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#エッセイ
「クインテット」「マツケンサンバⅡ」など数々のヒット曲を生んだ作曲家“アキラさん”が音楽と歩んだ紆余曲折の半生とは――
「パパのようにヒット曲をたくさん作って有名人になりたい」。幼い頃のぼくはそう思っていた。『シャボン玉ホリデー』に映る父のように、飛び跳ねて指揮をして身をよじってピアノを弾く。そんなことをぼくもやってみたかったし、自分の作った曲を誰もが知っているなんて凄いと思っていた。通りすがりの他人が振り向くなんてこともあり、そんな父のやることなすことがぼくを魅了した。いつかぼくもああなりたい、と思ったものだ。
もっとみる100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた
水島新司は、原稿を描き終えるまで、そのストーリーに出てくる試合がどんな結果になるのかわからないらしい。
浦沢直樹は、自分のマンガのキャラクターがいつも勝手な行動を取るので困ってしまうそうだ。
「左ききのエレン」のかっぴーさんはインタビューで、「脳内にいるキャラクター達が会話しているのを聞いてセリフに書いているだけ」と言っていた。
いや、さすがに無理あるでしょ
正直そう思ってました。物語やキャラ
自分を薄めるのをやめた。(夏休み、途中報告)
自分を濃くする事は、嬉しくて怖い事だ。
SNSを離れて1週間。たった1週間で、ちょっと人と話が通じなくなった。話題についていけないとか、そういうんじゃない。
SNSには反応があって、その反応を先回りして言葉を選ぶ事になる。言葉だけじゃない。私は行動も選んでる。行動する時点で、反応の事を考えてる。
そうやってSNSで自分を薄めないから、遠慮というもんがなくなって、自分が楽しい話ばかりを口にして