C Channel株式会社代表取締役社長 C Channel corporation CEO
記事一覧
「罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法」を読みました
この本は中間マネージャーの課題とどうしたら中間マネージャーが生き生きと活躍出来るかについて具体的に書いてる本です。
日本は特にマネージャーが優秀な分、負担が大きく最近はなりたくない人が増えていると聞きます。もう気合と根性だけでは成り立たない社会になりつつあります。
この本ではマネージャーにすべてを押し付けるのではなく、メンバーもそうだし、上司もそうだし、人事もそうだし、それぞれ価値観を整理し、分担
「マネジャーのための人事評価で最高のチームをつくる方法 「査定する場」から「共に成長する場」へ」を読みました
この本は評価をどう活用し、社員の成長につなげられるかについて書いてある本です。評価システムってどんなものでも不満があるものですが、評価システムそのものも大事ですが、それをどう活用するかもっと大事ですね。
部下にどう伝えるのか、成長につながり、やる気が出るためにどう導くのか。目標の設定の仕方、コミュニケーションの仕方、どう成長につなげるかなど本当に学びになります。
マネージャーや人事の方お薦めです。
「ユニクロ」を読みました
ユニクロはもう創業して50年ということで世界で活躍している消費者向けブランドの日本代表になりました。
私が子供のころはソニーとかパナソニックとかホンダとかが元気でしたが、最近家電や自動車ブランドの元気がなくなってくる中、ユニクロは益々成長して本当に凄いなと思っています。
じゃあ何が凄いのかというところがまさに柳井さんの経営力というか執念というかやり切る力というか本当に凄いです。
元々そんなにマネジ
「グローバル メガトレンド10【BOW BOOKS021】」を読みました
この本は世界の目がトレンドを事例や数字を元にわかりやすく分析して説明している本です。
トレンドとしては温暖化や少子化、エネルギー、所得格差などが紹介されていて、そこにポイントを絞った時にどんな解決方法があるのか、そしてその課題におけるサステイナブルなビジネスモデルがあるかなど書かれており、ピンチをチャンスに変える前向きな本です。
日本は課題先進国と言われることありますが、まさに解決したら世界のビジ
「儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)」を読みました
この本はB2Bの事業を展開している会社向けのマーケティングの本です。日本企業はマーケティングが苦手だと言われます。良いものを作れば売れると思っている経営者はいまだに多いのかも知れません。
B2Bの会社で言うと営業が強ければマーケティングはいらないと考えている会社はいまだに多いのかもしれませんが、これは既存顧客のリピートで売り上げ全体の60-70%を占めるような会社が多いからだとか。
でもこれが日本
「シン・日本の経営 悲観バイアスを排す」を読みました
この本はバブル期に書かれた「ジャパンアズナンバーワン」に次ぐ、外国人が書いた日本の産業を解説する本だと聞いて読みました。
いわゆるバブル後の失われた30年という時間が本当に無駄だった訳ではなく、日本の経営者はゆっくりそしてしっかり会社の体質を変え、部品や製造技術領域で目立たないけど様々な産業で日本無しでは作れない状況を作った。
明らかに日本の経営者は優秀で世界でもまれに見る産業構造を作っていると
「世界トップ投資家の共通言語 大化けする人と企業を見いだすために何を見ているのか」を読みました
この本は外資系金融会社で活躍している二人が起業家が投資を受けるにあたって、もしくは株主と向き合うにあたってどんなコミュニケーションを取れば良いか書かれてます。
今まで日本の経営者は株主の方を向いていないと言われてきましたが昨今は東証改革で株主向けの施策が増えて結果株価も上がっています。
この本では特に厳しい機関投資家やVC目線の話が多いですが、投資仮説が合っているか。業界などの成長ステージやロード
「両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ」を読みました
経営をしていると常に矛盾するような要求と向き合うことが多い。経済的価値か社会的価値か。成長投資か利益還元か。夢か現実かなどなど。そんなパラドックスと上手に向き合う考え方や生き方が書かれています。
強さとは自己の弱さを受入れる能力。弱い部分を補う仲間と仕事をすることが大事。
リーダーは対立しながら絡みあう要求に直面する。例えば社会的ミッションと経済的成果の間の複雑な相互作用に価値を置く両立思考。利益
「任せるコツ」を読みました
この本はメンバーのやる気を出し、チームとしてマネジメントする様々なノウハウが書かれている本です。
部下の意欲を作り出すやり方や依頼の効果的な目的の伝え方。あくまで相手にとってプラスになるという利己的依頼から利他的依頼をする。
意欲と適正が重なるところを任せるのが大事。
面談では重要度は高いけど緊急ではないことを聞く。
フィードバック、感謝、評価は依頼の締めくくり。
どんな仕事を依頼しないかも大事。
「リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい」を読みました
たくさん戦略本がありますがこの本は特に戦国武将などの事例を元にどうやって戦術で戦いに勝つのかという方法が書かれています。
戦争ですからあらゆる方法を使って勝つわけですが、次のような流れて千十津を作っていきます。
得意な戦術を使う、新しい戦術が勝つことを想定する、相手の強みを消すチームメンバーが戦術を理解・共有する、リスクヘッジを怠らない。
相手の弱そうなところを調べてテストして本当に弱点であれば徹
「売上増の無限ループを実現する 営業DX」を読みました
この本は中小企業が営業をDX化し、大企業に勝って生き残るというコンセプトで具体的に営業をどうDX化していくか書かれています。
ツールの紹介などもありますが、基本的に短期の売上ではなく、中期的に顧客とどう向き合い継続的に収益を上げていくのかが書かれています。
失注しても良くて、いつか買ってくれる気持ちで継続的にコミュニケーションを取る。発信力とコンテンツの力が大事。
営業は売り込むのではなく、言いな
「ヒューマノクラシー――「人」が中心の組織をつくる」を読みました
この本は従来とは異なる社員が中心の組織を作ることについて書かれている本です。従来企業の組織というのはトップからヒエラルキーを作ることでマネジメントし結果が出てきましたが、昨今変化が早い中では現場に顧客の情報があり、現場中心に価値を生み出す組織の方が成長するという考え方が出ています。
この本では組織がトップダウンだと、官僚的になり、社員が顧客より上司を見るようになる。そしてトップに情報が集まらず結果
「CLEAR THINKING(クリア・シンキング)大事なところで間違えない「決める」ための戦略的思考法」を読みました
この本は戦略を決める上での様々な思考法について書かれています。正直すごく学びになりました。学びになった点をいくつか書きます。
本能的に反応することをデフォルト反応と呼び、この反応にきちんと対応出来ることが重要。例えば集団に適応したいがために流されるとかダイエットしたいけど食べてしまうとか人間は本能で動いてしまうことが多い。
世の中運で決まることが多く結果がどうなろうと腹くくれることが大事。自分の弱
「相談する力――一人の限界を超えるビジネススキル」を読みました
この本は相談することで周りも自分も豊かになる本です。特にビジネスにおいては有効です。
やはり一人で考えるととくに賢い人や知識のある人ほどこれが正しいと思う傾向があります。もちろん正しい場合もありますが、多くの人は考える範囲が狭くなってしまう。これに対して物事の目的、顧客、商品・サービス設計、マーケティング、制約について検証という意味でも相談が有効ということだそうです。
見立て→仮説→計画というそれ