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【52】 自律神経は、脳みそのミソちゃんと関係があった

これまで、カラダのどこにあるかも知らなかった「自律神経」なるもの。

ちょっと調べてみたところ、自律神経は、背骨や首の付け根あたりにある神経であり、緊張と緩和の切り替えを自動的に行ってくれているのだと知りました。


例えるなら、エアコンの「自動調節機能」のようなもので、部屋が暑くなったら冷風が出て、寒くなったら温風が出る。機能がきちんと働けば、活動とリラックスの切り替えを自然としてくれ、快適な体調に整えてくれるわけです。


しかし自律神経がうまく機能しなくなると、脳の視床下部もうまく働かなくなり、カラダの機能調節もできなくなる。

脳みそのミソちゃんの機能が低下すると、その結果、めまいやだるさ、下痢や便秘、胃もたれ、吐き気、不眠など、さまざまな体調の不具合が出てくるそうです。


私の場合は、この「自動機能」が壊れている。
(……と書いてしまうと悲しいので、「弱い」ということにしておきます)。

自動機能が弱いのなら、「手動」でピッピと、こまめに温度を調節していくしかありません。


寝つきや寝起きが悪いのも、この自律神経が関係しているのかな……。
やめたいと思いながら、私は今でも毎晩、睡眠薬を飲んでいるのでした。

「眠れなかったら、明日がつらい」という気持ちから、ミソちゃんを強制的に黙らせて、気絶させる状態が続くのは、自分にとっても本意ではありません。

夜気持ちよく入眠し、朝気持ちよく起きて、一日を始められたらなあ

もしかしたら私は、こんなシンプルなことを、40年以上も一番切望してきたのかもしれません。

ミソちゃんよ、辛かったよね。
今まであんまり気を遣ってあげなかったからね。

とにかく今、生まれ持った体質的なことを一旦横に置いて、カラダのリクエストを聴いてあげようではないか。


「すっきり起きて、ぐっすり眠れるようになるぞ!」

「オー!」
 ミソちゃんもやる気になっています。

生活リズムを整えるための方法は、以下のようなもの⤵

◆決まった生活のリズムを作る

◆朝日光を浴びてヨガをし、セロトニンを出し、体を目覚めさせる

◆朝の日光が、夜は眠るためのメラトニンをつくる

◆朝食に、トリプトファン(卵やバナナなど)を摂取

◆夜は部屋の照明は暗めにする

◆寝る前の90分前に湯舟に浸かり深部体温を上げる

◆寝る前はパソコンとスマホも使わない


正直、「分かってても、できないんだよ」と思うような、地味な習慣なのですが、できる範囲で試していきました。


それからしばらくして、睡眠薬なしで眠れた日が誕生しました。

「よっしゃー。これで睡眠薬ともおさらばよ!」
「やったー!」
ミソちゃんとともに喜びましたが、ことはそう簡単ではありませんでした。

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