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またまた富岡と浪江を取材してきました
10月の取材記も終わってないのに、先週末も行ってきました。
来年3月のもやい展に向け、大きな作品のヒントをもらおうと思って。
現地に戻った住民や、帰還困難区域のゲートで働く人など、現場の声をいくつか聞くことが出来たのが収穫でした。あと昼の2時からイノシシと遭遇したりw 避難指示解除された地域の日常(昼から猪、空間線量毎時3μSv、駅前の大量の廃墟、etc...)は相変わらず非日常です。
2018年12月福島、富岡駅周辺
注:「有料」とありますが、基本的に全て無料で見れます。取材や制作活動を支援したいと思った場合に、投げ銭をお願いします。
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もやい展で原画全公開予定の絵本が完成し、今度は大きい作品制作のイメージ構築のために、以前から決めていた12月取材。友人知人にお願いして帰還困難区域を歩くことも考えていたが、敢えて徒歩で、再び富岡と浪江を訪問することにした。まだまだ僕には何も見えていないし
2018年12月福島、富岡町総合スポーツセンター周辺
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駅から海へ向かうのは諦め、高台の小浜地区にある富岡町総合スポーツセンター方面を目指す。
廃炉資料館の前を抜け、国道6号へ出ると…
国道6号線上、信号待ちをするフレコンバッグ運搬車に遭遇した。
(右上の林の先、高台の小浜地区を目差す)
(
2018年12月福島、フレコンバッグに占拠された田畑
注:「有料」とありますが、基本的に全て無料で見れます。取材や制作活動を支援したいと思った場合に、投げ銭をお願いします。
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しかし、この富岡町総合スポーツセンターは不思議な空間だ。
解体を待つかのような団地が立つ傍で、おそらくスポーツセンターは一部再開している。
サッカーグラウンドもしっかりと整備されている。芝の状態は素人目には素晴らしい。
しかし空間線量はこ
2018年12月福島、猪との遭遇〜フレコンバッグと廃墟の町
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現地の人の目の前で線量計をぶら下げて歩くことは勇気がいる。
前記事で出会ったおじさんから「何それ、線量計?」と聞かれたときは怒られると思った。
しかし実際に口をついて出たのは、誰かに聞いて欲しかったであろう、原発事故がもたらしたものに対する憤
2018年12月福島、富岡町〜いわきで呑む
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さくらモールとみおかを目指して歩き出しても、しばらくは人気もなくとても静か。
この日は土曜日だったのでまだマシな方。日曜日はさらに作業員やトラックが減り、ほとんど人がいなくなる。
駅前の復興公営住宅も、見た限り空いている家ばかりだ。
統計では
2018年12月福島、富岡駅→浪江駅代行バス東側車窓
2018/12/9の朝10:25富岡駅発、原ノ町行きJR代行バス、海側帰還困難区域内車窓。画質は粗いです。東電福島第一原発は11:09から見えます。小さいですがガイガーフクシマの警告音もずっと鳴っています。この時の最高空間線量は4.06μSv/hでした(帰宅時は4.67μSv/h。但し、一瞬6μSv/hを超えてからの再計測での数値なので、一時的により高線量になると考えていいと思います。知人が車を止 もっとみる
2018年12月福島、浪江駅前での「復興の演出」
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もやい展での大きい作品制作のイメージ構築のための12月取材、2日目。天気はやや曇り。予報では雨や雪が降るとは言ってなかった。しかし寒い。
(一部青空も見える)
(毎度毎度撮影してしまう線路)
初日は何人かの現地の人と話もできたし、イノシ
2018年12月福島、帰還困難区域を丸腰で歩く
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帰還困難区域。
年間積算線量が20mSvを下回らないおそれのある地域(2012年3月時点での推定年間積算線量が50mSv超の地域)。立ち入り制限があり、道路等はバリケードで封鎖され、通行証が必要。一部主要幹線道路では通行証の確認が不要で通行
2018年12月福島、悲しく青い、広い空
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帰還困難区域を出た…と言っても同じ道。ただゲートを抜けただけだ。
道の脇には墓地が見える。帰還困難区域の墓地から集落を見下ろすご先祖様は、どう思っているのだろう。
前回も訪れた社に着く。ここで敷地内に入ろうとしたところ、豚のような鳴き声と走
2018年12月福島、廃工場〜加倉地区フレコン置き場
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前回(10月)歩いた中上ノ原団地と同じ高台にある田尻地区。そこにグーグルマップを見ていてみつけた大和電線工業株式会社福島工場はある。避難指示が解除され、再開している工場も僅かだがあると聞いていたので、ここはどうなのか見てみようと思った。
外
2018年12月福島、避難指示解除された高線量地帯を歩く
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国道114号より1本南の道を歩くことにしたのは、比較的交通量の多い道(といっても10分に1、2台)を避けたかったのと、加倉スクリーニング場の職員に好奇の目で見られるのを避けたかったから。あえてそこに向かって、そこで働く職員から話を聞くのもいい