マガジンのカバー画像

起業という名の冒険

13
脱サラを、出産の翌年にするという冒険をぼちぼち綴った記事の集合体
運営しているクリエイター

記事一覧

脱サラが怖かった自分へのお手紙

脱サラが怖かった自分へのお手紙

外資系金融機関での勤務、世界#1ランクのMBA校への留学、アマゾンでの勤務、という「煌びやか」な社会人経歴からなかなか出られなかった過去の自分へのお手紙。

脱サラから1年

そもそも「脱サラ」という言葉が古い気はするが、いわゆる脱サラをしてから1年が経った(正確にいうと昨年末だが、それはさておき)。
お金も、時間も、キャリアもリスクを取った1年だった。オマケに、その間に子供も一人産んどいた(人生

もっとみる
私の<仕事術>:コミュニケーション(聴き方)

私の<仕事術>:コミュニケーション(聴き方)

よく、コミュニケーションにおいて「伝え方」が注力されがちだが、聴き方も同じくらい大事だと思っている。そう、「聞く」ではなく「聴く」だ。

①質問するスキル

もちろん効率的に仕事をするには、良い質問を適切な人にすることが大事であるのは言うまでも無い。これに関して私は就職活動中、金融機関、アマゾンで学ぶことがそれぞれあった:

就職活動中:「〇〇に関して質問です。<<質問内容>>」。相手にトピックを

もっとみる
意外かもしれない2児の起業家ママの一日

意外かもしれない2児の起業家ママの一日

どことなく新生児のお世話をしているママは家でのんびりしていると思われがちなのでは、と思い、赤裸々に私の日常を公開してみることにした。

初めて携帯を見るのは朝の10時

こちらでも少し触れたが、私の平日の朝は「お祭り騒ぎ」だと思っている:
7:00 起床。生後2ヶ月の息子に授乳する
7:15 洗濯物を回す。節水と運動・スクワットを兼ねて、小さなバケツで10往復してお風呂のお水を洗濯機に入れている。

もっとみる
私の<仕事術>:優先順位の決め方

私の<仕事術>:優先順位の決め方

アマゾンで、びっくりするほど仕事の優先順位の決め方が上手な上司がいた。彼から学んだことを実践していると、いわゆる「ワークライフバランス」は向上し、仕事効率も上がったので少し紹介する。

Think Big

アマゾン社員の行動指針になっている『Leadership Principles』というのが当時14個あった。そのうちの一つが「Think Big」である。私の上司にこれが非常に上手な人が一人い

もっとみる
上司の褒め言葉で、却って辞める決心がついた話

上司の褒め言葉で、却って辞める決心がついた話

初めての脱サラ(アマゾンを辞めて)からちょうど1年ほど経過した。次の1年を計画するにあたり、ちょっと思い出したおかしな話。

MBA留学のためにセールストレーダーを辞めた

2016年、外資系金融機関のトレーディングフロアで日々12時間以上デスクに張り付いている生活をしていた。為替、新興国債権、FX業者への為替の卸を同時にこなす1人3役としてバリバリやっていた。

計算が得意ではないのを自覚してい

もっとみる
起業とお金と精神と

起業とお金と精神と

起業してもうすぐ2年。脱サラして1年。学び多い、濃い日々について少し振り返ってみた。

起業のタイプ

起業とは「業を起こす」ことなので、雇われの身としてではなく、自分でビジネスを始めたら何でも当てはまる。そして、ビジネスの規模や始めるタイミングは人それぞれ。

身の回りの人にハンドメイドの商品を売って、うまくいったからオンラインで販売を開始するのも起業だし、事業計画を投資家にピッチしてゼロイチの

もっとみる
まだ珍しい(?!):女性2人による平等な共同経営を通して見える世界

まだ珍しい(?!):女性2人による平等な共同経営を通して見える世界

会社、その他の組織において「リーダーは1人」が一般的だと思う。社長が2人、ハンプティーダンプティーのように肩を並べて社長室に座っていたら、ちょっと奇妙だろう。でも、Ekolokalはまさに2人リーダーで率いている。ちゃんと考えはある。

