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記事一覧
ポートフォリオのようなもの #10
一般大学のゼミがどんなふうなのか知らないが、ゼミと言ってもいつもの実技授業と何も変わらない。授業の先生がゼミの教授というだけ。
だから、ゼミを選ぶときはとても迷った。
先生が変わろうとも、自分の作るものに影響が出ないと思ったから。
でも、自分のいままで作ってきたものを知っている先生がいいなと思ったから、知っているであろう先生のゼミを、水面下で調査した人気順に並べて希望を出した。
ゼミの発表があ
ポートフォリオのようなもの #9
この課題が始まった時から、香水のブランドのアートディレクションをやろうと決めていた。
化粧品や香水のアートディレクションは、デザイナーを志したことのある人なら、1度はやってみたいモチーフなのではないだろうか。
「女性が自信をもって輝ける」そんな香水ブランドがいいなぁと思っていた。
街ですれ違ったときに、思わず振り返えさせてしまうような。
残り香で「さっきまであの女性が居たんだ」と気付かせられる
ポートフォリオのようなもの #8
2020年なので、もう大学を卒業してしまっていたが、面白そうなのでつくってみた。
他の人が取り組んだテーマをやると考え方や、価値観の差が見られて面白い。
1枚目。
こどものころ、現金ではなくてどんぐりや拾った貝殻、ビー玉なんかをお金の代わりにお財布に入れて遊んでいたなぁという思い出から制作した。
あのころは、道端に落ちているものに魅力や価値を見出せていたなぁ、子供は純粋でいいなぁと思った。
ポートフォリオのようなもの #7
ある日急に、「自分のフォントが欲しい…」と思い立って作ってみることにした。
たぶん大学3、4年生くらいのとき。
自分に強烈な個性というやつがあれば、それを表現するようなデザインにすればいいのだが、私には強烈な個性はないし、男性っぽくも女性っぽくもないし、大人しくて、物静かな感じだしどうしようかな…と思い、そのイメージをそのまま投影することにした。
カタチのインスピレーションは、私の名前の元とな
ポートフォリオのようなもの #6
前回はこちら。
SPEEDFLATという、他大学との共同プロジェクトに参加したときの作品。
プロジェクトの第1回に参加できたのは、とても貴重だった。
おそらく現在もやっているはず…
画像をドット絵に変換できるアプリを使用し、またそのドット絵に手を加えるという方法で制作している。当時、日本の伝統行事やお祭りの写真を撮っていたので、その写真をビジュアルにしている。
コロナ前は、お祭りの写真を撮
ポートフォリオのようなもの #5
前回はこちら。
結果だけ先に記しておくと、落選だったのだが、HDの中身を漁っていたら出てきたので記録のために残しておく。
1枚目のポスターは『FLASH』。
前回の記事を見ていただいた方なら、見覚えがあるのではないかと思う。
光の研究をしていた時に撮った写真を、使用している。
テーマがLINEだったので、光の線が繋がって見えるように、有孔ボードに貼り付けてレイアウトを考えた。
ノリで作っ
ポートフォリオのようなもの #4
前回はこちら。
当時、写真を撮るのが好きだったので、写真で何か作れないかなと思っていた。
風景や人物写真はよく撮っていたが、それ以外の写真はほとんど撮ったことがなかったので、新境地を探して色々試してみた。
夜、学校に残ってた人に声をかけて、花火をぶん回してもらったり、
(火器使用の申請を出していなかったので、助手さんにすごい怒られた)
光っぽい感じに見えるように、コピー機の機能で遊んでみた
ポートフォリオのようなもの #2
前回はこちら。
初回授業で課題発表があった翌日。
朝食をモグモグ食べながら「どんなブランドにしようかなぁ」と考えていた。
何気なく納豆のパックを手に取り、たれをかけ、ぐるぐる混ぜていたとき。
そういえば、「納豆って1パック30円くらいですごく安いのに、作るのはすごく難しいんだよなぁ」と思って、デパートの地下食品売り場で売れるような納豆専門店のブランドを考えることにした。
ブランド名を何にしよ
ポートフォリオのようなもの #01
前々回、少しだけグラフィックデザインについて触れて、もしかしたら自分が過去に作ったものに、何か共通点が見出せるかもと思ったので、大学時代に作ったものを振り返ってみたいと思う。ちょっと…いや、かなり恥ずかしいけど。
これは、映画『セッション』に感化されて作ったポスター。
楽器を弾く時の手のカタチと、手の動きを可視化している。
ちなみにこのポスター、JAGDA学生グランプリ2018で入選しました