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【V】千島学説との出会い

こんにちは、まいけるです。

今回からベジタス持論関係の記事はタイトル頭に【V】マークだけを付けるようにします。vol数のカウントはあまり意味無いかな、と思いましてw。

さて、ベジラジオでは先行してお伝えしておりましたが、ベジタス持論でも「千島学説」に触れておこうと思います。
この学説を語らずに私のベジタスは成り立ちませんのでw

あ、お時間の許す方はベジラジオもよろしくお願いしますw。別マガジンにまとめております。
つたない喋りで聞きづらいとは思いますが、ただいま絶賛精進中(?)です。

さてさて、ほとんどの方はご存知ではないと思います、千島学説。

「なにそれ、おいしいの?」

うん、ある意味、おいしいよw。
私のような自然科学や哲学などの激マニアな人wにとっては。

この記事にたどり着かれたのも何かのご縁です。
世にも奇妙な学説のお話ですが、少しばかりお付き合いください。

【読まれる前に注意喚起です!】
※今回の記事には一部、虫などの描写がございます!虫が苦手な方はご注意ください。
また、お食事中に読まれるのもお控えくださいw。
(万が一、リバースされてもまいけるは責任を負いません!よろぴく。)

ではでは、どうぞごゆるりとw。


出会ってしまった運命の学説

まずは私と千島学説との出会いのお話をいたしましょう。

私は若かりし頃、病気が元で大学を中退しました。
しばらくはプーでしたwが、まあ働かないワケにもいきません。偶然出会った高校の時の同級生に無理矢理頼んでw、働かせてもらうことに。
その同級生の家が老舗の相談薬局だったからです。

「病気の治療と仕事が同時にできる!これだ!」

なかなか安易な動機wですが、これが全ての始まりでした。

東洋医学を主とした薬局でしたので、治療法も漢方やお客様への生活指導が中心でした。
医療や薬学はもともと興味がありましたので、自然療法にもドハマりwして、なんとか自分のアトピーなどの病気も寛解してきたころ。その同級生から、とある本を勧められます。 

「たぶん、まいけるが好きやと思う。読んでみそ。」

「みそ」てw。
いぶかしみながらも、手に取る私。
そして「うげ」と思いました。

ちっちゃい活字がいっぱ〜いw!そして、何か難しい!難解!よく分からん!!
普段の私なら、絶対に読まないジャンルの本wでした。

同級生とはいえ、当時、彼は上司です。逆らうことはできません。読まなアカンw。感想も言わなアカンやろ。

本を借り、家でしぶしぶ読む私。
寝落ちしそうになった時、とあるワードが目につきます。

「生命は自然発生する」

はあ?何言ってんだこの本?

専門家でなくとも、どんな生物も子供が親なしでは生まれないことが常識なのはご存知ですよね。
この本は、それを真っ向から否定していましたw。

「まさか…、そんなはずはない。そんな、私と同じことを考える人がいたなんて!!

そこか〜い!!…ってツッコむところですよ!ここw。

ニワトリとタマゴのお話はみなさんもご存知でしょう。ニワトリとタマゴ、この世に存在したのはどっちが先か、というアレです。

古来よりこのテーマは生物学の研究者にナゾとされていましたが、ついに1861年、パスツールによって有名な首長フラスコの実験が行われ、生命の自然発生説は完全否定されました。
現在もこれは世界的に常識とされています。晴れてニワトリの勝ち(?)というわけです。

私はこの話を幼少の頃、子供向けの絵本(全60巻の、世界中の偉人を物語にした絵本でした)で知りました。
当時、私はパスツールの話を読んで、「そーなんだ!」と思いつつも、「ホントにそーなのか?」とも思い、とある実験を思いつきますw。

「ウジ虫は【生まれる】じゃなくて【湧く】って言うやないか。ハエがおらんとこで、試したろ!」
なんという小学生…。アホですねーw。

私は早速、空き缶にカマボコ一切れを入れ、畑に穴を掘ってそれを埋めてセッティング。ハエなどの成虫が入れないように目の細かい網を貼りました。
空気と雨だけが入るようにしたかったみたいですね。ちゃんと考えとるやないかw。

そして放置すること数日。
ドキドキの結果やいかに!!?

網を破り、缶をひっくり返してビックリ!
すごいニオイと共に、ウジやら何かの幼虫やらがワラワラと……w。

「あれェー?なんで?」
予想としてはカマボコは腐るも、虫はいないはずでした。これはどーゆうことだ??

私はこの実験結果を母に報告します。
予想に反して見事にウジは「湧き」ました!と言おうとした途端、

「よそわしか(汚い)!なんばしよっとか、このふーけもん(バカ者)が!!」

飛んでくるゲンコツ。つうこんのいちげき!!
まぁ、そうなりますわなw。

今考えれば網にハエがタマゴを産み付けた可能性が高いので、パスツールの実験を否定できるものではありません。ただ、この経験から私は密かに、生命の自然発生の否定を疑っていたというわけです。

「なんだろう、コレ、面白いな。」

私は結局、一晩で千島学説の本を読んでしまい、次の日また別の本を借りることになるのでしたw。

千島学説って何?

