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(読み切り小説)短編集

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「ふらりと立ち寄り、さらりと読める」を目指して。読み切りの短編小説をひとまとめにしました。
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(読み切り小説)合わないメガネ

(読み切り小説)合わないメガネ

おっとっと、、イテテ💧

イスに座ろうとして思い切り外し
まぁまぁ大きな尻もちをついた私。

隣に座る同僚が
納期ギリギリの作業の手を止めてまで
心配する始末。

えっ、大丈夫?
あれ、昨日床ワックスの日だったっけ?

私のイスの滑りが良いせいなのかと
同僚は卓上カレンダーで
清掃業者が床にワックスを掛ける日を
確認したが全然、来週であった。

違うの、これ
これのせいなんだ💧

あら、メガネ

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(読み切り小説)転生ものにチャレンジだ!意気込みだけで書いた物語

(読み切り小説)転生ものにチャレンジだ!意気込みだけで書いた物語

ここまでは順調だったんだけどなー。

ゴージャスでふかふかな
贅を極めたような天窓付きのベッドに
ゴロンと横になりながら
あたしは深いため息をついた。

ちまたで流行りの転生とやら
都市伝説かと思いきや
願えば叶うという、信じ難い話💧

疑心暗鬼のまま
あたしは唱えたのだった。
テンプレ通りの流れで行こうかなと(笑)

とりあえず悪役令嬢になりたいで〜す!

そうして目が覚めてしばらく

時報の

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(読み切り小説)甘酸っぱい僕の鬼嫁

(読み切り小説)甘酸っぱい僕の鬼嫁

えっと、これは何、、?

出逢って10年の長き歳月を経て
ようやく勇気を出してプロポーズ💍

晴れて夫婦となった僕と彼女
嬉しくて狂喜乱舞な僕のスマホに
彼女は検討もつかないアプリを
勝手にインストールした📱

「どこでも鬼嫁といっしょ」
何かそんなゲームのタイトルあったような
てか、そもそも何をするアプリ?

「カウント・システム5000回設定完了」

、、、。

僕のスマホなのに
僕の疑問

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(読み切り小説)雪だるま改のジレンマ

(読み切り小説)雪だるま改のジレンマ

それは明らかに変な出来栄えの
多分悪ふざけで作ったんだろうな。

誰かが1体の雪だるまに
拾った枝かなんかで手のみならず
足までも増やした。

何か、、やっぱりちょっと変だね💧

隣に並んだ仲間の雪だるまが
ぽつりと言った。

うん、何だろ
全然馴染めない、困ったな、、。

かなり広大な手入れの無い更地
いつしか誰かが雪だるまを作り置き
それがひとつふたつと増え
今年は豪雪という事もあり
気付け

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(読み切り小説)絆、キラリ

(読み切り小説)絆、キラリ

その昔、まだ人間が
獣の皮で作った粗末な衣類を身に付け
ようやく松明のようなモノに
あかりを灯せるようになった頃のお話。

あら、また火が消えた。

山肌に沿った洞穴は
夜になると強い風が絶えず吹き込み
何度灯しても火は消えてしまう。
当番を割り当てて誰かしらが毎日
朝まで寝ずに番をする日々。

他の生き物の侵入を防ごうと
知恵を絞り足元の悪い崖に居を構えても
屈強な身体を持つ獣たちが
夜な夜な恐

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(読み切り小説)海底(うなぞこ)ロマンス

(読み切り小説)海底(うなぞこ)ロマンス

浦島太郎に登場する亀って
サイズ的にウミガメっぽいな、と
なんの気なしに思ってたんですよね🐢

スミマセン、ここから
かなり長文で語ります(謝罪から入る)

まぁ、ウミガメ説(仮説)🐢
海から現れて海に潜るんだし
私だけじゃなくて誰かしら
おおよそ見当付くような事を
大発見みたいに思ってました(笑)

そしたら、とにかくウミガメだとしたら
あれって、、陸に上がるのはメスだよね
ウミガメのメスだ

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