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吐き気シリーズ(エチケット袋)

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気分が悪い時に書いたものが多いので、暗い内容のものが多いです。お気をつけください。
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記事一覧

たいしたことじゃない

たいしたことじゃない ただの肉体的反応だ

自分にそう言い聞かせて 絶え間なく襲い続けてくる不安にただ耐える

たくさんの都合の悪い現実が 私の心臓をドンドンと叩いている

私を否定する言葉 私を狂わせる言葉

たくさんの間違いとたくさんの正しさが

私を内側から引き裂いて

何かが生まれようとしている?

たいしたことじゃない ただの肉体的反応だ

体中からこみあげてくる吐き気と 小さな腹痛が

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同世代に対する吐き気

 他者と関わるたびに、私の体の中に現実の悪い空気が入ってきて、胃が痛くなる。

 あんな屈託ない笑顔で。
「それで、今の○○の目標は?」

 抽象的でただ自分が健康でいるために定めた中身のない目標を何十分も語ったのち、私に同じものを要求してくる。

 本音を隠す。戦う理由なんてない。私は人に語らなくてはならない目標なんてない。目標がなくてはすぐにダメになってしまうような人間のことなんて知らないし、

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休みたいだけ

 朝嫌いだった人が、昼にはもう好きになっている。夕にはうんざりして、夜には顔も見たくなくなってる。

 自分の気持ちを落ち着けて、一定の自分を保つことに、抵抗がある。
 そんな風に生きていたら、確かに苦しみは減るかもしれないけれど、その分喜びも減ると思う。

 感情と不安定さを押し殺して、冷たい機械のように生きていたころを覚えている。
 自分を殺したくて仕方がなくなっていた。
 このくだらない肉体

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嫌いになりそうなとき

 失望すること。
 私という人間を明らかに誤解している時。
 私に何らかの道徳を押し付けてくる時。
 欲してもいないアドバイスを何度も繰り返してくる時。

 なんでもいい。私はかなり頻繁に笑顔で「そうだね~」と言いながら「こいつマジでクソだな」と思っている。

 本音を隠すのは、習慣だ。というか、私は本音を言って生活できる人間ではない。自分の意見も思い付きも、ろくに主張できる人間ではない。私の文章

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大吐き気祭り

あー苦しい。

全部消えてなくなってしまえばいい。

まぁそんなこと思ってもいないんだけど。

ただ意味もなく苦しい。

そういうシーズン。

秋だなぁ。

秋だなぁと思う。

消えてなくなってしまいたいと思う季節。

でもそういう気分の時って、実際に消えるための努力はできないんだよね。

自分で言うのもなんだけど。

吐き出せているうちは別にどうということはない。

SOSじゃなくてさ、ただ自分

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自分の人生がどこにも繋がっていないことがたまらなく悲しい

 定期的な不安感。記事にはしなかったけれど、私は少し前に高校をやめた。純粋に……もうダメだな、と思ったからだ。手続きは速やかだった。別にどうということはなかった。誰とも争わなかったし、先生にもあまり強く止められなかった。高校が合わないことは誰の目にも明らかだったし……
 高認をとって大学へ。まぁそんな未来もあるかもしれないけど……いや、多分ないな。ないと思う。私は大学に行って学びたいことなんて少し

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教育と無力感

 久々の吐き気シリーズ。ほぼただの愚痴、吐瀉物で、発展性も建設性もないので、時間がない方や不快になりたくない方はお気をつけください。気をつけて読んでください:)

 椅子に座ってじっと考え込むのは好きじゃない。正直私はテストでいい点数を取るのは好きだが、テスト自体はあまり好きじゃない。授業はもっと嫌いだ。
 私はもともと我慢強い性格ではなかったけれど、我慢強くないと学級から排除されるので(排除され

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絶望の歌

何をやってもうまくいかない

何をやっても楽しくない

やるべきこともなければやりたいこともない

何をやってもうまくいかない

何をやっても楽しくない

やるべきこともなければやりたいこともない

なんでこんな言葉を見せつけるのかって?

理由なんてないさ

ただ私は私の苦しみを終わらせたいから

文字に乗せて誤魔化しているのさ

結局言葉は身代わりなんだ

私の代わりに苦しんでくれる

私が苦

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全部投げ出したその先に【鬱系短編】

 朝になるまでずっと夜が続くことがある。それは言葉通りの意味じゃなくて、一種の認識論だ。
 つまり、本来夜というのは、私たちが眠った瞬間にはもう夜ではないのだが(少なくとも私たちは眠っている間、夢を見ているにしろ見ていないにしろ、自分が『夜を過ごしている』とは思っていない)もしほとんど眠れなかったり、頻繁に目を覚ましてしまっていると、朝になるまで、つまり外が明るくなるまで「ずっと夜が続いている」と

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怠惰の悪魔と未熟な私。踊るしかない私は道化にもなれない。

 そこに、ボロボロになって倒れている少女がいる。髪は綺麗だ。だが肌は荒れている。唇は紫色で、小刻みに震えている。手首は赤くはれているが、傷はない。両手の親指の付け根には歯型。静かに涙を流している。でも髪で隠れて、その目がどんな色をしているのかは分からない。

「私は頑張った」
 頭に響くのは、彼女の声。
「もう、動けない。精一杯やった。私はずっと、全力だった」
 それを否定する人間は誰もいない。

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頭を支配して来ようとする言葉は全部吐き出してしまうに限る

 言葉や概念は独立して意思を持つ生き物ではないけれど……私を内側から蝕むようなことが多々ある。なぜそのようなことが起こるのか、理由は分からないが、多分そういうものなのだと思う。
 それが学習ということなのかもしれない。とにかく、浮かんでくる言葉は否定するよりも、肯定して吐き出してしまった方が楽になれる。どれだけ悪い思い付きも、それを実行しない限りは何の問題もないから、勇気をもって形にしてしまった方

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【吐き気】「死にたい」を伝えたら何かが変わるのか

 本音で語ることにもだんだん慣れてきた。私自身の経験を、個人情報を出さずにうまく一般化して語ることにも慣れてきた。

 社会はいつもこう言う。
「死にたくなったら、身近な人にまず相談。ひとりで考え込まないこと」

 私は知っている。
 それを言うのは、誰かに助けてもらったおかげで生き残った人が一定するいて、もし助けを求められたらちゃんと助けてやろうという人間もまた一定数いるからなのだ。

 言い方

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りっちゃんとおしゃべり

 りっちゃん好きだ

 浅川理知。私の大好きな心の友。(文字通り)

 私にとって彼女はあくまでキャラクターであり、独立した一人格であり、同時に自分操作して動かすことのできる人形であり、自己の投影であり、理想像であり、執着でもある。

 私が彼女に抱く感情は非常に複雑で、どのような言葉を尽くしても、正確に表現することはできない。

 いや、ひとつ言える言葉があるかもしれない。

 りっちゃん、大好

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私が苦しみ続ける理由は

私が苦しむ理由は私のやったことの結果が惨めだからなのではないか?

たとえば、絶えず結果が出続けていれば、それを私自身が喜び、受け入れ続けていれば、私が苦しむことはなかったのではないか?

私が一生懸命にやったことが、どうにも目に見える結果にならず、ほとんど黙殺されるのではないかという予感が、いや確信が、私を苦しめるのではないか?

本に逃げるのは、すでに結果を残した先人たちと自分の間に、多くの共

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