#236 最後の瞬間までそばにいたくて

2019年8月26日 08:32

朝はすっかり涼しくなって、秋が近づいてきたことを教えてくれる。

夏から秋に変わる瞬間はなぜかいつも少しだけ切なさを感じさせる。

--------------------

昨日は、撮影の同行ですごく大切な時間をゲストさんと過ごさせてもらう経験になった。

昨日が結納、そしてご入籍の2人。

撮影中の笑顔は本当に眩しくて、見ているこっちまで幸せに包んでもらえるようだった。

その笑顔の裏にはたくさんの想いが溢れていました。

ご家族の体調不良で撮影ができるかどうかも直前まで分からなかったり、当日も他のご家族の方が看病で病院にいたり。

公園での撮影を終えて、病院に向かうと、ご家族の皆様が笑顔で迎えてくれて、2人をたくさん祝福されていた。

その後は、家族全員での写真撮影。

花嫁さんが思わずぽろっとこぼす涙を見てシャッターの手が思わず止まった。

「まっててくれて、ありがとう。」

そんな声が聞こえてくるかのように。

大切な人との大切な瞬間の写真をカタチに残す。やりたかったことってこういうことだよなと心底思えた。

撮影が終わった後に、花嫁さんから同行させてもらったカメラマンの元に届いた「悔いはないです。」の言葉は一生忘れない。

いつか、自分もそんな瞬間に一緒にいられるようになりたいとまた目指すべきところがひとつ見えた1日でした。

最後の瞬間までそばにいる。

そんな写真を残していきたい。

頂いたサポートは撮影させていただくゲストさんの飲み物代やカイロ代などに活用させていただきます。もしよろしければサポートよろしくおねがいします。