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そのへんのBBA。彼との記録。独身同士の恋愛。そして、わたしの記録。生きていた証として。

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そのへんのBBA。彼との記録。独身同士の恋愛。そして、わたしの記録。生きていた証として。

マガジン

  • それが愛というものだから

    いつか彼が見つけてくれますように。私の恋文。

  • あおむし

    まだまだこれから…。少しずつ積み上がって、作品になっていく。

  • 宝箱

    私の写真を使っていただいたクリエイターさんの作品をここに保存します。素敵なので、皆様にもおすそ分け。

  • 春の嵐

    私の毎日をもとにして、小説っぽいものを認めました。前回書いた「川を越えていく」の続編です。

  • 川を越えていく

    私の日記を小説風にしてみました。

最近の記事

  • 固定された記事

27.透き通る関係(自己紹介)

彼と私。お互い、独身。 バツはついているけど。 二人は再婚もしないし、 約束もしないし、 同居もしない。 それでいいと思っている。 そうでないと、私たちの関係は続かない。 甘くもないし、苦くもない。 水のように透き通って、 身体の中に浸透していくような関係。 濁っていないし、色もついていないし。 透明な二人。 透明だからって、無ではない。 そこに存在している。 ガラスのコップに波々と注がれている時もあれば、あと一口しか残っていないこともある。 でも、またそこへ水

    • 145. 寄り添うふたり

      田舎町の映画館。 あなたの肩に頭を乗せて、寄り添って映画をみていた。とにかくぴったりとくっついていたかった。私が少しでも体を動かす度に、あなたは私の顔をみて、どうしたの?と言った顔をした。わたしはなんでもないよ、と言った表情であなたをみた。

      • ◎生地の溜まり場

        「生地」 小説を書こうと思う。その生地や素材の断片をここに貯めておこうと思って…。 フッとした拍子にコトバが降りてくる。心の中にそのまま落とし込んで、勢いのままにnoteへ綴ることが多い。ラフにノート代わりでここに溜め込んでおけば、纏めていつかは作品になるかもしれない。 メモ代わりに使うな?!w 覗き見は有料ですw ✄--------チョキチョキ--------------------‐✄

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        • 歩け、歩け

          西方の空が赤く染まる頃。 日光が大気の層を斜めに通過し、夕焼けが私の背中を押してくれる。 お気に入りの曲を聴きながら、日没を迎える街中を歩く。 鯉のぼりに、若芽の息吹を感じて足取りが再び軽くなる。 歩け、歩け。 愛しさをザックに詰め込んで夕闇に溶け込んでいけば、街と一体化していく。 暗闇を恐れずに、歩け。まっすぐに、歩け。光を頼りに。 街は明るく迎えてくれている。 暗闇であっても希望がキラキラと輝く。

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        27.透き通る関係(自己紹介)

        マガジン

        • それが愛というものだから
          147本
        • あおむし
          1本
        • 宝箱
          1本
        • 春の嵐
          5本
        • 川を越えていく
          13本

        記事

          ⑤春の嵐〈Nem’oubliez pas〉

          4月はあっという間に春を連れてきて、中旬にもなると、今度は春を連れ去ろうとしている。 フランス語では、桜の花言葉を「Nem’oubliez pas」と言うらしい。日本語訳では、私を忘れないで。 Je prie pour que vous ne m'oubliez pas "どうか私を思い出して" 別にね、悲しい別れだけではないと思うよ。一時も忘れないで…そんな意味合いで捉えたい今日この頃だ。 彼が日々そうであってくれたら、どんなにか幸せだろう。藤原灯はランチのクロワッ

          ⑤春の嵐〈Nem’oubliez pas〉

          144. 「春雨が降って百穀を潤す」

          穀雨の頃。 雨が降り、今日も少しヒンヤリした空気が漂う。この時季に降る雨はさまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨。私たち2人にも降り注ぐ。

          144. 「春雨が降って百穀を潤す」

          143. フレディの冒険

          お花屋さんで 彼そっくりのお花を見つけたので、 一輪買ってきたよ。 ガーベラのフレディ。 花言葉 「希望」「常に前進」「感謝」「究極美」 「前向き」「我慢強さ」「冒険心」 彼は今、新たな冒険にでるところなんだ。 これから先は、前途洋洋。 拓けていくよ。 ちょっとでだしは多難だったけど。 そのエビデンスは? そのロジックは? そんなこと、彼に言われそうだなぁ。 うふふ。 冒険にでたら、わかるさ♡ 言霊だからね。

          143. フレディの冒険

          ゆうりょうきじてすと

          実は前々から、有料記事を書きたかったんデス。今年は新しいことに挑戦する年だから余計にね。 別垢を作って(あら?作れるのかな?) もう少し真面目な記事をビジネスモードで書いてみようと思い…。 資格の勉強もしているので、そのまとめでもいいかしらん?ということで、noteの有料記事の作り方を体験するため、ただいまテスト記事を書いている、というわけです。なので、買わないでね・笑。よろしく。 内容はないよーん・笑。

