20180508屋久杉

歴史を眺める

こちらのマガジンでは、歴史(主に日本史)について書いていきたいと思います。

何かを学習しようとするときに、どうしても陥りがちなことがあります。

それは「枝葉から覚える」こと。単語を覚えることは小さな成功体験ですし、歴史って暗記科目じゃん!という人も圧倒的に多いので、まずは用語集を覚える!という人も少なくないです。

歴史の勉強では覚えること自体は必要ですし、やらなきゃいけないことではあるんですが…たぶんそれは、長い目で見て身にはならないかなぁ…。

そして、延々と続く記憶のルーティンワークで、後半に差し掛かるにしたがって発狂状態に陥ること間違いなしです(汗)

ええと、歴史っていうのは、各世代の人々がそれぞれの価値観や思いで動いて、何かの結果がもたらされた。それが次の世代に受け継がれて…という、一つの川のようなものなんですよね。

例えば、鎌倉時代から室町時代に変わった!時代がガラッと変わって…なんてことはあり得ない。変わった部分もあるかもしれないけど、受け継がれた部分もたくさんあるはずです。

教科書ではぶちぶちと節・章ごとにぶつ切りにされていますが、それを一つの流れに再構成して、理解することが歴史学習の本質。

用語を覚えるにしても、その枝葉がどこの枝にくっついていて、幹のどの部分から生えてるのか?ということを理解することは必要です。

つまり、枝葉を凝視する前に全体を眺めなさい、ということですね。

そんなもの(教科書に書いていない内容も多いですから)調べてる時間ないよ!という叫びが聞こえます。わかります。受験生は忙しいんです。

というわけで、忙しい皆さんのために、私がこのマガジンで少しずつですが発信していきます。役立ててみてください。

一般教養としても使えるように書いていく予定です!


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