2020年12月創業時

気候変動やウェルビーイングに対するソリューションとしてのソーシャル・プロジェクトであるEkolokalの起源は2020年9月頃。色々あっ

もっとみる
外銀、アマゾン、起業を経験してきた私のタイムマネジメント【気持ち編】

外銀、アマゾン、起業を経験してきた私のタイムマネジメント【気持ち編】

ここ2−3年、自分に合ったタスクマネジメントをしながら気付いたのは、有効なタスクマネジメントには、気の持ちようも非常に大事であること。
この記事は気持ちのことを書いているが、私が使っているタスクマネジメントのツールが気になる方は【ツール編】で解説しているので合わせて読んでほしい。

瞑想・レイキ・ジャーナリング

この記事でも触れているが、私は毎日レイキを取り入れた瞑想をし、月に1度は必ずジャーナ

もっとみる
外銀、アマゾン、起業を経験してきた私のタイムマネジメント【ツール編】

外銀、アマゾン、起業を経験してきた私のタイムマネジメント【ツール編】

時間やタスクの管理において、使うツールや考え方だけではなく、気持ちの面も同じくらいに大事だと思っている。今日はツールを主に説明して、別の記事で気持ちのあり方について話すとしよう。

ツールその①:7つの習慣のマトリックス

本屋のビジネス棚や平台で『7つの習慣』を見かけた方も多いと思いう。スティーブン R コヴィーと言うビジネス界では少し有名な方が書いた本だ。

私はこの本を読んだことがない。(ハ

もっとみる
そうさ、私は14歳から海賊さ。

そうさ、私は14歳から海賊さ。

自由気ままで、お茶目で、根に持たない性格。そして、何をしていても、どこにいても幸せ。14歳の私が惹かれたのは決してドクロや大ぶりアクセや無造作な長い髪ではない。海賊の生き方に惹かれたのだ。きっと。

ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウ

きっかけは、2003年に公開された映画『パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン』。当時私は14歳。(私の現在の年齢、バレますね)。
ジャック船長の装いといい、立

もっとみる
自己紹介【ロンドン出身、と言うことにした】

自己紹介【ロンドン出身、と言うことにした】

初めての方も、そうでないい方も、noteでは初めまして。
改めて自己紹介をします。
私は、徳島生まれ、ロンドン育ちの新藤徳子。ちょっと前まで自己紹介で「徳島出身です」と言っていたが、住んでいない徳島について細かいことが語れないので、この度改めようと思う。

「本当」の出身地それは、ロンドンです。
徳島で生まれ、すぐニューヨークに行ったものの、私の記憶にどちらも無く、幼少期をロンドンで過ごしたのが私

もっとみる
起業も、人生も、心のワクワクがきっかけ。

起業も、人生も、心のワクワクがきっかけ。

アマゾンを辞めて、自分の会社に専念し始めてからちょうど2ヶ月。(当時の心境はこちら)。大企業での仕事と違い、色々な不確定要素が多い中で、我ながらすごく楽しくやっている。そんな中、立ち止まって気付いたのは、人生でも、起業やビジネスでも、私は同じ意思決定の仕方をしている、と。

「ワクワクする!」に耳を傾ける4歳でヴァイオリンを習いたいと言った時も、フランスに留学すると決めた時も、ヴィーガンをやってみ

もっとみる
社会起業家になったので、アマゾンを辞めてみた。

社会起業家になったので、アマゾンを辞めてみた。

4年勤めたアマゾンを今月辞めた。
これで10年のサラリーマン生活に終止符を打った。いや、疑終止となるか?これに関しては神のみぞ知る。結局は、私がどう指揮棒を振るかによる。

もっとみる