根岸薫海

1998年生まれ🚺自分の好きなもの、心動かされたもの、何か思ったことを自由気ままに残し…

根岸薫海

1998年生まれ🚺自分の好きなもの、心動かされたもの、何か思ったことを自由気ままに残していきたいと思っています。何かマニアと言えるほど好きなものはありません。でも自信を持って好きと言えるようになりたいものはあります。

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  • 大切にしたいこと

    大切にしたいことについてまとめています。

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    私のひとりごと、感覚、考えたことをまとめています。

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    私の心の影の部分の話をまとめています。

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    私が過ごした人生おやすみ期間についての記事をまとめています

最近の記事

人生おやすみ期間の私の心を灯してくれたもの-音楽編-

どうして人はみんな心の中にあるものをろうそくとかキャンドルの炎に例えるんだろう。 そもそも何よりも大事な命のことを、ろうそくみたいに不安定で、強い風が吹いたらあっという間に消えてしまうようなものに例えているのは、おかしいんじゃないかって思うけど、 それくらい人の心は繊細で弱くて誰かと分け合っていかないと生きていけないものなんだろうな、とも思っている。 誰に教わったわけでもないのに、私も心の中のろうそくを感じたことがあった。 それは本当に一瞬であっけなくて、ふっと消えて

    • 自分の内側から出てきたものを大切にしていきたい

      最近、私の身の回りでは「消費される」とか「評価される」とか「いい文章とは」とか、人に見られることについて考える機会が多かった。 少しずつでも自分の文章を人に見てもらわないとダメな気がして、まずは限られた人の中で文章をポンっと置いてみている。 でもやっぱり意見を聞くのが怖くて、文章どうかな?とまだ一度も聞けてない。 これからはきっといろんな人からの意見を聞いていかないといけないけど、それもまた少しずつやっていけたらと思う。 私はつい最近まで人の目を気にして、他人軸で生き

      • 誰よりも素直になれない友達

        久々にドラマを観ている。 月曜9時からの「君が心をくれたから」 10時からは「春になったら」 どちらも別軸で切なくて悲しくて1話からボロボロ泣いてしまっている。 今日は初めて地上波で連続で見たので、泣きすぎて心にぽっかり穴が空いている。 「春になったら」の第4話では、お父さんの死ぬまでにやりたいことリストに書かれていた「神くんに謝りたい」がテーマにお話が展開されていく。 神くんはお父さんの中高生の頃の親友。40年くらいぶりに再会を果たしている姿になんだか泣けてしま

        • 「愛すべき傷跡を残した日々」

          人生のうちに「尊敬できる人」に出会える人は、どのくらいいるのだろう。 私は22歳になるまで、尊敬できる人に出会ったことはなかった。 周りにいる友達全員に尊敬できるところはあったけれど、尊敬できる人の欄に、たった一人を選んで書くほどの絶大な存在感のある人なんていない。存在すべてを尊敬できて、胸を張って「こんな人になりたいです!」と言える人なんて、みんな本当にいるのかな、とぼんやり考えていた。 約3年前の22歳のとき。私は大学を卒業して、小さなイベント会社に就職した。茅

        人生おやすみ期間の私の心を灯してくれたもの-音楽編-

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        • 大切にしたいこと
          7本
        • ひとりごと
          2本
        • 暗い星育ち
          7本
        • 人生おやすみ期間
          5本

        記事

          育ったまちと暮らしていくまちは違うまち

          2023年3月から4月にかけて参加したまちづくりワークショップ。 約3ヶ月後の7月末、モリノオトさんにDELight projectについて取材してもらう機会があった。 イベント直後の熱が残ったままの気持ちとはまた違う、ワークショップ全体やイベント、まちについて冷静にじっくり振り返る時間を設けることができた。 取材される側の大変さを実感 今のアルバイト先で取材をするようになってから、初めて取材される側になる経験だった。 プロの方がどんなふうに取材していくのか、勉強も

          育ったまちと暮らしていくまちは違うまち

          23歳と25歳。

          23歳の頃に読んでいた本を、25歳になってまた読んだ。 ところどころ付箋がついているのに今の私には理解できないページが存在する。 無理やり大人にさせられた23歳。 もう大人になったことを認めた25歳。 大人扱いされることに戸惑っていた23歳。 大学生に間違われることに焦る25歳。 大人になれば説得力があるのにと悔しかった23歳。 もう子どもには戻れないと思い知った25歳。 今の私には23歳の頃に感じていた気持ちに寄り添えない。 23歳の私はこの文章の気持ちに共感する

          23歳と25歳。

          「育ててもらったまちに何ができるか」

          DELight project 3/2-3/20 大学生に混じって、DELight Projectに参加してみた感想を書き残しておく。 私にとっては元気になったんじゃないか?と思って腕試しの気持ちで、今まで怖がりすぎて何も挑戦したことなかったから、勇気のいる選択だった。 大学生しか募集してなかったのに、面接させてくれて、合格出してくれ運営さんには感謝しかない。 DELight projectとはDELight プロジェクトとは、大学生が7人チームで生活者目線の場づくりを

