明桜生
シリーズもの書きたいなと思うけど長編はなかなか続かないから短編集、詩集として試してみる。 書ける時に書く。 テーマは降る
単体もののまとめ 小説、感想文など
つぶやき
他の人たちが書いたやつまとめ 多分日記
『キミガシネ』と『徒花の館』に憧れて書き始めた分岐デスゲームもの。更新頻度は多分かなり遅い。二人の視点で書く予定だけど、プロローグは同じ。多分話数が進むごとに読みづらくなるからハッシュタグで分ける予定。 人狼が生きるようになっているゲーム。 小説で書き続けるのが難しくなったためいつかフリーゲームとして作り直したいなと思い始めた。
正夢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼女が眠ってる。 すやすやと、心地よさそうに。 「おはよう××」 なんだか、悪い夢を見ていたみたいだ。 彼女は今日も僕の目の前で生きている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 四月に入った。 花見に来た。 彼女は直で桜を見るのは初めてだった。 「僕はあなたのことが好きです。 一生一緒にいてください」 「…ありがと」 彼女は照れくさそうに笑った。 桜並木を歩いてはしゃぐ彼女は妖精のようだった。 少しヒール
七十二候4/25〜29「しもやみてなえいずる」時 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 春の夢を見た。 久しぶりに、泣いていた。 春が田んぼにいて、しゃがみ込んで、何か話してた。 笑顔で、幸せそうだった。 今日はなにも手がつかなくて、ずっと泣いてしまっていてご飯もしょっぱくて、変な一日だった。 もう一度春に会いたい。 今更なんて思うけど、やっぱり会いたい。 少し固い抱き枕を抱いて、いつもより早く眠りについた。 今度は僕が春に抱きついてて、母が子にするように慰められて
シャボン玉 「スカッとスッキリ炭酸水!」 惹かれどころのないキャッチコピー 弟が好みそうな新人アイドル 作業用に垂れ流してたテレビを消す ありきたりの刺繍を施し終えたハンカチを畳む 飲み残しのボストンクーラーを飲み干して 数時間の浅い眠りにつく 雲の隙間から遅めの朝日が漏れ始める 姪の弾んだ足音とチャイムに玄関に向かう 「シャボン玉飛んだ♪」 歌いながら跳ねる足の虫除けリングが激しく揺れる やわい風にシャボン玉は乗って破れる 刺繍の入ったハンカチは、これからこの子に使わ
人間の文化は誰かが苦しまないと変われない その“犠牲”になってよかったなんて思わない そんな正義感はない 誰かが苦しんだ後に生まれたらよかった 幸せになりたかった 幸せになれる世界に生まれたかった
昨日買い物中母を笑わせた出来事 僕「合作しようや。絵の上手い人と合作したら収穫が多いって見たけん」 妹「え、私が上手いってこと?」(めちゃくちゃ自慢気に腹立つ声で) 僕「(絵に関しては認めてるけど)お前の性格は気に食わんけどな(嫌いだけどな)」 そういうとこやぞ 母「ふっw」 僕は(というか僕たちは)ずっと妹が嫌いでどこが嫌いかって言うと主に言動、僕より後に生まれたこと、親に、環境に僕より恵まれてることで、一時期人間に見えなくてなにかの化け物だと思い込んでいたくらいに嫌い
ネタ切れもあるのでしばらくまとめが増えるかも
本当は出かけたかったよね。 ごめんね。 せっかく散歩できると思ったのにね。 止む頃にはもう暗いだろうし、また明日だね。 今日はお家でいい子にしてようね。 迷惑じゃないよ。 そんな顔しないで。 そうだなぁ、今日は一緒にご飯作ろうか。 お皿持ってきてごらん。 ほら、完成。 ごめんね。 盛り付けるだけで。 ちょっとでも作れればいいんだけど、切るだけでも指切っちゃうし、混ぜるだけで材料が飛んでっちゃうし、下手でごめんね。 慰めてくれるの? 優しいね。 ……言われてみれば少し大きくな
ちょっと前の夢日記からの創作 実際の火葬にどれくらいかかるかとか知らずに書いてます ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 友人の姉が死んだ。 腹で二つに割れていた。 気になっている人で、そんなに話したことはなかった。 友人は泣いていた。 自分にとっても姉のような人だった。 複数の家族が一世帯で暮らしているから、子供たちはみんな友人で兄弟のようなものだ。 喪服に着替えて昼食の準備がされている。 特別な弔いの方法があるらしい。 手伝うように言われて広場のようなところに行った
