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2021年に思ったこと・考えたこと

今年もあと4時間で終わろうとしています!
今年もコロナが大暴れした1年でしたが、公私ともに変化の激しい1年でした。その中で、思ったことやそこから考えたことがたくさんありました。

今年最後のnoteは2021年の総括としてまとめていきます。
長文になりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

パブリック

1.政治

今年は昨年同様コロナ対策に明け暮れていましたが、国民からするとメリハリのない政治判断に翻弄され反発心が生まれていったと思います。 東京オリンピック・パラリンピックの開催が迫る中、直前まで有観客か無観客かで判断できない状況には、日本政治の判断力のなさに辟易しました。また3回の緊急事態宣言・2回のまん延防止等重点措置(大阪の場合)と繰り返し出されても要請する内容は同じで、その時の状況に合った対応策を取っていないことには臨機応変に対応する柔軟性のなさを感じました。 だからと言って、会社でいう組合側にあたる野党も、ただ揚げ足取りのような批判ばかりで何も対案出したりせず、いざ自分たちに不都合が起きると、のらりくらりとかわしていく姿勢に日本政治の未来はもうないなと感じました。一応10/31の衆議院選挙には投票しましたが、今後も同じような状態が続くと、来年7月の参議院選挙はどういうモチベーションで投票すればよいかわからなくなります。よく投票を呼び掛けるプロモーションを各党がCM等で行っていますが、その前に国民が自発的に投票行動を起こすような実のある政治を行ってほしいなと思います。

2.経済

今年は「日本の賃金が上がらない理由」や「賃金が上がる方法」と「賃金」に関する経済ニュースがよく登場しました。まずバブル崩壊から30年経った現在まで賃金が上がっていない(物価変動を除いた実質賃金は下落)ことが異常なのですが、この30年賃金が上がっていない異常さに気づいていないふりをして改善しようとしない企業にも異常さを感じます。
こうしてくると、副業などといった自分から収入を増やすための行動をとるという選択肢が出てきます。副業は職業の選択肢が広がるというメリットがありますが、その裏には「本業をしている会社が賃金を上げないから副業せざるを得ない」という負の側面も見え隠れしていることを忘れてはなりません。

また、マーケットでは昨年に続き米国株が堅調に推移した一方、日本株は出遅れ感が否めない動きでした。そして今年は日本を除く世界各国でインフレが進んだことで、日本円の価値が実質で50年ぶりの安さまで低下したことも触れなければなりません。GDP成長率も世界に比べて低成長が続き、日本の国際競争力は大きく低下しました。

世界経済の成長から取り残されている、にも拘らず国内の賃金は上がらない。そうなると、自分の資産をどうやって確保していくのかというシミュレーションを立てる必要があります。資産については後述しますが、人生100年時代においてどういった計画で資産を守っていくか早いうちから対策を打つ必要がありそうです。

3.社会

今年もSNSでの炎上案件が相次ぎました。その中には被害者側であるにもかかわらず、なぜか被害者の方が責められるといった見るに堪えない事態も起きています。法律には明記されない、不文律の”ルール”がいずれも「下には厳しく」「上には甘い」ものであることから、今後は公平なルール作り、そして一度作ったルールを時代に合わせて更新していくことが重要だと思います。(詳細は下記記事参照)

また、今年は大企業の不祥事が相次ぎました。その後の報告書ではいずれも企業のコーポレートガバナンスのなさが浮き彫りになりました。上層部による自浄作用の欠如・管理職の自己保身が不祥事の温床になることに、対岸の火事だと思わずに、各企業が自発的に対策を施してもらいたいなと思います。


プライベート

1.仕事

社会人4年目に入り、後輩に指導する機会が増えました。後輩のためにも初めからなるべく仕事を任せて実務を経験させているのですが、いざアドバイスを求められたときに「必要以上にアドバイスしすぎたかな」と思うことがありました。もちろん人それぞれによって適切な指導方法は変わりますが、自発的に行動してもらうためにも、過度な介入はしないように気をつけていこうと思います。
また、自分の業務については優先順位をつけながらだいぶマルチにこなせるようになってきたが、それでも多忙な時期にはキャパオーバーすることもあるので、業務のマネジメント力を鍛えながらこなしていきたいと思います。

また、最近同じ建物にいる管理職の仕事を見ていると、私以上にキャパオーバーしている方が多く、このままの状態が続きそうだと「自分は管理職になりたいのか?なりたくないのか?」といった選択が出てきます。管理職になれば裁量権を持つことでやりがいのある仕事ができ、給与も上がります。しかし、業務量過多になると本来管理職の果たすべきマネジメントがおろそかになり、ただ管理職としての責任は問われるので、給与と業務量のバランスが不釣り合いになる恐れがあります。管理職になりたくない人が増えていると言いますが、管理職になるような年代になるまでに会社勤めの人全員が快適にやりがいのある仕事ができるような環境になれるように少しでも貢献出来たらなと思います。

2.結婚観

昨年から今年にかけて、私の学生時代の同級生を中心に結婚報告が相次ぎました。まずは、結婚おめでとうございます!

と同時に、もう自分もそういった年齢になったのだなと改めて実感しました。今年は結婚を考えている相手がいるいないは別にして、「結婚」についていま自分はどう思っているのかふと考えていたことが何度かありました。

結論から言うと、「おそらく結婚しない可能性が高い。するとしても40代・50代になるのでは」となりました。
幸いなことに、最近は結婚に対して多様な考えが広がり、適齢期と言われる20代に結婚しなければならないという責務感が無くなってきたのは、一人ひとりの幸福感が多様になってきた現代に沿っており、結婚しづらい状況にある人たちにとって窮屈感から解放されつつあります。その中で、「結婚しない」という選択肢は決して間違っていない・周囲から責められるようなことではないというのを感じました。

また、日本においては共働き世帯が増えたものの、賃金が上がりにくい中で、家族を十分に養えるか、そうした経済的な事情もあり、結婚を選ぶには相当の時間がかかることを考えざるを得ません。

まずは自分自身を養うことが優先です。精神的余裕が持てるまではまだ考えないようにします。

3.投資と家計

今年は家計を安定させるために、つみたてNISAを中心とした投資を始めました。家計を安定させる理由として、来年6月から会社の福利厚生の1つである家賃補助が制度により期限切れとなり、家計負担が大幅に増えることへの備えがあります。コロナで賞与が削減されている中での家計負担増という状況なので、そうした状況を勘案して貯蓄を増やすために投資を始めました。今年は株式市場が世界的には堅調に推移したため、元金より増加はしましたが、定期メンテナンスをしないと元本割れという事態を起こしかねないので、今後も経済情勢を考慮したポートフォリオの構築に努めていきます。
(現時点の投資状況については昨日アップした下記記事を参照ください)

賃金が上がりにくい状況において、「(副業などで)収入を増やす」「支出を抑える」「貯蓄を投資で運用する」といったFIRE(経済的自立と早期退職)の基本的方法を模倣することが、家計を救う方法なのかもしれません。


まとめ

2022年も2021年同様、世の中が大きく変動していくことが予想されます。そうした中で有意義な人生を過ごすために自分はどうすればよいのか、節目節目に考えていくことが大切だと思います。

それでは来年もよろしくお願いいたします!


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