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今、小学校から◯◯が無くなって来ている

ここ3年ぐらいで色々な小学校である変化が起きています。それは


時間割の変化



です。授業が始まる時間や下校時間もかなり変化が大きくなって来ています。今勤務している小学校の中でも6時間目の終わる時間に50分ぐらい差がある学校もあるんですよ。我々の時代はどこの学校も同じ時間に始まって同じ時間に下校するのが当たり前だったじゃないですか。それがここ数年学校ごとの時間の違いが急速に広まって来ているんです。これがまたややこしいのですが、その学校の校長先生が変わると1時間目の始まる時間と6時間目が終わる時間が変わることが多々あるんです。校長先生は3年ぐらいで異動が多いので頻繁に学校の1日のスケジュールが変わる訳なんです。私みたいに色々な学校で勤務しているともう訳がわからなくなる訳なんです。やっと覚えた時間がすぐに変わることもしばしばあります。なんだか昔の世代の私たちは


学校の時間割は絶対的に変わらないイメージ



ってないですか?それが次々に目まぐるしく変わっていきますので変な感じがする訳なんですよ。そして、一番気になるのが最近の傾向として


20分休みや昼休みを無くす小学校が増えている



ということなんです。小学校で4時間目までぶっ通しで授業している学校が出て来ているんです。昼休みが無い小学校は給食食べてすぐに5時間目が始まるんです。どちらも私が知る限りでは毎日では無いですけどね。逆に昼休みを40分取る小学校もありました。それらが良いか悪いかは置いておいて私たちの世代から考えて


休み時間が無くなるなんて考えもしなかった未来



と感じている訳なんです。休み時間を生き甲斐に勉強頑張っている子も沢山居ますし学校や先生方も今まで休み時間の重要性みたいなことをずっと言って来た訳なんです。休み時間が無くなるのはきっと先生方の意見では無いですからね。



じゃあ子どもたちはこの状況をどう思っているのか。気になる所ですが、何人かに聞いてみた所


早く帰れるから嬉しい



っと言う返事が返って来ました。なるほど〜っと思いましたよね。休み時間を削ると早い学校では13時30分から14時ぐらいの間に家に帰ることが出来る訳なんです。昔の我々の時代で言うと水曜日の早く帰れる日が一週間で増えるような感覚ですね。そう言われると


確かにそれはアリやな



っと思った訳なんです。子どもの頃を思い出してみても実質6時間授業の日ってあんまり遊ぶ時間ないじゃないですか。今の時代もそうなんです。そうなると放課後長く遊べる日は限られて来る訳なんです。6時間授業の日に学校が終わって家に帰ってから宿題などするとゆっくりする時間も中々ありません。そう考えると1つの選択肢として悪くないのかもしれませんね。


今回私は昔からの当たり前の事と思っていた価値観で、


休み時間が無くなるなんて有り得ん!



っと初めは思った訳ですが、先に述べた通り子どもたちから話を聞いて


早く帰れるから沢山遊べる時間が増える!



という意見にめちゃくちゃ納得した訳なんです。全員がそう思っている訳ではないと思いますが、子どもたちの話を聞く事がどれだけ重要かがよくわかる出来事でした。この話で1つ大きな問題点があるとするならば、


学校によって違う



というのは良くないと感じています。休み時間を削ることが子どもたちにとってとても良いことなら全部の学校でやるべきです。逆にそれが良くないことならすぐに辞めるべきです。上記のどちらにしろ学校ごとに違うと学校ごとに子どもたちに差が生まれてしまう訳です。この差は通う子どもたちにとっても保護者の方々にとっても好ましく思わないものだと思います。通う側が選んでる訳ではなく強制的にそうされる訳ですからね。


とても大切なことなので最善の方法を導き出して統一して同じ取り組みをして欲しい



通う側としたらそう考えますよね。やっぱり学校には意見が割れないで欲しいことってありますよね。意見が割れるなら最善に統一してから提示して貰いたいものです。先生たちもそう思ってること沢山あると思います。先生方や保護者の方々で話し合って意見交換をして取り組みを決めていくような場もあって良いと思います。現場に居る方々の意見が反映されるような教育になっていけばと思います。

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