さて、そんなこんなで千島学説と出会った私。
今も少しづつですが自分なりにこの学説を研究しております。

かれこれ20年になりますね。我ながらすごいなw。ベジタス持論の考え方も、実際かなり千島学説の影響を受けております。

ではいよいよ千島学説の内容をお話しようと思いましたが、マトモに説明しようとすると何万字かかるか分かりませんw。
例のごとく、おまかせウェキペディアさんに丸投げしとうございますw!

ウェキペディアさん、おなしゃす!↓

ご覧の通り、ですw。

見事に、一般社会から完全廃絶の憂き目にあった学説です。というか、相手にされなかったのです。
まあ無理もないですね、現代の科学や医学の常識とは全く違うことしか、書いてありません。

細胞新生説や赤血球分化説など、そのどれをとっても到底、今の科学が受け入れられるものではありません。
仮に千島学説を受け入れるなら、科学や生物の教科書は最初の1ページ目から書き直さなければならないからです。今までのは全部ウソ、ということになっちゃいます。

現代科学の立場からすれば、とんでもないことなのです。

千島先生の想い

でも、それでも、千島先生は提唱し続けました。

先生は半ば狂人扱いされ、地位から何から全てを失われたそうです。晩年は小屋同然の研究所を充てがわれ、それでも研究を続けられたとか。

「私が顕微鏡で見た現象の数々は、科学のどの本に書いてあることとも合致しない。何故誰も事実を見ようともしないのか。私が間違っているというのなら私の実験を追試し、間違いを指摘していただきたい!」

先生の訴えは全てスルーされ、もちろん追試する科学者は誰も、今も現れていません。
いろいろと闇深いものを感じるのは、私だけなのでしょうか…。

まあ、千島学説が全て正しいとは言いません。なかなか過激な部分もあるのでw。
でも、完全に無視ってのは、さすがにヒドい。ヒドくないw!?
私が現代の科学や医療に多少なりとも不信感を持つのも、致し方なしでしょうw。でも争うのはバカらしいので、こっちからも無視してやるw。私のささやかな反抗です。

よく誤解されますが、千島先生は現代の科学に反抗するために千島学説を提唱したわけではありません。もともと先生は、完全に現代科学推進の科学者だったんです。

気になることがあり、本に書かれていることを自分の目で確かめようと思った先生。ところが実験のことごとくが、本とは違う結果に。これはおかしいと、何十何百回と繰り返される実験。

ついに、先生は科学が根本から間違っていることを認めざるを得なくなります。

先生は実は科学至上主義、とまでいかずとも、科学を愛していらしたと思います。
自分の愛して信じていた科学が、間違いだらけだった。だから、それをそのままにして後世に伝えることができなかっただけなんだろうな、と文献を読むたび私は思います。

250年後wに願いを込めて

ちょっと熱くなっちゃったwので、少しクールダウン……w。

天動説と地動説のお話はご存知かと思います。

現在、まさか天動説を信じている人はいないでしょう。地動説が正しいのはさすがに言うまでもありません。当然の事実です。

では、この「当然」が一般社会に認められ常識になるのに、何年かかったかご存知でしょうか?

約300年です。うわぉw。

ガリレオ・ガリレイやコペルニクスが地動説を唱え、彼らが亡くなってはるか未来にやっと、それが常識になる。
物事とは本来、そういうものなのかもしれません。

千島学説はまさに、地動説なのだと私は思っています。
千島学説が唱えられ、今約50年くらいです。だから、あと250年。

すぐには認めてもらえないかもしれない。でも、それを信じる人はいなくなることはない、と。

何の因果か、千島先生が亡くなられた1978年は、私の生まれた年だったりします。
こりゃ、何かあるなぁw。

微力ですが、千島先生の意思に報いることができるのなら、何かしておきたいと思う今日このごろ。
私が生きているうちには叶わなくていいのです。いつか、この学説がまず、世の多くの人の目に触れますように。

そう願わずにはいられないのです。

最後に一言!

……ああ、今回は感情が入り過ぎました。愛ゆえにw。

ちなみに千島先生は哲学者でもいらっしゃったので、「愛」を本気で科学で解明しようとした人でもあります。
もう、やることがヒトのそれじゃない(畏敬)。

現代の科学技術や医療技術の進歩は素晴らしいと思います。思いますが、何か物足りないものを感じるのも事実です。

「足りないピースは、これだと思うんだがなぁ。」

この世界に、もしもはありませんが。
もしも、千島学説の方が、先に世界の常識となっていたならば。

どんな世界だったのだろうと妄想が止まらないまいけるでしたw。

今回は長丁場になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
次回もお楽しみに〜w


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