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仕事中にプライベートの話を聞きたくない
今の会社はゆるい。これまでの、どの職場より、楽といえば楽。
しかし、そのゆるさって、独身労働者には適用されず、損をしている気分を味わうこともある。
今日は、いわゆる「子持ち様」のニュースが、彼らの話題であった。(知らない人はニュース検索してください。まあ、このネーミングもどうかと思っている)
彼らは、組織の構造的な問題もあるとはいえ、その根底には子どものいる既婚者に対する独身女性のねたみ、そ
残業すると、すべてが崩壊する
月曜日が祝日で今週は一日少ないはずなのに、やけに長かった。やっとこさの週末で、部屋は薄汚れているが片付けは後回しにして、机に向かう作業をしている。
リュ・ハンビンさんの『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』という本を読んで、時間割なども作ったのだが、どうにも何もできないことがわかった。帰りの電車は一時間半はかかるし、ちょっと残業をすれば、夕飯を食べるのは九時ぐらいになってしまう。食事をすれ
「自分の仕事は特別だ」と思いたい心理
先日、とある会議に参加し、プロジェクトリーダーの人の発言が気になった。
「うーん、その仕事は彼らには、すぐにできないと思いますよ」
わたしは心の中で「え、誰でもできると思うけど」と思いながらも、黙って聞いていた。新参者だし、目上の人の面子を潰してはいけない。
その会議が終わってから、ちょっと考えてしまった。自分の仕事を一段上に見せたり、他人の能力を低く見積もりたい、という心理は何なのだろう、
涙の数だけ強くなれないよ
「涙の数だけ強くなれるよ」と歌ったのは、1995年の岡本真夜である。
(この歌はいい曲)
近頃、苦労を重ね、痛い目にあって、我慢をして、その先によりよい未来が待っているとは、まったく思えなくなってきた。
ひどい目にあったら、性格が悪くなるだけで、人に優しくなどできない。「おまえもこれぐらい我慢しろ」とか言い出す人も結構いる。仕事の苦労自慢も、みっともない気がしてきた。
痛みに耐えることに価値
わたしが持ち帰り残業をやめたわけ
8年間勤めた会社では持ち帰り残業が常態化していた。
しかしまあ、それはわたしだけであった。上長が我々の部署に業務目標を達成しろ、と発破をかけていたが、わたし以外の人間は上長の言葉を平然と無視をしていた。上長は現場にいない人間で、現場のことは何もわかっていなかった。彼は我々に業務上の実害を及ぼすことはできず、ある意味、無視をしても問題がなかった。定期的に言葉や態度でパワハラとモラハラをやるぐらいし
誰も無理をしない職場は快適
入社してからでないとわからないことはたくさんある。
今の会社の人たちは、みな子育てや介護に忙しい。言い方を変えれば、基本的には「無理ができない人たち」である。
長時間労働は物理的に困難で、ほぼ定時に帰る。わたしだけ独身で、比較的自由な身であるのだが、「ちょっと無理をしてくれないか」というプレッシャーがない。おそらく、自分たちができないことを他人に強要することはできないのだろう。
そんなわけで