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          ゆうりょうきじてすと

          ④春の嵐〈祭り〉

          「てのひらに春」春のパン祭り開催中。 今年はデイリーイシザキのお店でお弁当やおにぎりを買っているので、どんどん点数が貯まっていく。このペースでいくと白いお皿が2枚もらえる可能性が高い。少し深さのある皿らしいので、2枚もらえるとサラダを入れたりスープに使ったりできるな…。そんなことを考えている藤原灯の2024年春だ。 以前、白いお皿の話を恋人にした時、呆れられて「普通に白い皿を買ったらいいんじゃない?」とアドバイスしてもらったことがある。私も少しそうは思っているけど、これは

          ④春の嵐〈祭り〉

          142. 夜と桜

          意味 桜の花が命をみなぎらせて精一杯に咲いているので、私もまた全身全霊をかけて眺めています。 夜桜。 愛おしい人を思い浮かべながら、 桜の花びらを一つひとつ手に取る。 無事に春が迎えられて良かった。 桜サン、また来年逢おう。

          142. 夜と桜

          ③春の嵐〈花曇り〉

          「花曇り」は桜が咲く頃に空が曇っている天気のこと。3月下旬から4月上旬に使われるのが一般的だ。 春は移動性高気圧の晴天と低気圧の悪天候との間隔が短いので雲が多い。また日本南岸に前線が停滞することがあり,これも花曇りの原因となっているらしい。 今日のランチは職場近くの公園まで歩いていった。桜が曇り空の下で咲いている。なんだか寂しそうな空だけど、公園には多くの人がお花見をしたり、子どもがお父さんとキャッチボールをして、それぞれが春を楽しんでいた。 4月1日、新しい職場へ人事

          ③春の嵐〈花曇り〉

          141. そっと手を繋いで

          映画をみながら、こっそり私の手を握ってくれたあなたの掌は温かくて、私は少し眠ってしまった。 横をみたら、あなたもスヤスヤ。手と手を繋いだら、ふたりの呼吸が重なった。 S wonderful! 'S marvelous! You should care for me! 'S awful nice! 'S paradise! 'S what I love to see! You've made my life so glamorous You can't blame me

          141. そっと手を繋いで

          140. 夢うつつ

          彼の夢を見た。 内容は忘れた。 2回連続でみた。 夢にでてきてくれたことだけは覚えている。 いい夢だったことも覚えている。 私も彼の夢に登場できたらいいな。 そしたら、夢を介して行ったり来たり。 そんなわけにいかないか。 寝ても醒めても 彼に溺れる。 恋しいので そんなつまんない事を考えて過ごす夜。

          140. 夢うつつ

          ②春の嵐〈催花雨〉

          春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨を「催花雨」と言う。 今年の春は雨がよく降る。風も吹いて季節が変わっていくことをしっかり知らせてくれているように思える。 今の部署は、今日で最後の出勤日となる。出勤早々、先輩や同僚がしんみりとしていた。 この支店には丸8年、席を置いていた。1番の長老が何も言葉を発しないながらも、私の顔をまじまじと見つめた。何か言いたげな顔。寂しそうに目を細くした。 「退職するわけではないから、そんな悲しそうな顔をなさらないでください」私はそう言う

          ②春の嵐〈催花雨〉

          ①春の嵐〈沈丁花〉

          今朝は自宅の前に咲いている沈丁花の薫りが春の訪れを知らせてくれていた。自転車を漕ぐ足も軽快だ。 沈丁花の花言葉は「永遠」「不死」「不滅」「栄光」だそうだ。常緑樹で、みずみずしさを感じさせる葉をつけることに由来している。別名を「千里香」と言い、三大香木のひとつ。甘い香りが芳しい。 春は、新しい大風を運んできたので、油断すると大人でも吹き飛ばされそうな突風で、ビルとビルの谷間を進んでいるせいか、笑ってしまうほどの強風が向かい風となって襲ってくる。まるで「春の嵐」のようだった。

          ①春の嵐〈沈丁花〉

          皆様、ありがとうございます!

          前々回に「春の嵐」を書き始めると載せました。そうしましたら、ポンポンポンとお読みになってくださる方が湧いてきて、スキポチをいつも以上にいただきました。「#文学フリマ」の威力を知りました。すごっ、ありがとうございます。 ちょっと作家気取りで書き始めてみることにしますか・笑。(ウソ) プレッシャーで書けねーぇ(汗) まぁ、素人・初心者・我流ですし、自由に日記として書きますので、どうぞお暇な方もそうでない方も、お付き合いくださいませ。 ちなみに、スマホ文学です。スマホでポチ

          皆様、ありがとうございます!