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2019年4月富岡浪江取材 富岡駅前

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〜〜〜〜〜

<続き>

取材は3日目。これまでは「週末パス」を使っての取材だったので週末2日間だけだったが、今回は7日間乗り放題なので、3日目も。7日取材したいところだが、宿泊費もバカにならないのでなかなかそうはいかない。車の運転が出来れば車中泊でもいいのだけど。

この日は朝7:49いわき発の電車に乗って富岡へ。これまでの2日間同様、電車に乗り込んでからガイガーフクシマにスイッチを入れる。

富岡駅前。ほとんどのフレコンバッグは中間貯蔵施設へ運ばれたようだが、僕が描いた、どう見ても傷んだ様子のこのフレコンバッグ群は何故かそのまま。

8:26に富岡に着くと、おばちゃん達のグループが「あら、浪江に行くバスが10:25までないわよ」と騒いでいる。そう、早朝6:55発の代行バスを逃すと、それから3時間半、浪江行きのバスはない。本数を増やして欲しいところだが、利用者の数を考えるとそうもいかないのだろう。そもそも、常磐線自体、せいぜい1時間に1本しかない。

富岡駅を出てから、使い慣れない望遠レンズに付け替えて6号線へ向かう。

桜が咲いている。おとといは20度まで上がったので、そこで一気に開花したようだ。

この廃墟もそのままだ。いつか壊されると思うが、その“いつか”がなかなか来ない。所有者と連絡つかないのかな

このバイクショップもそのままだ。

(廃墟)

「富岡は負けん!」初めて見たときは少し感動した。しかし「負けない」=「現実を見ない」ような気がして、最近は少し疑問を持っている。

さくらモールとみおかを抜け、町中を撮影しながら夜ノ森を目指す。

軒先に何気なく置かれたフレコンバッグ。おもわずドキッとするが、福島ではこれは日常の光景だ。

日曜日。平日ならトラックが激しく行き来するだろうが、日曜は閑散として寂しい。今日は朝早いので尚更だ。

廃墟とフレコンバッグ。原発事故がなければ、今頃修繕して住んでいただろう家。

(悲しく見えた)

「下町三社の杜」からそびえ立つ東電タワーを見渡す。

広角の単焦点レンズが欲しいなあ

以前も描いたが、石像を見るとつい、8年間何を考えながら過ごしてきたのかと思ってしまう。

小良ヶ浜のように膨大な数のフレコンバッグが並ぶと見るからに異様だが、町なかに普通にあるといずれは馴染んでしまう。

まだ取り壊されずに残ってた回転寿しアトムをフレコン越しに臨む。解体が決まったと報道されてから随分経つが、未だ壊されずに残っている。

ここから野菜が発送される日はくるのだろうか。

あの山々も見慣れてしまった。

富岡川にかかる橋の上から。

よくわからないけど…まだ三分咲き?

綺麗な風景。放射能は目に見えないから。だからみんな勝手なことを言う。日本政府まで。

見た目は澄んでいるけれど。

12月にも見た光景。「環境省WBC」

このトラックの中でWBCの検査かな。

この近辺で廃炉や除染などの仕事に携わる人たちはこうして検査をすることで健康を管理できる。しかし4次、5次、6次、下に行けば行くほど管理はいい加減になる。

帰還した年金暮らしの高齢者は一切管理なし、全て自己責任だ。

この廃墟も変わらない。東京五輪前には壊されそうだが。

今日は桜まつりという目的があったので、そんなに寄り道はせずに歩いて行った。基本的に、去年5月に歩いたのと同じルートを歩く。

<続く>


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2019年4月富岡浪江取材 富岡駅前

鈴木邦弘

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鈴木邦弘

イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。第4、6回MOEイラスト絵本大賞入選。PIBO.jpより電子絵本公開中。2019年3月、金沢21世紀美術館にて「もやい展金沢」出展。 https://www.behance.net/niq1973f635

2019年4月富岡浪江取材

2019年4月5日〜7日、二泊三日で富岡と浪江を取材してきました。
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