“祈り”はWikipedia参照 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 祈り・・・世界の安寧や他者への想いを願い込めること。 “利他”の精神。 神への礼拝。 古い、古い、思考病。 奇数の年には女の指を偶数の年には男の指を、毎年10から20の若い指を一本ずつ、村を見下ろせる山にある寺の祠に奉る。 加えて十年に一度、その年に16になる子供を一人祠に奉る。 私は44人目の贄。 私と決まった時、父は大喜びした。 母は諦めたように泣いて喜んだ。 私に決まった理由は一度も指を切
こちらの企画に参加させていただきます (恋バナ、なのか……?) ↓この話の二人の話です ※一部倫理的によろしくない表現があります ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 愛 生まれた時から、私たちは親の所有物だった。 お母さんも、お父さんも、私たちで人生ゲームをするのが楽しそうだった。 私は勉強も運動も、優秀にさせようとしたらなったから、嬉しそうだった。 私たちはペット以下だった。 ご褒美なんてない。 一度もサンタさんが来たこともお年玉やお小遣いを貰ったこともない。
自分用まとめ 参考メモ 愛別離苦 親愛な者と別れる辛さ 友人:月桂樹(げっけいいつき)、霜月四葉(しもつきよつば) 月桂樹の葉 私は死ぬまで変わりません 四葉(よつば) 私を思って、幸運、約束、復讐 霜月 十一月の別名 カーネーション 黄 嫉妬、侮辱 濃い赤 欲望、心の哀しみ 追記
精神科今日は二ヶ所行った セカンドオピニオン 心理テストして、問診というか、した 性自認についてのきっかけについて聞かれてある人の動画を見て性同一性障害について知ってって言ったら莉犬君?て聞かれた すごいなそんだけ有名なんだな そういう人も結構くるんかな 莉犬君の動画見てから(性自認で)鬱になった?て聞かれて見る前からですって言った 推しに影響されてってわけじゃないんだねって そんな人ほんとにいるんだな 影響受ける受けない受け流すは好きにしろと思うけど、ほんとに苦しい人が信用
「愛だめだよ。怒られちゃう」 「いーの。怒られるのは私だけだから。これ。見つけたの。あげる」 「四つ葉の、クローバー?」 「今は一緒にいさせてもらえないけどいつかここ出よう。そして二人で生きるの。死ぬまで一緒!ね!」 「……うん!」 今日もまた両親に怒られる。 母さんは料理をしながら僕を呼びつけた。 もうすぐ愛が塾から帰ってくるから。 「いい加減死んでよ!愛だけでよかったのに!出来損ないのおまけなんて要らないの!せめて……せめて親孝行くらいしなさいよ」 「僕が死んだら親孝行で
愛が眠った後、僕は目が覚めた。 口の中で血の味がして、錆びた鉄の匂いが鼻を満たした。 気持ち悪くなって、その場で吐いた。 纏わり付く血が気持ち悪くてシャワーを浴びた。 愛に申し訳なさはあった。 小学生以来に見た愛の肌には傷があった。 服で簡単に隠せる二の腕や太ももに刃物で切ったような跡が。 真新しい傷もあった。 ついさっき切ったようで、血が滲み出ていた。 消毒して絆創膏を貼って、血のついてない服を着た。 電気をつけて改めて見るとひどい有様だった。 両親は腹から大量に血を流して
締切1日過ぎてました すみません ※この話は全てフィクションです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 小学校に通えたのはたった一ヶ月だった。 同じ年に生まれた人たちはみんな中学校を卒業した。 家よりもずっと長く真っ白な壁の病院に住んでいる。 二人部屋で何人も入っては出ていった。 時にはこの世から出て逝った子もいた。 私はずっと同じ部屋で、なんの病気かも分からないままずっと、ずっとただ過ごしてる。 お医者さんは何も教えてくれない。 看護師さんは何も教えてくれない。
私の人生はいつも狂っていた。 兄さんが支えていてくれたおかげでなんとか生き延びられてる。 私たちは生まれた瞬間から両親に虐げられてきた。 でも私は勉強も運動もできたから途中から兄さんと離された。 「文武両道のできる優秀な子であれ」と「りくのように落ちぶれるな」と何一つ自由がなかった。 勉強しか娯楽がなくなってしまうんじゃないかというくらい。 実際勉強は楽しかった。 けどなんだか生きてる心地がしなかった。 兄さんは学校では楽しそうにしてたし、友達も多かった。 でもだんだん学校に