったことがある。小学校一年か二年の頃、半年くらいピアノ教室に通った。
母に連れられ、見学に行ったのは、酒屋さんの車庫の中にある、プレバフの小

最近、耳の奥でずっと鳴ってるピアノ曲がある。あの曲を弾きたい。と言っても、私にはピアノは弾けないので、ギターで弾こうと思う。
手持ちの本に楽譜があったが、イメージと違うので、耳と目に頼って、もっと好きなギターカバーをコピるつもりだ！！できるかな、私に…やるだけやってみよう。

台湾のシンプルライフ=食う寝る遊ぶ

　台湾人と長年一緒にいて思うのは、ほとんどの台湾人にとって、一番大切な事は「食べる」事なんだなってこと。
　現地語である台湾語では、挨拶で「吃飽了沒（ジャッパボェ？) : ご飯、食べた？」と聞く。聞かれたら、「吃飽了(ジャッパ) : 食べたよ、お腹いっぱいだよ」。もし「まだ」と答えると、「じゃ、早く食べないと」と心配されたり、うちで食べていきなさいみたいになったりするので、「食べたよ」と答えるのが

儚く終わった最初の夢の話

　大きくなったら何になりたい？子供の頃、必ず聞かれる質問。
　子どもの頃はみんないろんな夢を見る。野球選手、幼稚園や学校の先生、警察官や消防士、コックさんやケーキ屋さん、歌手やアイドル、会社員や公務員。さらには女の子だったら、お嫁さん、優しいお母さんなんてのもあったな。(今はさすがにないだろうけど)
　夢は社会状況や家庭環境など、子どもをとり巻く環境を反映している。時代とともに、将来の夢の傾向は変

誕生日は母の受難日

　母が亡くなってから、よく母のことを思い出す。何かにつけて自分の中に母を探す。
　鏡をながめて、自分の顔をじっと見る。何となく母の面影があるような気がする。口元は割とよく似ている。目元も似てるかな。鼻は父に似て、だんごっ鼻で、格好悪いな。
　母は鼻筋が通っていて、鼻が高く、とても美人だった。
　母は祖父似だった。祖父は、ほりが深く、目鼻立ちがはっきりしていて、なかなかハンサムだった。俳優の草刈正雄

【オリジナル】朧月の夜feat.初音ミク

春の月夜の悲恋を歌いました。

歌詞

今宵月夜に誘われ　
宴を抜け出して
花はおぼろに照らされて　
はらはらと舞い落ちる

足の赴くまま　身をまかせ　
微風に佇めば
ここは現か幻か　
遠き日がよみがえる

小川のせせらぎよ　
小鳥のさえずりよ
春の野原を彩った　
あの人の思い出よ

待てど暮らせど現れぬ　
あの人を待ちわびて
咲き誇る花　かぐわしく　
うたかたの切なさよ

手折りて捧げしは
野に もっとみる

猫。

今日2月22日はニャンニャンニャンで猫の日らしい。

猫に関するエピソード、思い出してみた。

　まずはまだ幼かった頃の話。伯父の家で猫を飼っていた。ヤスと呼ばれるヤスネコと、もう一匹はよく覚えていないが、黒っぽい縞の猫だった気がする。「ヤスネコ」は鹿児島特有の呼び方のようで、一般的には茶トラということを最近知った。
　さて、その頃は猫が怖かった。猫自体が怖いというよりも、猫の爪が怖かったのだ。従

自分の人生、語ってみようかな…

　10代の頃、独りで悶々といろいろ考えていた時期。自我が目覚め、自分について、親との関係、学校のこと、さらには、社会について、人間関係について、悩み、考えていた。

　その頃の私は小説家になりたかった。小説の中には私小説というものもあるのだから、私も私自身を題材に、小説を書いてみようかなと思った。
　だが、有名な人ならともかく、誰が私の考えや生い立ちなんぞ知りたいというのだ？こんな平凡でつまらない

長男の誕生日

今日は長男の23歳の誕生日だ。もう23年も前のことだから、記憶に曖昧なところが出てきてるから、今のうちに覚えていることを書き留めておこうかな。
長男は結婚二年目の年に授かった。夫も長男で、当時、台湾ではまだまだ後取りとして男児を望む傾向が残っていて、私も義理の両親からプレッシャーをかけられていた。
結婚二年目に入り、なかなか妊娠しないといって、漢方医に診てもらうよう、勧められた。当時、私はちょうど

初めてのオリジナル曲

2022年の4月。
初めて作曲したソロギター曲✨
自分で曲を書けるなんて、
若い頃はできないと思っていた。
ソロギターを始めて、自分でアレンジして弾けるようになってから、なんとなくわかってきた気がする。
もっと早くソロギターに出会えれば、或いは若い頃の夢、叶えられたのかな…
あの頃、諦めないで、音楽の専門学校に行っていたら、ミュージシャンになっていたのかな…なんてね。
人生、いろんな選択があって、

さて、どこから始めよう…
元々書くのが好きで、子供の頃は物書きになりたかった。
小4の時の担任が国語が専門で、いろんな詩や文学作品を紹介したり、時間があれば図書室に連れて行ったり、私たちにも書くことを奨励した。
たぶん詩を書くのが好きになったのはその頃だと思う。