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経営の基本を、話題の書籍「13歳からのMBA」で学ぶ

年末年始、本屋さんに立ち寄り、最近の売れ筋の本をチェックしてきました。

こんな本がランキングに入るなんて。みんな勉強好きなんでしょうか?(笑)


「13歳からのMBA」 中川 功一 (著)

自分の頭で考える力が身につく! 「13歳からのMBA」
中川 功一 (著)

「はたらくって一体なんだろう?」
「仕事ってなんだろう?」
「はたらいて、お金を稼ぐ」ことの正しいイメージ、
さらに、ビジネスを創り出す「アントレプレナー」(起業家)の考え方についても紹介されています。

すごくやさしく経営の基礎を解説している感じで、
会社勤めの大人にもオススメの本です。

ビジネスの仕組み

第1章 ビジネスってなんだろう?
第2章 新しいビジネスをつくろう
第3章 買ってもらえる仕組みをつくろう

お客様は、どこにいるのか?
お客様は何を求めているか? (潜在ニーズと顕在ニーズ)
どうしたら選んでもらえるか? (独自ポジション、比較優位性)

つまり、お客様について、どのくらい深く、真剣に考えているかで、ビジネスの成否が決まる。お客様をそっちのけで、自分たちが提供したい商品、サービスばかり考えていては、ビジネスとして成立しないんです。


お金と仲間を動かすロジック

第4章 お金の流れと使い方を知ろう
第5章 たくさんの仲間と協力しよう
第6章 論理的に考えよう

いくらで(価格、値付け)、どのくらい(数量)売れるか?

売上=単価×数量

売上は、このくらい欲しい。と漠然と考えていても実現は難しい。
単価と数量に分解して、いくらで売るのか? ホントにその値段で買ってもらえるのか?
どのくらいの人が買ってくれるのか? 1日何人? など、
どんどん数字を分解していって、実現可能なのか、リアリティーをイメージしてみます。

売れることがわかったら、次は利益は出るのか?

利益=売上-費用

これも当たり前の話なのですが、売れば売るほど、赤字が膨らむビジネスもある。
それはもはや、ビジネスとは言えない。。。

1個あたりの利益、月や年平均の利益を試算してみて、本当にやる価値があるか、考えてみる。

一人でやるか、仲間とやるか?

一人でできることには限界がある。
最初はいいけど、だんだん規模が大きくなってきたら、仲間が必要。
いつ、仲間を集めるか。

店舗スタッフ、様々な役割分担、一緒にやる動機、指示と協力関係、、、
みんなが楽しく仕事として、やれるように、仕事を組み立てる。

仮説立案力、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、、、

思考法については、最近、新刊本もたくさん発売されていますね。
近年の、思考停止の空気感の反動でしょうか。

私は、中途半端でもいいので、
一旦言い切る勇気
つべこべ言わず、すべて書き出す勇気
が重要だと思います。

考えて答えが出ないことは、一旦言い切ってから理屈を考える。
そうすると、あと何を調べて、何を補強すればいいか、見えてくる。
そこに必要なのは高度な思考力ではなく、小さな行動を起こす勇気です!


ビジョンとリーダーシップ

第7章 頼れるリーダーになろう
第8章 ケーススタディで学ぼう

優れた経営者は、いいリーダーシップを発揮しています。

  • ビジョンや目標を明確に示す

  • 仲間、社員、スタッフや、取引先、お客様にも、そのビジョンを伝える

  • みんなが共感して協力してくれる

こんな流れがつくれたら、きっとそのビジネスはうまく行きます!

リーダーはブレない軸、価値観を持ち、常に前を向いて走り続ける。
ときどき、歩いたり、休んでもいいけど、
気持ちはずっと前へ

そんなリーダーに憧れて、仲間が集まってくるのが最高の経営です。


ジュニアMBA検定

著者は、本だけに留まらず、子どもたちにビジネスの面白さを体感してもらうための仕掛けづくりをしています。

気になる方はチェックしてみてください!



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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