262,263,264,265日目 仕事がうまく回らない原因は何なのか?

仕事がうまく回っていない状態は、至る所で発生していると思います。

自部門の業務で有れば、自分の権限の範囲内で色々改善することができます。

クロスファンクショナルで取り組んでいる場合、分担が不明確なまま進めていて、責任も曖昧でうまくいっていない場合があります。

リーダーだけが責められるという構図のまま、進展しない状態になっていることがあります。

このような状況で、立て直しを目的にリーダーの代役に任命されることがあります。

正直、他人が滅茶苦茶にした業務の立て直しはかなりめんどくさいです。

そのチームのメンバーは業務がうまく回っていないことを知りながらも、めんどくさい業務に手を出したくないので、全員が他人事です。

さらに、派遣社員や若手に任せて、責任者クラスは身を潜めています。

正しくないこと、つまりは不正だらけです。

こういう状況では、どこから正していけば良いのかわからない状態に陥っています。

普通に考えれば、普通に正しくことをやれば良いだけなのですが、そもそも何が正しいことなのかわかっていない可能性があります。

正しいこと、やってよいこと、正しくないこと、やってはいけないことを文書にして、皆で共有します。

文書化する目的は、解釈によるブレや勘違いをなくすことです。

うまくいってない時に、現実を直視すると、

「これじゃあ、怒られるなぁ」とか、
「細かい事は私にしかわからないので、今回はもう少し良く見せて置いて、後で挽回するか」とか、
「このままだと上司が怒られるので、このまま報告するのは良くない」など、

不正を働く動機、機会、正当化が頭をよぎります。

解釈のズレや勘違いと言い訳されるかもしれませんが、これは不正そのものです。

まずは、現実を直視して、課題に直面し、逃げずに考えるようにします。

すぐに問題を解決できる策がないかもしれませんが、課題として常に意識しておくことが重要です。

課題を認識しながら業務を進めていけば、何か良い策が見つかるかもしれません。

課題に取り組む姿勢になれば、今まで他人事として黙っていた人が良いアイデアをくれるかもしれません。

正しいこと、間違っていることを決めることは、仕事をうまく回している人からすると、

「なんで当たり前のことを議論しているんだ?」

と思われるかもしれませんが、それができれば、徐々にうまく仕事が回るようになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?