          「育ててもらったまちに何ができるか」

          心が壊れたあの日から1年

          人生おやすみ期間を始めてから約1年が過ぎた。 あっという間に過ぎたけど、思い返すとまだ1年しか過ぎてないのかぁという気持ち。 心が壊れて、働くことができないと判断して、会社を辞めることを決断したあと、仕事の下見で片瀬江ノ島の海を見に行った。 普段友達と遊ぶと都内から離れていて、不便な駅に住んでいるけれど、少し足を伸ばせば、海を見に行ける距離なところはいいところ。 波の音を聞いて、本を読んで、ボーッとして、いろんな人を眺めて、陽が落ちるまで過ごした。 自分はどん底にい

          心が壊れたあの日から1年

          幼稚園の頃から普通がわからなかった。

          小さい頃から苦手な質問。 「将来の夢は?」 幼稚園の頃、将来の夢を書いて、張り出される作品を考えていた時、みんながおかしやさんとかおはなやさんとか書く中で、私は 「どうしてなれもしないことをみんな書いてるんだろう?」 「どうせならないのに書く意味あるのかな」 「ほんとにみんななりたいって思ってるのかな」 と思っていた。 全然なりたくないけど、みんなのを盗み見して真似して、おはなやさんとなんとなく書いといたと思う。 父親が◯◯屋さんと呼べるようなはっきりとした職業を

          幼稚園の頃から普通がわからなかった。

          謝られる時には顔を見ること

          2022.2.27のつぶやき人に謝られると、なんだかかわいそうな気がしてきて、まともに顔が見れない。 私は何も悪くない、むしろ謝られて当然。 謝られるまでは、あんなに怒っていたのに、いざ謝られるとこっちが申し訳なくなる。 先日、私よりひとまわりも歳が上の人に謝られる機会があった。 いつも通りなんだかとんでもないです、という気持ちになり、顔を見ることができなかった。 あとから謝られた時のことを思い出しても、どんな顔で謝られていたのかわからなかった。 本当に悪いと思っ

          謝られる時には顔を見ること

          人間ってあまのじゃく

          2022.2.3のつぶやき仕事があると日付が超える前に寝たい。 そのタイムリミットまでそんなに時間ないよって時に限って、黒くなってきたフィルターに目がいく。 変える。 今日は一日なんもない日!そんな日に限って片付けなんてやる気は出ない。 限られた時間の時の方があー時間ないよ時間ないよと思いながら、気になってやってしまう。 明日になれば、一日暇なのに。 人間はあまのじゃくにできている。

          人間ってあまのじゃく

          期限に追われる人生。

          2022.1.30のつぶやき 物心ついた時から、人生には期限がつきもの。 小学校低学年から習い事をしていた。 小学校高学年では受験が待ってて塾に通っていた。 中学生になるとテストが毎学期あった。 高校生になると週4で嫌な部活があった。 大学生になると就職活動がちらついた。 社会人になると毎日毎日仕事に追われている。 レポートが終わってもまた次の宿題が出て、やっとテストが終わって夏休みに入っても今度は部活が始まって、就職活動が終わっても仕事が始まる。 何かを頑張

          期限に追われる人生。

          本が好き。

          無職になった時、何にもしたくないけれど、何かしないと押しつぶされそうで到底生きていけそうにない 誰か、何をすればいいのか教えてください、そんな気分になった。 私はいったいここからどうやって立ち直ればいいのか。考えることさえパワーを使うほど、弱りきっていても、自分のことは自分で考えなきゃいけなくて。 誰も導いてくれない。誰も助けてくれない。 そんな絶望は高校生の時に思い知ってた。 みんなにとって当たり前に過ぎる1日が、私にとっては3日に感じるほど、時間の流れをゆっくりに

          本が好き。

          人生おやすみ期間中に得られたもの

          2021年から私の人生は歪んだまま、2021年3月会社を続けることができなくなってから、今の今まで私は人生をお休みしている。 幼馴染との関係が壊れ、実家もなくなり、父親に捨てられ、会社にも見捨てられて、先週には恋人とお別れした。 私にはもう何も残っていない。 人生のうちこれだけ一気に大切なものを失う人っているんだなぁと、どこか他人事のように思う。 最後の恋人とお別れした時は、(死ぬほど泣いたけど)もう失うことに慣れている自分がいて、もう怖いものなんてない、と強気になって

          人生おやすみ期間中に得られたもの

          心のろうそくの火が消えた日

          人生は不平等だ。 2021年。父の会社が倒産して、父と母が離婚して、一生住むはずだった実家を失った。 仕事は山場の11月後半。突然の母からの電話で知らされた。 それでも毎日仕事は容赦なく襲ってきて、あっという間に年末。 やっと仕事が休みになっても実家に帰って、部屋の片付けに追われる年末年始。空っぽになりつつある実家は、一人暮らしから帰ってきた安心感はどこにもなく、変わり果てた違う家のようだった。 お別れをする時間もなく、また仕事が始まって、たくさん帰るつもりだったの

          心のろうそくの火が消えた日

          ぐちゃぐちゃな思春期。

          高校生の頃の私は 学校生活が全てだった。 今思えば、とても小さな箱でしかない、学校という世界の中の基準が、私の人生の全てを左右すると本気で思っていた。 高校生になるとあからさまに距離が遠くなった先生たち。 担任の先生の運はみごとに大凶を引き、 クラス運も悪く、 男が大好きで成績を気にして先生に媚を売る 裏表のある女が学級委員長になったおかげで、 2年間クラスみんなで遊ぶ時間は 自習時間にしかならなかった。 恩師と呼べる先生など、存在しなかった。 私にとって黒歴史でしか

          ぐちゃぐちゃな思春期。