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【Playlists】1960s Early Funk / P-Funk
1964年、James Brownは『Out Of Sight』をリリース。ファンク界のゴッドファーザーである彼が、初めて発表したファンクナンバーだ。
Funkは、SoulやJazzの深くダイナミックな要素と、リズムを強調したダンサブルな要素を併せ持っている。
ベース、パーカッション、ホーン、シンセなどのアクセントに原始的なエネルギーが重なり、"グルーヴ"と呼ばれる脈打つノリを生み出す。
歌
【Playlists】1980,90s Madchester
1980年代後半、イギリスはレイヴが大流行
クラブとドラッグ、若者が集まったその様はアメリカ・サイケデリックロックを代表とするサマー・オブ・ラブと酷似していることから、通称"セカンド・サマー・オブ・ラブ"と呼ばれた。
そんなレイヴミュージックとロックバンドが融合し
1989年、イングランド・マンチェスター
"Madchester"が誕生した!
伝説のレーベル、ファクトリーレコード
そのナイト
【Playlist】New Jack Swing
1980年代後半のニューヨークで、これまでのSoulやFunkにHip Hopの要素を加えた、新しいダンスミュージックが誕生した。
強くてファンキーなそのビートは、ギャングスタ的なメッセージではなく、愛やロマンスに溢れる歌詞をハーモニックに載せていくボーカルのためにあった。
"ラップミュージックのジャケットをまとったPhilly Soul(フィリーソウル)"とも言えるその音楽は、のちに"New
【Playlists】1990's Emo Rock
1990年代半ば、元々パンクロック派生のポップパンクとハードコア(ポストハードコア)は自然に融合し、聞きやすさとハードな感情表現の共存を可能にした。
エモロックと呼ばれ始めたそのバンド達は、1980年代ワシントンD.C.ハードコアシーンからの影響を強く受けているため、パンクの精神が基礎にある。
脈々と受け継がれたDIY精神が音楽の探求心と重なり勃興したムーヴメントと言えるだろう。
曲中に漂う
【Playlists】Delta Blues & Blues Rock
ポピュラー音楽がほとんど存在しなかった時代に、ブルースは都市部から離れた田舎で発展した。
Country Bluesと呼ばれるその音楽は、恵まれない環境で信仰を失った黒人歌手によって歌われた。
カントリーミュージックからの進化ではなく、ゴスペルのカウンターカルチャーとして誕生したことから、『悪魔の歌』とも呼ばれていたことで知られている。
この頃のブルースは自発的かつ即興的で、歌手はさまざまな
Canada : Alvvays
Alvvays(オールウェイズ)
赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島出身、現在はトロントで活動を続けるカナダ産インディーポップバンドだ。
彼らはAmerican FootballやThe Get Up Kids, Of Montrealなどを扱う、Polyvinyl Records(ポリヴァイナルレコーズ)に所属している。
『Archie, Marry Me』
浮遊感のあるサウンドに、
【Playlist】1990's WEST COAST HIPHOP
1980年代後半、アメリカ・ロサンゼルスでN.W.AというHIPHOPグループが結成された。
彼らはWEST COAST HIPHOP(GANGSTA RAP)を世に送り出した。
現代よりも差別や貧困問題が激しい時代、それらの不満をラップという表現方法で世の中に示した。
メッセージ性のあるリリックはたちまち多くのリスナーに広がり、US音楽シーンの一大ムーヴメントとなる。
1991年にN.W.A
US : Beastie Boys
HIPHOP界の歴史を塗り替えた白人HIPHOPグループであり、ミクスチャーロックの生みの親とも言われている。
彼らが後世の音楽界に残した影響は大きいだろう。
もともとはハードコアグループとして活動していた彼らは1981年にニューヨークにて結成され、結成当初もハードコアバンドとして活動していた。
その後1984年に1st ALBUM "Licensed to Ill"をリリース
このアルバムは
UK : Jungle
ロンドン出身のプロデューサー Josh LoydとTom McFarlandによるエレクトロソウル/ファンクユニット Jungle(ジャングル)
広大な敷地が似合う、広がりのあるサウンドが鼓膜のみならず全身を包み込んでくる。
ファルセットを中心とした"男女混合ハイトーンユニゾン"とシンセサイザーはもはや神秘的で、彼ら特有のサウンドとも言えるだろう。
2021年8月には、3rdアルバム『Lov
US : Judee Sill
俺には自分の精神状態によりけりで、音楽がまったく良く聞けない時がある。皆にもあるだろう。それは2.3日ほど続き、とある曲をきっかけに心が晴れる。音楽の波に攫われる瞬間だ。
例えば、去年の梅雨だった。
分厚い雲とどうしようもない雨の中、俺はブートレッグの聖地 西新宿に居た。
騒がしい雑居ビルの並びからいくつかブート屋が視界に入る。
『STRANGE LOVE RECORDS』
Velvet Un
US : Nina Simone
Nina Simone(ニーナ・シモン)
幼少期から英才教育を受けていたクラシック仕込みのピアノや、女性でありながらバリトンの深みを持った歌声が特徴的なジャズシンガーだ。
バックボーンはクラシックだが、ジャズだけでなく、ブルースやフォーク、ポップスをうまく融合した。
2015年に公開されたドキュメンタリー映画『What Happened Miss Simone?』(邦題:ニーナ・シモン 魂の
Iceland : Amiina
Amiina(アミナ)
アイスランド、レイキャビクを中心に活動中の4人組アーティスト。
この動画を見てもらえば分かるが、彼女達には
シンガーもギタリストもベーシストもドラマーもいない。
特定の担当楽器はなく、曲だけがある。
彼女たちはまるで、曲に操られるかの如く、場を移動し音を奏でる。
Sigur Rosの静と動から、静 だけを抜き取った。
アナログシンセの様な物やケルトハープ、メタロフォン